生き生き犬言葉レッスン~基本の鳴き声7つを理解しましょう!

2015.09.29

生き生き犬言葉レッスン~基本の鳴き声7つを理解しましょう!

犬はあらゆる手段を使って、自分の気持ちを飼い主に伝えようとしています。犬の気持ちを受け止め、理解することができるようになれば、犬も飼い主もより幸せに暮らすことができるでしょう。そのためには、犬の習性をきっちり理解し、犬の様子をしっかり観察することが重要です。また、犬の種類による性質の違いも理解するようにしましょう。 では、早速犬の鳴き声から見ていきましょう!

短い「ワンっ!」って、どういう意味?

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「ワンっ!」と短く吠えることがよくあると思います。これは、犬が飼い主さんを見て「ワンワンワン」何かを要求しているサインと違い、「ちょっと!」という感じで、とりあえず声をかけた感じです。それほど切実な気持ちではなく、ちょっと呼んでみただけというのがワンっの意味です。また飼い主ではなく、仲良しの犬に向かって「ワンっ!」と短く吠えるのは、「一緒に遊ぼうよ!」という犬同士の合図です。この状況の犬は、きっとお尻をあげたり、しっぽを振ったりして、遊びたい気持ちを全身で表現していると思います。犬の鳴き声とともに、犬をよく観察することで、犬の気持ちはどんどんわかるようになってきます。

犬が遠吠えするのは、どんなとき?

「アオーン」という遠吠えは、もともと犬の先祖と言われるオオカミが、遠くにいる仲間に向かって、「自分はここにいるよ!」と自分の存在をアピールするためにやっていることです。犬にもその本能が残っています。最近は、家犬が多くなり、遠吠えする犬は少なくなりましたが、外で飼われている犬が遠吠えを聞きつけると、自分も遠吠えしたり、あちらこちらから遠吠えが聞こえることがあります。これは人間社会になじんだ犬が、野生時代の本能が目を覚まし、少しの間、野生気分に浸っていると考えられます。

「バウっ」と吠える時は、どんなとき?

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低い声で「バウっ」って吠えるのもよく聞きますね。低い声で吠えるとき、これは警戒を表しています。周りにあやしいひとがなくても、何かの物音を聞きつけたりしたときに、「バウっ」と低く吠えることがあります。「動くな!」というけん制の意味がこの「バウっ」には含まれています。あやしい人が出てきたらいやなので、出てくる前に、先手必勝で吠えているのです。

ガウガウガウと低く吠えるのは、どんなとき?

低い声の「ガウガウガウ」と吠えるのは、犬が敵と感じたものが近づいてきて、危険を察知しているサインです。「バウっ」と吠える時以上に、相手が近くにいる状態です。

犬の溜息は、人間と同じように落ち込んでいるの?

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犬がたまに「フゥ~」とため息をつくことがあります。これは、人間の溜息とは違います。別に落ち込んでいるわけではありません。犬が、ちょっと落ち着こう、と気持ちを切り替えるために、一息ついているだけの表現です。ですので、「フゥ~」のあとは、すぐに立ち直ります。もともと犬はスーパーポジティブシンキングの持ち主なので、気持ちを引きすったりすることはありません。

犬の寝言は、どういう意味?

寝ている愛犬が急に吠えることがありますよね。これには、とても驚かされますが、これは単に「犬の寝言」だと考えられています。犬たちも、人間と同じようにレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しながら眠ります。犬が夢を見るのは、人間と同じレム睡眠の時です。つまり眠りが浅い時です。

クーンって鳴くのは、どんなとき?

鼻にかかった細い声で「ク~ン」と鳴く声を聞くことも多いと思います。これは「寂しい」と、飼い主にアピールしている合図です。顔の表情もよく見ると、少し悲しげで、つぶらな瞳で何かをうったえているように見えると思います。ペットホテルに預ける時や動物病院に預ける時も、別れ際に「ク~ン」と鳴かれてしまうと、さすがに一緒にいたくなりますよね。

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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