犬がクンクン鳴くのはなぜか知ると、犬との生活がより楽しいものになります。

2021.11.06

犬がクンクン鳴くのはなぜか知ると、犬との生活がより楽しいものになります。

犬を飼い始める方が多くなった昨今、飼い主さんたちを悩ませる犬の行動も増えてきました。なぜそのような行動を取ってしまうのか、理解をすると楽しい犬との生活を送れるようになります。今回は「なぜ犬はクンクン鳴くのか」を解説していきますので、お悩みの飼い主さんはぜひ参考にしてみてください。

犬との生活をより楽しくするために。犬の行動を理解しよう!

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コロナ禍で自宅で仕事をする人が増え、犬を飼う人が増えてきました。犬に癒され、人生をより良く過ごすことを夢見ている飼い主さんもいることでしょう。
しかし、犬の行動によって悩んでしまっている飼い主さんも増えてきています。なぜ悩んでしまう飼い主さんが増えてしまうのでしょうか?それは、犬の行動を理解していない、もしくは理解できないことが原因かもしれません。
そんな悩みを抱えている飼い主さんたちに向けて、1つ1つ犬の行動を理解して解決していきましょう。


犬はなぜクンクン鳴くのか

犬はワンワンと鳴くだけではなく、クンクンと鳴くことがあります。クンクンと鳴くときは甘えている時や構ってもらいたい時だよということだけではありません。確かに甘えたい、飼い主さんの注目を集めたい。構ってもらいたいという時にもクンクンと鳴きますが、犬の体調が悪く、お腹が痛いよ、気持ちが悪いよなどと訴えている時があります。その他にも緊張や不安を感じている時も、クンクンと鳴くこともあります。
どこに違いがあるのでしょうか?それは表情やしっぽの振り方などに違いがあります。

◆甘えている、構ってもらいたい

飼い主さんの目を見てクンクンと鳴きながら、しっぽを振っているようならば甘えたい、構ってもらいたいというきもちが表れています。

◆体調が悪い

地面を見ていて、しっぽを振らずにぐったりしている時にクンクンと鳴いているようでしたら、それは体調がわるいことが考えられます。

◆緊張や不安がある

耳がペタンと下がっていて、目がキョロキョロ落ち着きがなく、しっぽが下がってしまっている時にクンクンと鳴いているようでしたら、緊張していたり、不安を感じていて、助けて欲しいと言っていると考えられます。


犬がクンクン鳴くときの対処法

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犬がクンクン鳴いている時はどうしたら良いのでしょうか。まず、なぜ犬がクンクン鳴いているのかを考えましょう。鳴く理由が分からずに間違った対処法としてしまうと、犬は飼い主さんを信用・信頼してくれなくなってしまい、犬と飼い主さんとの関係が悪化してしまいます。悪化してしまうと言うことを聞かない、触ろうとすると噛みついてくるなど、楽しい犬との生活とは全く異なる程の生活を送ることになってしまいます。ですので、まずはクンクン鳴いている理由はなにか、理由を目線やしっぽなどの様子をしっかり観察しましょう。

◆怒らずにコミュニケーションをとる

観察し、その時の環境も考慮する必要がありますが、理由が甘えている、もしくは構ってもらいたいと犬が考えているとしたら、怒らずに遊んであげたり、抱っこしてあげたりすることが必要です。愛情を与えたり、コミュニケーションをとることによって、犬が満足し、クンクン鳴くことはなくなります。
しかし、これをやり過ぎると犬はクンクン鳴くと飼い主さんが触ってくれる、抱っこしてくれる、コミュニケーションを取ってくれると考えるようになり、より一層クンクン鳴くようになってしまう犬もいます。その場合は無視をすることが必要となります。無視することは飼い主さんにとっては「犬が可哀そう」と考えがちになります。確かに犬が触って欲しい、抱っこして欲しい、コミュニケーションを取りたいと甘えているのに対して、無視をするのは良い飼い主さんではないように思えます。でも、愛情を注ぎ続けることだけが良い飼い主さんとは限りません。時には心を鬼にしてあげることも、犬を成長させるためには必要となります。犬はクンクン鳴くことで、飼い主さんの気を引こうとしてきます。そこで、飼い主さんが無視していると鳴き止む子もいますが、さらにクンクンと鳴く子もいます。ここからが飼い主さんと犬との我慢比べとなります。飼い主さんが勝てば鳴くことを諦めるようになりますが、飼い主さんが負けてしまうと、犬は「これくらい鳴くと、飼い主さんは負けてくれる」学習します。もし今回は負けたけど、次の機会にもっと頑張ろうとしても犬はそれを更に超えて来ようとします。学習してしまった犬が相手だと、飼い主さんはかなりの体力と気力がないと勝てなくなります。学習させてしまう前に犬が甘えるため、もしくは構ってもらうためにクンクン鳴いている場合は、無視もしくは他の部屋に移動してしまいましょう。その代わり、飼い主さんが「止めろ」と言って鳴き止んだ時には、褒めてあげて、遊んであげましょう。

◆寄り添う

犬がクンクン鳴きながら地面を見て、しっぽも振らずにぐったりしている、体調の悪いサインが出ている時には、すぐに動物病院に連れて行き獣医師に診てもらいましょう。
犬は我慢強い動物で知られていますが、家族である飼い主さんに訴えてくることがあります。甘えている、もしくは構って欲しい時には、無視をすることも愛情であるとお伝えしましたが、ぐったりしている時にはすぐさま犬の様子を伺い、寄り添います。腹痛や頭痛、その他に体調が悪くクンクンと鳴いていることがあります。ただ寄り添うだけではなく、頭や体をさすりながら「すぐ病院に行こうね」と言いながら、もしくは思いながら犬の表情を見てあげてください。犬は信用・信頼している家族が寄り添ってくれるだけで、落ち着いてくれます。
動物病院に電話をする時には、今できることを聞いてください。少しでも痛みを和らげてあげられるように獣医師に聞いておくことも飼い主さんの役割です。移動している際にも声をかけてあげてください。体調が悪い時は人間も動物も気落ちしてしまいます。声を掛けて安心させてあげてください。

◆不安をなくす

犬がクンクン鳴くが、ぐったりしている様子ではなく、耳が折れていて、キョロキョロし、体が震えていたりすると、それは緊張や不安がある時です。よく動物病院やドッグランなど初めて行く場所、初めて会う人や犬を前にするとこのようなサインが出ます。この場合も、ぐったりしている時と同様に無視をしないでください。緊張や不安が強くなってしまい、トラウマになってしまうことがあります。飼い主さんはできるだけ声を掛けてあげ、見守る、もしくは抱っこして少しでも緊張や不安をなくしてあげましょう。ある程度落ち着くことができれば、自ら行動することができるようになります。
ただ、飼い主さんも一緒になって緊張や不安を感じていれば、犬は「飼い主さんが緊張しているぞ。どうしよう。」とさらに緊張してしまい、不安を感じてしまいます。
逆に飼い主さんが「私が付いているから大丈夫。安心しなさい。」と思っていれば、いぬはこの場所、人、犬は大丈夫だと思うことができます。初めての場所に行くとき、初めての人や犬と会う時などは、まず飼い主さんが深呼吸をして落ち着いてください。そして、その落ち着きは犬に伝わることができると信じてください。強ければ強い気持ちの方が、犬はそれを感じ取り、早く落ち着いてくれます。


心配のある犬の鳴き方

◆ワンワンと鳴く

ワンワンと大きな声を出して鳴くときは犬が興奮している、警戒していることがあります。知らない人や犬が近づき、警戒して大興奮している時は、噛みつこうとすることもあります。そんな時には一旦その場から離れる、もしくは何か音を出し、飼い主さんに注目させましょう。手を叩いて音を出し、ビックリさせることで気が付かせることもできます。興奮状態で引っ張ったり、前に割って入ったりしたとしても意識を違う方に移動させることは難しいですが、ビックリするほどの音がすると簡単に注目をそらすことができます。注目をそらす前に「座れ」や「止めなさい」という言葉を聞くということはとても難しいです。音を出し、飼い主さんを見た瞬間にコマンドを伝えてください。

◆キャインと鳴く

キャインと鳴いたときは、どこかに痛みがある時です。ビックリして出すこともありますが、犬を抱っこして隅々まで触ったり、何か異変がないか見てあげましょう。トゲなどが刺さっていたり、爪が割れていたりすることもあります。何か変だと感じたら、すぐに動物病院に連れて行きましょう。内臓は外から見ても分からないので獣医師に診てもらうことが一番です。

◆ウーッと唸る

鳴くとは違いますが、ウーッと唸っている時も注意が必要です。他の者を近づけさせないような威嚇行動となります。リードを引っ張ってその場を離れるか、音を出して注意を逸らすなど威嚇している犬のテリトリーを壊してください。テリトリーに入るものを攻撃する可能性があるので、手を近づけることは絶対に止めましょう。飼い主さんが大きなケガをする場合があります。

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まとめ

犬が鳴くといっても様々な情報を鳴くことで伝えようとしています。この鳴き方はただ甘えていると決めつけるのではなく、しっぽの振り方、目が向いている方向、耳の位置など多くの部位を見て、情報を総合的に捉えて気持ちを理解しましょう。そして、その時の対処方法によっても、その後の犬との生活に影響があります。楽しい犬との生活を想像し、しっかりと飼い主さんが犬を理解してあげることで犬からの信用・信頼が高くなります。



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