みんなを笑顔にした盲目のセラピー犬スマイリー。突然の別れに世界中から悲しみの声が寄せられる

2018.06.29

みんなを笑顔にした盲目のセラピー犬スマイリー。突然の別れに世界中から悲しみの声が寄せられる

悪質なパピーミルで安楽死される予定だった盲目のゴールデンレトリバー、スマイリー。生まれつき両目が無く発育障害をも持つ彼は、幸い救助され、その後ペットとして第二の人生を歩み始めました。スマイリー本人も気づかなかったのは、彼には第三の人生が待ち構えていたこと。ある事をきっかけに、彼は盲目のセラピー犬として様々な場所を訪れ、多くの人を勇気付けていったのです。そんな彼が命を落とした時、世界中の人達から悲しみの声が届きました。

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パピーミルから救われた犬たち

営利を目的として愛玩動物を大量に繁殖させる悪質な繁殖業者、パピーミル。
カナダにあったその恐ろしいパピーミルに、動物看護師であるジョアンナさんがやってきたのは、2004年のことでした。

彼女達の目的は、そこに住む80匹以上の犬のうち約20匹の犬を安楽死させること。
当時を振り返り、ジョアンナさんはそのパピーミルの酷さを語っています。「私達はなかなか中へ入ることができませんでした。あまりにもヒドイ臭いで吐き気が止まらなかったんです。」

ジョアンナさんともう一人の動物看護師は、安楽死させる予定だった20匹も含め全部の犬を救助し、代わりに里親を探してあげようと決意したのでした。


引き取り手が見つからなかった一匹の犬

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その安楽死させる予定だった20匹の犬のリストの中に居たゴールデンレトリバーのスマイリー。彼は、生まれつき盲目で発育障害を持っていました。
それらの障害が原因なのか、他の犬達がどんどん里親に引き取られていく中、スマイリーだけが取り残されてしまったのです。

感動的な救助作戦に成功したジョアンナさんは、スマイリーと過ごしているうちに「この子はうちで暮らす運命なんだ」と感じるようになったと言います。

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最初は怖がりで新しい生活に馴染む事ができなかったスマイリーも、徐々に本来の愛らしさが出てくるように。

スマイリーは、ジョアンナさんの祖母が住む老人ホームへ一緒に出向くようにもなりました。
その時、老人ホームの人達に元気を与えるスマイリーの姿を見て感動したジョアンナさんはこう思います。「彼はきっと素敵なセラピー犬になるわ」


セラピー犬として活躍したスマイリー

それ以来、盲目のセラピー犬として10年以上もの間多くの人々に笑顔と感動を与えてきたスマイリー。

時には老人ホームへ、時には図書館や学校へ。

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スマイリーが会った人達の中にはカナダの大統領も!

スマイリーには直接会った事の無いファンも多く居ました。ジョアンナさんは、息子のシェパード君とスマイリーの写真をSNSに投稿していたのです。

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彼らの愛らしい日常生活は多くの人を感動させたと共に、パピーミルの実態、障害を持つ動物でも素晴らしい家族になれるんだという事実を多くの人に知らせたのでした。


スマイリーとの突然の別れ

ある夏の日、突如彼らに悲劇が起こります。スマイリーの肝臓と胃に腫瘍がある事が発覚。

そしてその後、短い闘病生活を終え、15歳だったスマイリーは天国へと旅立ったのでした。
ジョアンナさんが投稿していたスマイリーのSNSアカウントには、世界中からスマイリーの死を悲しむ声が寄せられたと言います。

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多くの人に感動を与えてくれた盲目のスマイリー。世界中から愛された彼の人生はこれからも沢山の人達に語り継がれていくことでしょう。

<参考サイト>
today.com



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yukoyosshi

yukoyosshi

昔から動物が大好きで、野生動物や自然が多いオーストラリアに留学。現在もオーストラリアにて生活を送っています。家では犬や猫やその他の動物も飼っていて、中でも12年も生きた柴犬のミミとはバディな関係でした。

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