犬の首輪をつけっぱなしにしていませんか?首輪の正しい使い方と選び方!

2019.08.27

犬の首輪をつけっぱなしにしていませんか?首輪の正しい使い方と選び方!

犬を飼っている皆さん、愛犬の首輪はどのように使っていますか?散歩に行く時だけつける方や、お部屋の中でもつけっぱなしの方など、様々だと思います。中でも、リードの着脱はするけれど、首輪はずっとつけっぱなし、という方は多いのではないでしょうか。 この記事では「犬の首輪はつけっぱなしにしてもいいのか」について解説し、「愛犬にあった首輪の選び方」や「首輪の取り換え時期」について詳しくご紹介していきます。

犬の首輪はつけっぱなしにしてもいい?

犬 首輪 つけっぱなし

犬に首輪をつけることは、愛犬の名前や住所を書いておくことで迷子札になったり、お散歩の時に飼い主の意思を伝えやすく、しつけに使いやすいなどのメリットがあります。

しかし、犬の首輪をつけっぱなしにすることは、実はあまりおすすめできません。

その理由を説明するため、犬の首輪をつけっぱなしにすると、犬にどのような影響があるかを解説していきたいと思います。

◆首輪をつけた部分が痛む

首輪を長時間つけっぱなしにしてしまうと、首の部分が毛切れや蒸れを引き起こし、多くの犬はストレスを感じます。蒸れて痒みが出てしまい、足の爪で引っ掻いてしまうこともあります。

犬が、首輪をつけている首のあたりを足で掻いている姿を目にしたことはありませんか?
自分で引っ掻いて傷になってしまうだけではなく、皮膚が弱い犬だと、首輪が擦れて血が出たり、痛みの原因になってしまいます。

また、サイズのあっていない首輪をつけっぱなしにしてしまうと、犬にとって大きな負担になります。
首輪選びの際は、犬の体型に合った重さや大きさの首輪を選ぶことが重要です。

●小型犬の場合

小型犬の場合、首が細く、弱いことが多いので、重たい首輪を常につけっぱなしにすると首の骨や筋を痛めてしまうことがあります。

ひどくなると、首の骨がずれて脊髄を圧迫する、環椎軸椎不安定症などの病気の原因にもなるので、注意が必要です。
(参考URL:https://www.camic.jp/owner/feature/03

●大型犬の場合

大型犬の場合は、サイズの小さい首輪をつけっぱなしにしてしまうと、気管を圧迫してしまったり、首輪の締め付けによる痛みが起こる原因になります。

また、首輪は引っ張ることで犬の行動を抑制するしつけに使われる場合があります。首輪を引っ張ることで犬の行動をコントロールできますが、同時に、犬の首には大きな負荷がかかります。

体重のある大型犬は、より影響を受けるので、首輪をつけっぱなしにし、頻繁に行うのは避けたほうがいいでしょう。

●子犬の場合

首輪に慣れていない子犬の場合、いきなり首輪をつけてしまうと、嫌がって首輪を噛んでしまったり、足を首輪に引っ掛けたりして怪我の原因になります。

そのうちに慣れるだろうと、嫌がっているのに首輪をつけっぱなしにするのはよくありません。暴れることで痛みを感じ、首輪をつけるのが嫌いになってしまうかもしれません。

最初は首に何かを巻くことに慣れさせるため、リボンなどの軽いものを緩めに巻いてあげるなど、徐々に慣れさせましょう。

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◆アレルギーを引き起こす

犬によっては首輪をつけっぱなしにすることでアレルギーを発症することがあります。

首輪をつけていて、皮膚がかぶれてしまったり、毛が抜けてしまうなどの症状があった場合は、首輪の素材がアレルギー反応を起こしている可能性があります。首輪を長時間つけっぱなしにすることでアレルギーの発症率があがることもあります。

アレルギーが疑われる場合は、一度病院に連れていき、医師に相談した上で、首輪を他の素材のものに替えるか、首輪をつけないという選択肢も考えたほうがいいでしょう。

◆首輪自体がにおうようになる

犬に直接つける首輪は、犬の体臭が染み込みやすく、においの原因になります。

普段気が付きにくいかもしれませんが、運動時以外にも、犬の首周りからは少量ずつにおいの強い汗が出ています。首輪をつけっぱなしにする時間が長いほど、首輪はにおいをより多く吸収します。

散歩から帰ってきて、室内でも首輪をつけっぱなしの場合、外してお手入れをすることが出来ないため、首輪に菌が繁殖し、においの原因になってしまいます。

シャンプーをして犬の体をきれいにしてあげても、菌の繁殖した首輪をつけることで、首輪自体のにおいが気になってしまったり、首輪に繁殖した菌が愛犬に移ってしまう場合もあります。

使われている素材にもよりますが、首輪は定期的に洗って汚れを取り除くことが大切です。
特に雨の中散歩をした日は注意が必要です。犬が、濡れたままの首輪をつけっぱなしの状態でいると、首輪にカビが生えてしまうことがあります。

首輪を購入した際の注意書きをよく読み、洗える素材のものは犬用の洗剤で洗ったり、革製品など、水に弱い素材が使われている場合は、ドライヤーや天日干しでしっかりと乾かし、熱による殺菌をするのがおすすめです。

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犬の首輪の選び方

犬の首輪には、様々な種類があります。使われている素材を見ても、合皮、ナイロン、本革、金属製のチェーンなど、多くの種類があります。

中でも、首輪のつけっぱなしに大きく関係するのが着脱方法の違いです。

◆ワンタッチ式

ワンタッチで着脱ができる為、愛犬がお散歩前に興奮して動き回ってしまう場合にもつけやすい作りになっています。お散歩から帰ってきたらすぐに外せるのも利点です。

また、サイズの調整がしやすいのも特徴で、一度愛犬にあったサイズに調節しておけば、次も同じサイズでつけられるので、きつくつけてしまったり、ゆるすぎて外れてしまうなどの失敗を防ぐことが出来ます。

ワンタッチ式の留め具にはプラスチックが使われていることが多いので、耐久性はやや低めですが、その分軽いので、小型犬におすすめです。

値段もお手頃なものが多く、デザイン性が重視されているため、かわいいデザインのものが多いです。

◆ピンバックル式

ベルト式とも呼ばれ、調節用の穴にピンを差し込み、人間の使うベルトのようにサイズを調節する首輪です。高級感があり、シックなものが多い印象です。

ワンタッチ式と比べると、着脱の際は少し時間がかかりますが、強度が強く、留め具には金属が使われていることが多いため、劣化しにくく、室内犬だけでなく、外飼いの犬や大型犬にもおすすめです。

◆室内用首輪

軽くて柔らかい素材が使われていることが多く、首への負担が少ない首輪です。主に室内にいる時、散歩時以外で使用されます。

お散歩の時のように、丈夫さが重視されていない分、デザイン性が重視されていて、種類も豊富なため、個性的でかわいい柄が多いのが特徴です。また、夏に使えるひんやりタイプや、抗菌消臭タイプなど、機能面もプラスされているものが人気です。

迷子札をつければ、何もつけていない状態と比べ、災害時や、急な脱走などに備えることができます。

より愛犬にあった形や素材を考え、手作りの首輪を作って室内用としてつけてあげるのもおすすめです。


犬の首輪の取り換え時期

犬の首輪の取り換え時期

きちんとお手入れをしていても、毎日使う首輪は消耗品といえます。

愛犬のお散歩は、雨でも風でも、湿気の多い夏でも、乾燥する冬でも、関係なく行うものです。気候の影響を受けるのは、犬や飼い主だけではなく、首輪も同じです。

犬の首輪を取り換えるタイミングとしては、「首輪が劣化して破損の可能性がある時」と、「犬の成長などの理由で、首輪が合わなくなった時」の2つがあげられます。

◆首輪が劣化して破損の可能性がある時

(参考URL:http://www.pref.toyama.jp/sections/1207/doubutsuaigo/notebook/26/collar.html

劣化により、急に首輪が切れてしまったり、金具が壊れて首輪が外れてしまうことは、愛犬の怪我や迷子の原因になってしまいます。事故が起きてからでは遅いので、定期的に首輪の点検を行うようにしましょう。

点検の際、特に注意が必要なのは、首輪の留め具と、リードをつなぐための金具の部分です。

留め具の点検は、首輪を両手で持っていろんな方向に引っ張ることで、力を入れても外れないかチェックをしましょう。金具の部分は、金属が錆びていないか、形が変形していないかなどを目視で確認しましょう。

点検は、毎日散歩に行く前、愛犬に首輪をつける前に行うのが理想的です。

首輪をつけっぱなしにしていると、毎日の点検を行うことが出来ないため、そういった意味でも、首輪のつけっぱなしはおすすめしません。

◆犬の成長などの理由で、首輪が合わなくなった時

点検をして、首輪に問題があるようなら、新しいものに買い替えましょう。

首輪を買い換える際は、以前と同じものをそのまま買うのではなく、犬の成長にあったものをきちんと選び直すと良いでしょう。

特に、成長期の犬の体の変化は著しいので、首輪自体の劣化や不具合がなくても、成長段階に合わせた首輪をこまめに買い換えましょう。

犬の成長と首輪のサイズのずれは、首輪を着脱する際に気が付きやすいものです。首輪が合わなくなっていることにより早く気が付くためにも、首輪はつけっぱなしにしないほうが良いでしょう。

一般的な首輪の取り換えの目安としては、使用している首輪の種類や飼っている犬種にもよりますが、多くの場合、半年~1年に1度程度がおすすめです。


犬の首輪に関するまとめ

犬の首輪は、迷子札代わりになったり、しつけの為に使われたり、お散歩の時には必須のアイテムとも言えます。

しかし、犬の首や皮膚への負担、精神的なストレスを考えると、絶えずつけっぱなしにすることはおすすめしません。お散歩から帰ってきたら、おうちの中では首輪を外して、同時に首輪のお手入れをしましょう。

脱走の心配があるなど、どうしても首輪をしておきたい場合は、柔らかい素材の家用首輪に付け替えるなど、犬の首への負担を減らす工夫をしましょう。

首輪を選ぶ際には、装着方法や、素材が愛犬にあっているものを選ぶことがポイントです。また、首輪のお手入れや点検ををこまめにすることで、安心して首輪を使えるようになります。

首輪を正しく使用して、愛犬も飼い主さんも安全で快適な生活を送りましょう!



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つな

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小さな頃から動物が大好きで、小学生の時に出会った猫と、今も一緒に暮らしています。ペット番組の制作会社に勤めた経験があり、日本全国のワンちゃんネコちゃんを取材しました。その際に、飼い主の皆さんや犬のブリーダーさんとお話をした経験を活かし、読者の皆さんに寄り添った記事を書いていけるよう、がんばります!


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