警戒心と不安でいっぱいな野良猫さんたち

2016.02.19

警戒心と不安でいっぱいな野良猫さんたち

猫が好きな人は、道端で猫を見かけると大体は、猫に向かって声を掛け呼んでみますよね。 飼い猫にしても野良猫にしても、なかなか、そばには来てくれないものです。野良猫は特に。餌片手に呼んでみても、警戒して近寄っては来ません。ただでさえ、警戒心の強い猫、その上、厳しい世界で生きている野良猫ともなると、近づくのは困難です。さらに、何かしらの理由で、自宅で野良猫を育てようなんてなったら…ちょっと構えてしまいますね。

野良猫の育て方に悪戦苦闘!!でもその後には

我が家の愛猫、15年の長生き猫は、元野良猫でした。雨の降る寒い夜に、家の前からか細い鳴き声が聞こえたので、玄関の扉を開けたところ、それまで家の周りで見たこともない子猫が座っていたのが出会いでした。
開いた扉の隙間から、まるで自宅に帰ってきたかのように、自然に家の中に入ってきて15年ずっと家にいます。
そのまま、いると言っても、飼い始めは本当に大変でした。
まずは、泥だらけではなかったものの、汚れていたし、その日は寒かったので、まずはお風呂に入れ、身体の、のみを捕り、充分に暖かくするため毛布を用意して、一晩を過ごしました。
翌日に病院に連れていき検査をしてもらいました。
たしかお腹に虫がいて、生後3か月程だった子猫は、痩せてお腹だけが膨れていました。
今思うと、ウチの猫はどこかで、飼われていたり可愛がってもらったことがあったのだと思います。
だから、元々人に慣れていて、家にもすんなりと入ってきました。

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ただ、元野良猫なのかなと思う部分がたくさんありました。
家族の中でひとり、一番世話をした人間以外には、なかなか懐いてはくれませんでした。
私にも、牙は剥きませんでしたけど、自分からは絶対に近寄らず、何かあると引っかいたり噛みついたりされました。育て方が間違っているのかなとか、気持ちが通じず歯がゆい思いも感じたのですが、気長に、信頼関係を築いていこうと思い、たくさんの時間を一緒に過ごし、今の関係を築きました。
猫にとって、何がストレスなのか。一般的な猫のことではなく、ウチの猫のストレスや、何を不安に思っているのかを探りました。
結局、ウチの猫は元野良猫ですが、その前に捨てられた記憶が大きい様で、またいつか捨てられるのではないかという不安から、家を長く空けたり、新しい物、家具や家電が家にきて環境がかわると、ビクビクしたり、ストレスで身体の毛づくろいを過剰にして、ハゲを作っていました。
PCもTVも猫にとっては、自分から注目を奪うものなので天敵だったようです。
野良猫ではなくても、猫は寂しがりな部分があるといわれているのに、ウチの猫はさらに寂しがりの部分があり、ストレスになったようです。。

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また、私自身猫を飼うのは初めてだったため、家族の中でも、子供の頃に猫を飼ったことがある人が主に世話をしていたのに、事情で途中から私が世話を交代したことも不安を与えてしまったようですし、距離の取り方や、育て方がわからないまま接していたので、そのことも猫にストレスを与えていたようです。
今では、元野良猫ということも忘れてしまうくらい、家猫になっています。
最近では、以前は絶対にそばに行かなかった来客者にも愛想を振りまき、周囲も驚いています。
私の仕事が忙しく留守番をさせることが多かった状況から、今は比較的家にいられるようになり、多くの時間を一緒に過ごせ、愛猫もようやく安心して、家でのんびりと過ごしているようです。
家に来て15年随分時間がかかりましたが、話しかけると鳴いて答える姿や、気が付くと寄り添うようにくっついてくる姿は可愛いものです。
野良猫の育て方に戸惑っていたこともありましたが、なかなか打ち解けられなかった分、どうすればいいかと猫のことをより考えて向き合い得た今の関係は、より幸福な時間を過ごさせてくれているように思います。
事情により、野良猫を育てることになった場合、育て方は猫によって随分異なるとは思いますが、それぞれにしかない素敵な信頼関係が築けるといいですね。

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ネルノスケ

ネルノスケ

愛猫との生活も15年目。毎日、ツンデレ猫に振り回されながら楽しく日々を過ごしています。

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