インターナショナルドッグショーって何するところ?
「ドッグショー」という言葉を聞いたことがありますか?ドッグショーとは、犬の姿形を審査するいわゆる「品評会」のことで、各犬種の理想の姿形に最も近い犬を評価する目的で行われるものです。
各犬種ごとに、理想の姿形を定めたものを「スタンダード(犬種標準)」といい、ドッグショーではこの「スタンダード」が審査の基準となります。スタンダードは、その犬種の姿形・能力・性質などを保存するために定めたものであり、繁殖する上で優良な犬を保存する重要な資料なのです。
また、ドッグショーは、スタンダードに近い犬を評価するだけでなく、その犬のブリーダーに対しても、その繁殖の正しさを評価・賞賛する役割があるのも特徴です。犬を購入する際に、父は○○チャンピオンなどと書かれているのを目にすることがあるかと思いますが、それはこのことです。現在、日本をはじめ世界各国でドッグショーが盛んに行われています。ちなみに、とりわけイギリスのクラフト展・アメリカのウェストミンスター展は大変有名なドッグショーです。
FCIジャパンインターナショナルドッグショーを楽しもう!
日本で行われているインターナショナルドッグショーに、FCIジャパンインターナショナルドッグショーというものがあります。こちらは、年に1回行われるドッグショーで、JKC(ジャパンケンネルクラブ)が行なっているものなので、1度は耳にしたことがある人もいるかもしれません。ドッグショーと聞くと、ショーに出ない人は会場にも行けないと思いがちですが、そんなことはありません。
FCIインターナショナルドッグショーでは、ドッグショーの他にもアジリティやペット関連の各企業が出店したブースなのが沢山あるため、ショーに参加しない方でも楽しむことができます。ちなみに、2016年度は、1日目は23,000名、2日目は32,000名の来場者があったほどの大盛況でした。
ドッグショーではマナーを守ろう!
FCIインターナショナルドッグショーでは、当然ながら私たち人間の他に様々な犬種の犬が参加をします。そのため、訪れる際にはマナーをしっかりと守りましょう。
- 犬をお連れの場合は、専用入り口から入場しましょう。
- 会場外の通路・施設などに犬を連れて入ることはできません。(館内の場所によってもマナーが変わるため、事前の確認が必要)
- 発情中のメス犬、・かみ癖のある犬・皮膚病など健康上の危惧のある犬は来場不可です。
- 生後91日以上の犬を連れて行く場合は、犬鑑札及び狂犬病予防注射済票の持参が必要です。
- 会場内では他の犬との接触に注意しましょう。万が一、他の来場者あるいはの他犬との間にトラブルが発生した場合、当事者間で対応となります。
- 犬のトイレが会場内に設置されているので、設置箇所で排泄をしましょう。オス犬は「マナーベルト」着用し、不用意にマーキングをさせないようにしましょう。
この他にもマナーがあるので来場する前には必ず確認してから来場するようにしましょう。
「FCIジャパンインターナショナルドッグショー2017」へ行こう!
今年も、日本最大のドッグショー「FCIジャパンインターナショナルドッグショー2017」が開催されます!
◼︎日程
2017年4月1日(土)・2日(日)
(両日ともチャンピオンシップとパピーマッチショーを開催)
◼︎場所
東京ビッグサイト 東5・6ホール
◼︎入場料
・当日 1,500円
・会員 1,000円
・前売り 800円
(小学生以下無料)
大事な愛犬を連れて、春のお出掛けも兼ねて行ってみるのも良いかもしれませんね。
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