「コミュニケーショントレーニング」その②~ボディコントロール~

2014.07.25

「コミュニケーショントレーニング」その②~ボディコントロール~

撫でていたら逃げられた。そんな経験ありませんか?実はペットオーナー様が触ると嫌がるワンちゃんが多いのです。頭の先から爪の先まで、どこを触っても嫌がらないようにすることは、しつけだけじゃなくワンちゃんの健康にもいいことずくめ!どこを触っても平気なワンちゃんに育てましょう!

触ることはしつけでありコミュニケーション

ペットオーナー様が触ると嫌がるワンちゃんが多いことを知っていましたか?このトレーニングは、「ワンちゃんの体のどこを触っても平気になる」トレーニングです。
ペットオーナー様がワンちゃんの体を触れない、嫌がるということは、ペットオーナー様を信用してないということになります。
ワンちゃんは、遊ぶときに咬んだり、じゃれたり、追いかけっこをしたりします。その中で狩りの練習や遊び方、ルール、力の加減、上位と下位などを学びます。また誰が自分を守ってくれるのかなどの確認もしています。
ワンちゃん同士の遊び方を活用してボディコントロールをすることによって、ワンちゃんに信頼感や安心感を示すことができます。ワンちゃんの体を触り慣れるようにしていきましょう。

ワンちゃんととる11のコミュニケーション

① ワンちゃんを抱きしめよう

ワンちゃんを左向きにして抱きかかえます。ワンちゃんの耳を自分の胸にあて、心臓の音が聞こえるようにしっかりと左手で押さえます。右手はしっかり体を抱きしめてあげてください。全身の力が抜け、身をゆだねてくればトレーニングは成功です。

ボディコントロール01

この抱きしめる行動は、抱きしめることによってペットオーナー様がワンちゃんを守っていると伝えることになり信頼関係が作りやすくなります。そのほか、落ち着かせる効果もあります。左向きができたら、右向きもできるようにしましょう。

※暴れても逃がさないでしっかりと抱きしめてあげましょう。
逃げてしまうと信頼関係が築けません。根気よくがんばりましょう。

② 頭に手を置いてみよう!

頭に手をのせておとなしくしていればOK。おとなしくできていたら毛並みに沿って撫でながら褒めてあげましょう。

ボディコントロール02

頭は脳がある大切な場所。触るとドキドキしてしまうので、褒めるときは首から背中にかけて撫でてあげましょう。あごや胸あたりも喜びます。

③ 背中に手を置いてみよう!

背中に手をのせて大人しくしていればOK。もともとワンちゃん社会では上位のワンちゃんが相手の背中へ足をのせる行動をとりますので、それと同じ行為をしていることになります。できたら、褒めてあげましょう。

④ 首から体までつまんでみよう!

首からつまんでみましょう。首はワンちゃんにとっての急所であり、母性本能を示す場所でもあります。首はお母さんが子供たちを安全な所へ運ぶときにくわえるところでもありますので、おとなしくしていたらOKです。できたら褒めてあげましょう。首ができたら体全身をつまんでみましょう。同じようにできたら褒めてあげましょう。
体をつまみながらしこりなどをチェックできるので、できるだけ全身をつまめるようにしましょう。

⑤ しっぽをつかんでみよう!

しっぽの付け根から先まで軽くつかんでみましょう。また、軽く引っ張ってもみましょう。できたら褒めてあげましょう。しっぽも嫌がるワンちゃんが多いので、しっかり慣れるようにしましょう。

⑥ 耳・顔・歯を触ってみよう!

耳を触ってみましょう。耳たぶから触り、耳の穴にも軽く指を入れ慣れさせます。慣れることによって耳掃除が楽になります。
次に顔を触りましょう。目の周りやマズルなどを触ります。マズルの部分も急所になりますので、咬まれたりしないように気をつけます。つかむのではなく、触って慣れさせましょう。マズルを触り慣れたら、手をU字の状態であごの下からマズル持って、上下左右にゆっくりと動かしてみましょう。できたら褒めてあげましょう。
次に上唇を上げ、歯を触ってみましょう。これは、歯磨きの練習にもなります。

ボディコントロール03

⑦ 足を触ってみよう!

前足の付け根から足の先に向かってもむように触ります。これは、ワンちゃんが下位のワンちゃんに対して咬んで行う行為と同じ意味があります。次に肉球を触ります。肉球も急所となりますのでしっかり触り慣れましょう。

次に肉球の間にも指を入れます。また爪も触ってあげましょう。できたら、褒めてあげましょう。これと同じことを後ろ足でも行います。

⑧ 腰をつかんでみよう!

ワンちゃんの背後から腰を両手で軽くつかみます。腰をつかんだときに嫌がらなければOK。できたら褒めてあげましょう。腰をつかんだ行為をマウンティングポーズといい、上位のワンちゃんが下位のワンちゃんの上に乗る行為を表します。

⑨ 体を持ち上げてみよう!

ワンちゃんを両手で水平になるように持ち上げます。ワンちゃんが力を抜いてリラックスできるまで下ろさないようにします。できたら、褒めてあげましょう。

ボディコントロール04

⑩ 横に寝かせてみよう!

ペットオーナー様がワンちゃんの背中側になるように、ワンちゃんを横向きに寝かせます。ワンちゃんが逃げないように首と肩と後ろ足のもも辺りを押さえます。暴れてもあきらめるまで押さえます。身を任せ、力が抜けてきたら褒めてあげましょう。

ボディコントロール05

外側を向いていても後ろにペットオーナー様がいるから大丈夫だよと伝え、安心感を作ります。

⑪ 仰向けに寝かせてみよう!(リラックスポジション)

足を伸ばして座ります。伸ばした足の間にワンちゃんを仰向けにして寝かせます。力を抜いて体を預けてくれるまで、しっかり押さえます。暴れても、騒いでも放さないように。ワンちゃんの力が抜けてきたら、押さえていた力を緩めます。体勢を変えようとしたらまた、しっかり押さえます。リラックスできるまで続け、最終的にワンちゃんが寝るまでできれば成功です。

ボディコントロール06

寝ることができれば、ペットオーナー様に対して命を預けたことと同じ意味をもち、信頼や信用、安心の線を結ぶことができます。まず家で練習をして、できるようになったら、外などで練習しましょう。外でもできるようになったら成功です。

リラックスができるようになったら、足を触ったときと同じように前足後ろ足の肉球を触ります。肉球は急所となりますのでしっかり触り慣れましょう。次に肉球の間にも指を入れます。また爪も触ってあげましょう。できたら、褒めてあげましょう。

以上がコミュニケーショントレーニング(ボディコントロール)になります。
しつけだけでなく健康チェックにも役立つトレーニングなので、積極的に行ってみましょう。

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