犬と暮らす心構えとは?

2016.05.27

犬と暮らす心構えとは?

犬を飼うということは、その子の生涯に責任を持って育てるということです。犬の寿命は、犬種にもよりますが長くて15年以上生きることも少なくありません。その間、フードやペットシートはもちろん、動物病院での予防や治療費もあり出費は絶えません。決して、カワイイという理由だけで飼ってはいけないのです。

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空前のペットブーム

空前のペットブーム

 近年、ペットブームに更に拍車がかかっています。今までは、「犬はペット」という考えが多かったのですが、最近では「犬は家族」という考えに変わってきました。そのこともあり、徐々にではありますが、ペットの忌引休暇を取れる企業も増えてきており、犬は家族という考えが浸透してきていると感じる人も多いのではないでしょうか。
 また、犬と一緒に入れる施設や犬と長時間のドライブが出来るように、SAにドッグランが設置されている場所もあり、犬と一緒に気兼ねなく外出出来るということから需要も高まっています。


犬を飼うというは

犬を飼うというは

 犬を飼うということは、その子の生涯に責任を持って育てるということです。大型犬は、平均寿命が7年程と短めですが、小型犬では15年以上生きていることも少なくありません。
 また、犬は本来群れで行動している生き物なので、留守番などひとりぼっちになってしまう時間が苦手です。そのため、長時間の留守番には向いていません。もちろん、泊まりで家に帰ってこれないということは問題外です。万が一、長時間の留守番を繰り返すと、ストレスが溜まってしまいココロの病気になってしまう場合もある程です。
 つまり、犬を飼う=長時間の外出はできないということでもあります。犬を飼おうとするなら、その点も考えなくてはなりません。


出費も考えよう

出費も考えよう

 犬を飼うということは、出費も増します。毎月のドッグフード代やペットシートの料金はもちろん、動物病院での予防や治療費は安くはありません。最近では、治療に関してはペット保険がありますが、それでも自己負担額は多く痛手の出費となってしまいます。
 ただ、犬を飼うということは、先ほどもご説明した通りその子の生涯に責任をもって育てるということです。特に、シニア期に入ると動物病院での入院費・治療費・薬代と出費が増えます。犬の治療費等は人間と違うため、数十万円掛かることも少なくありません。飼い主さんには辛い出費かもしれませんが、大切な愛犬の命を守るためです。犬を飼おうとしているなら、その点の心構えも必要となります。もし、急な出費が心配な飼い主さんは、ペット保険に加入すると負担が少しは軽減されるので安心かもしれませんね。


本当に好きなら、飼わない勇気も必要

本当に好きなら、飼わない勇気も必要

 犬種にもよりますが、15年以上も生きている犬もいます。そのため、犬を買う前によく考えて下さい。15年後(犬種に応じて変えて下さい)、飼い主さんは何歳になっていますか?実は、この部分はとても大切なことでもあります。もしかすると、犬より飼い主さんが先に亡くなってしまうかもしれません。そうなると、自然と犬はひとりぼっちで残されてしまいます。犬を飼うときは、必ず先のことも考えてから飼うようにしましょう。本当に犬が好きなら、飼わない勇気も必要です。


犬を飼う上での注意点

住居はペット飼育可能なのか

マンションの場合は、何頭まで飼育出来るのか

家族に犬アレルギーはないか

出産予定の有無(産まれた子供が犬アレルギーの場合もあります)

小さな子供がいる家庭

先住犬がいる場合は、相性

 もし、犬を飼おうと考えているならば、上記の注意点も留意する必要があります。つまり、カワイイという気持ちだけでは犬は飼えないのです。犬を飼おうと考えているならば、しっかりと心構えをして飼うようにしましょう。

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malulani-o610

小さい頃から犬に囲まれて育っている大の犬好きです。犬のことをもっと知りたくて、ペット看護師・ペットセラピストの資格を取得し、次は愛玩動物飼養管理士の資格取得を目指しています。ちなみに、今はチワワを飼っています♪

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