猫はおしっこやウンチを砂に埋めてかくす習性があることは良く知られています。これは猫が住んでいる場所の環境をキレイに保つという目的だけではなく、おしっこやウンチの臭いからネズミなどの獲物となる小動物に居場所をさとられないようにするための習性です。
飼い主にとってこの習性は室内飼いをするときにとても役に立つ習性になります。
トイレは場所を決めてやり、砂や新聞紙などを置いておくとその場所でするように習慣づきます。猫トイレには単に普通の砂を使う場合もありますが、市販の猫砂もあります。
猫の砂については色々なタイプのものがあります。
スーパーなどのペットコーナーには沢山の種類があり、また値段にも相当差があります。何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますが、猫砂のタイプと選ぶ基準について調べてみました。
トイレに流せるもの

猫砂にはそのままトイレに流せるタイプのものがあります。
このタイプの場合は紙などに包んでゴミとして捨てる必要がなく、スコップなどでそのままトイレに流してしまえるので、手間がかからずとても便利です。ただし単価は高くなってしまいます。
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トイレに流せないもの
自治体にもよって処理の仕方は変わりますので、必ず確認の上、処理はしましょう。
一般的に、トイレに流せないタイプのものは紙やビニール袋に包んで燃えるゴミとして廃棄します。猫がおしっこをするたびに紙やビニール袋でくるまなくてはならないので、とても手間がかかりますが流せるものに比べて安価となっています。
粒の大きいもの
猫砂には粒が大きいものには水に流せるタイプのものと流せないものがあります。これらは大きな粒で固まりますが、水に流す時にほぐれて配管を詰まらせないように作ってあります。
粒の小さいもの
粒の小さいものは水に流れないものが多く、そのかわりに小さい粒で硬くかたまって匂いを広がらないようにします。また袋に入れたり、紙で包みやすくなっています。
匂いのついているもの

猫砂には匂いのついているものがあります。フローラルソープやリラックスグリーンのような人口的な人間にとっていい香りがするものや、お茶、ポプラなど自然の香りのものがあります。これは猫のおしっこやウンチの匂いが広がらないように、香りでデオドラント効果を出しています。また猫砂がしっかり固まることで、おしっこやウンチの匂いを固めてしまいます。
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匂いのついていないもの
匂いのついている砂を嫌がる猫の場合は、匂いのついていないもので対処しましょう。匂いがついていないほうが安心しておしっこやウンチができるという猫もいます。
単価が安いものと高いもの
値段についてですが、やはり有名メーカーのものは少々値段が高くなってしまいます。
ノンブランドのものだと比較的安価ですが、毎日使う猫砂ですので少しでも価格は安いほうが飼い主としてはありがたいところ。
結局、選ぶ基準は何?
猫砂のタイプを色々とあげてきましたが、結局のところどんなものを選べばいいのでしょうか?各種メリットとデメリットがあるので、最終的には好みになるかと思いますが、重要なことは、猫が一番気に入った猫砂を選んであげることです。
猫が粗相をしてしまう原因の一つとして猫砂を気に入らない、ということが挙げられます。もう一つ重要なのはおしっこやウンチをしたらすぐにトイレをキレイにしてあげることです。トイレが汚れていると、おしっこを我慢してしまったり粗相をしてしまったりします。猫トイレをいつも清潔にたもってあげることが一番重要になります。

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