食べさせて良いものと食べさせて悪いものを知ってワンちゃんを守ろう!

2015.05.07

食べさせて良いものと食べさせて悪いものを知ってワンちゃんを守ろう!

家族同様のワンちゃん。家族が食事をしていると「ちょうだい!」という感じで食べ物を求めてくるのは、よくある光景。 そんな時はついついあげたくなってしまうのが正直な気持ちですよね。でも、ちょっと待って!ワンちゃんにとっては危険な状態を引き起こす、食べさせて悪いものもあるのです。正しい知識を身につけてワンちゃんを守りましょう。 逆にワンちゃんにとって食べさせて良い、栄養の高いものについても知識を高めて、ずっと一緒にいられるようにしたいものです。

危険度の高い、食べさせて悪い食べ物とは?

  • ネギ、玉ねぎ、ニラ
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毒性の強い成分が含有されています。たとえ少しの量であっても、ワンちゃんにとっては有害です。その成分は、赤血球を壊してしまうため、貧血を引き起こしてしまうのです。最悪死に至ることもあるので気をつけたい食べ物です。

  • チョコレート、ココアなど
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人間がチョコレートを食べても何ら問題はありません。でも「ワンちゃんには食べさせてはいけない!」というのは有名な話。
でもどうしてチョコレートが食べさせて悪いものなのでしょう?実はチョコレートの中に含有されている成分「デオブロミン」が原因。デオブロミンは中毒を引き起こす成分なのです。これはワンちゃんにとっては危険です。このデオブロミンという成分はチョコレートの原料であるカカオ豆に入っています。
そんな成分、人間にとっても危険なのでは?と考えてしまいますが、人間はこれを分解できる働きをできるので安心して食べることができるのです。ワンちゃんには、このデオブロミンを分解する働きが体内に備わっていませんから、食べさせないようにしましょう。
特にちょっと苦めのビターチョコレート。これは、カカオの含有がミルクチョコレートよりも高くなっています。ワンちゃんが食べてしまうと嘔吐だけでなく、最悪死にもいたることもあるので十分気をつけましょう。

  • レーズンやぶどう類

ワンちゃんが食べることで重大な症状を引き起こす場合もあれば、症状が全く出ないケースもあるということです。ただ、もし重症的な症状が出た場合は腎不全を起こし、それが引き金となって死に至ることもあります。

  • アボガド

美容に良いと女性達に注目されている果物。でも、ワンちゃんにとっては危険。美容どころではなく、有害成分が働き嘔吐や下痢の原因になってしまうので気をつけましょう。

  • イカ、エビ、タコ、甲殻類

ワンちゃんにとっては消化が悪い食べ物です。食べ過ぎることで、下痢や嘔吐等の胃腸障害を引き起こします。

ワンちゃん喜ぶ!健康へと導く食べさせて良い食べ物とは?

  • キャベツ

人間でもキャベツは胃腸にいい食べ物として知られています。実はワンちゃんの胃腸にも優しい食べ物となっています。含有成分であるビタミン類が腸を保護してくれる役目を果たしてくれます。生でもゆでてもOKですが、生の状態の方が吸収率が高めとなっています。

  • リンゴ

人間同様、腸内環境を整えることが健康増進効果をアップさせます。腸の善玉菌と悪玉菌のバランスをコントロールしてあげることがワンちゃんの健康に繋がります。リンゴの中に含まれるペクチンが腸の粘膜を保護してくれ、ワンちゃんの腸内環境を整えてくれるでしょう。

  • トマト

トマト含有成分であるリコピンがワンちゃんの目の細胞を活性化してくれます。いつまでも、生き生きとした目でいられるように期待できそうです。目の病気の予防効果もあります。

  • さつまいも

便秘のワンちゃんにお勧めです。人間同様、ワンちゃんにとっても便秘は辛く苦しいもの。また、ワンちゃんも腸の中の状態によっては硬めのウンチをすることもあります。硬いウンチは、排便時にツラいものなのです。そんな時に摂取するさつまいもは便意を促す腸のぜん動運動を促進してくれます。

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ワンちゃんの健康にはペットオーナー様が配慮しましょう

ワンちゃんはペットオーナー様から提供される食べ物を食べるしかありません。ですから、人間が気をつけてワンちゃんにとって食べさせて悪いものと良いものの知識を正しく知っておくことで、ワンちゃんが危険に冒されることを回避できます。

大切なワンちゃんのため、しっかりと勉強しておきたいものですね。

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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