ウチの愛猫は1度尿路結石になり、危ない状態で入院しました。
それももう10年ほど前のことですが、その時に獣医さんにご飯に気を付けてあげてくださいと言われてからは再発することもなく、膀胱炎になったぐらいで、今まで、お腹を下したことも15年間でたった1度だけという健康体で元気に生活を送っています。
そのため、ご飯は変わらず気を配っているものの、他のことについては特に何かしていることはありません。
よく考えてみると、15歳といえば人間の歳でいえば76歳、立派なおじいちゃん猫です。
尿路結石の時に知ったことは、猫はギリギリまで我慢してしまうので、わかった時には病気が進んでいる場合があるということです。
普段から、猫の生活をきちんと見てあげないと、病気のサインを見落としてしまう可能性があるのです。

15歳の老猫の飼い主として、これからどんなことに気を付ければならないのでしょうか?
一緒に過ごししてきて、ウチの猫も歳をとったのかなと感じたことは多々あります。
若いころは、押し入れやTVの上、洗濯機の上の籠の中が大好きで、一日中その場所にいたのに、ジャンプしようと構えてから飛ぶまでの時間が長くなり、いつの間にかジャンプできなくなって高いところにはのぼらなくなりました。
その時、歳をとったからかなと思っていたのですが、やはり老猫の症状として一般的にみられるもののようです。
ほかは、今までご飯に対しての執着がなかったのに、食べてもすぐにご飯を欲しがるようになりました。
猫の認知症と言われたりするようなのですが、今のところそれほどまでに症状はないようです。
ウチの愛猫は食べる方ですが、逆にご飯を食べなくなることもあるようなので気をつけないといけないなと思っています。
一般的に、老猫にみられる症状や変化は、身体能力や内臓機能の低下などがあるようです。
身体能力が低下すると、若いころには走り回ったりジャンプしていたこともしなくなり、運動不足にもつながります。
ウチの愛猫も若いころはスレンダーだったのに、老猫となった今は少しぽっちゃりしてきました。
内臓機能の低下は、さまざまな病気につながります。
もともと猫は腎臓の病気なりやすいようですが、ほかにも猫のガンなどもあるので、普段と違うことはないか、何か症状がでていないか気
を付けてみて病気のサインを見逃さないようにしていかないといけないようです。

現在、ウチの愛猫に対して特別なことはしていませんが、今後介護も必要になるかもしれないことを覚悟して過ごしています。
介護というと大変そうですが、それは大切な家族なので当たり前のことで、ただ、今できていることができなくなったり、あたりまえだったことがそうではなくなったときに、もっとしてあげられることがあったと思わないように、今一緒の日常をお互いが楽しく快適に過ごせるようにしています。
老猫になるということはいいこともあって、ウチの愛猫は、若いころはかなりの気分屋で機嫌が悪いとひっかいたり噛んだりしたのですが、今はすっかりまるくなって終始のんびりした日常の過ごし方をしています。
歳をとったということは、それだけ長く一緒の時間を過ごしてきたということなので、お互いの信頼関係も深まったということもあるのかもしれません。
最後まで仲良くいい関係でお互いが一緒にいられるように。
今の時間がとても大切な時間であることを忘れず、少しでも長く一緒にいられるように、老猫であるウチの可愛い愛猫の変化を見逃さない過ごし方をしたいと思っています。

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