大型猫好き必見!おすすめの猫種

2016.03.24

大型猫好き必見!おすすめの猫種

猫といえば小さくてかわいらしい、そして「自由奔放でマイペース」、あるいは「ツンデレ」なんていうクールなイメージを思い浮かべる人が多いかもしれません。 ひょいっと抱きかかえるくらい小さな猫が人気の感じもしますが、実は大型の猫も意外と根強い人気を持っているのです。 では、大型猫にはどういった猫種がいるのか?などについて、いくつかの猫種を紹介していきたいと思います。

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– メインクーン –

メインクーン

最初に紹介したいのは、メインクーンという猫。アメリカで自然発生した猫で、ルーツについては明確にはなっていません。しかし、北アメリカでの暑さや寒さに耐えることができるように優れた肉体となった歴史を持っています。

メインクーンの外見的特徴は?

メインクーンは大型の猫種として知られています。ただ、生活環境や食事の環境によっても個体差があります。大きな猫に育つと、なんと10キロを超える猫もいるほど!大きいですよね。骨格がしっかりとしていて筋肉もあり、外見的には頼りがいのある印象です。

子猫から成猫の大きさになるまでには意外と時間がかかり、2年から3年の期間をかけて大きな成猫へと育っていきます。またフワフワの被毛は触り心地もよく、それも人気の理由のひとつです。

どんな性格をしているの?

大型猫が好きとは言っても外見だけでなく性格も気になるところ。もし大型猫が攻撃的だったら、一緒に暮らす時も大変と感じてしまうでしょう。

その点、メインクーンは安心。その大型の外見とは裏腹に、とても穏やかで心優しい猫なので、人間の家庭に暮らしていても一緒に上手く生活していける順応性があります。また小さな子どもにも優しい性格です。

飼育の際のポイントは?

メインクーンを家庭で飼う場合に配慮したいのが、メインクーンが動き回れるだけのスペースがあるかということ。穏やかで優しい猫ではあるものの、好奇心も強いメインクーンは、遊ぶことが大好きです。大きなメインクーンが遊べるだけのスペースや環境作りが大事です。スペースがないとストレスを溜めてしまうこともあります。

また、大型猫ですので、食事量は多いです。肥満にならないように食事量には気をつけましょう。


– ノルウェージャンフォレストキャット –

ノルウェージャン

次に紹介したいのが、ノルウェージャンフォレストキャットという猫。北欧の神話にも出てくることから、ノルウェーでは森の妖精とも呼ばれています。かつて、絶滅寸前まで陥ってしまったこともありますが、多くのブリーダーの力によって、今では世界中で愛されています。実はこのノルウェージャンフォレストキャットは、最初に紹介したメインクーンと似ていると言われています。また、一般的な猫に比べると大きな体が特徴。オスでは8キロ程度、メスでも6キロ程度まで成長することもあります。

特徴のある被毛

この猫の最大の特徴はその被毛。寒い地方で暮らしてきた歴史を持つため、被毛はつやつやのオーバーヘアと柔らかくて温かなアンダーヘアのダブルコートです。ノルウェージャンフォレストキャットが好きというオーナーさんは、この被毛に惹かれて飼いはじめたという方もいるかもしれませんね。

また、長い尾やしっかりした骨格なども手伝って大きな印象があり、大型猫好きの方の興味を惹きつけているとも言えます。

気品がありそうなイメージがするけれど・・・その性格は?!

ノルウェージャンフォレストキャットの見た目は、優雅な被毛に包まれた大きな猫。気品があって、まるで王様のような風格を感じさえします。そのため「わがまま」「高飛車」「クール」などと思う人もいるかもしれませんが、実は違うのです。

見た目の印象とは違って、おとなしくて、それでいて愛情深く賢い猫です。そのため、人と一緒に暮らしていくことも問題なく、体は大きいけれどじゃれついてくるその姿はとても愛くるしいですよ。

飼育の時に気をつけること

やはりこちらも大型猫で遊ぶのも大好きな猫なので、たくさん遊べるスペースと環境を作ってあげましょう。また、成猫になるまでに3~4年という長い時間がかかります。しっかり成長して成猫にするために、なるべくたくさんの食事を与え、運動不足にも気をつけて、愛情をもって育ててあげましょう。


– サイベリアン –

サイベリアン

3番目に紹介するのは、ロシア原産のサイベリアンという猫。はっきりとはしていないのですが、ロシアで自然発生し1000年ほど前から存在している長い歴史のある猫ちゃんです。

そのため、ロシアではとても人気の猫。かつてのロシアの歴代の大統領たちもが、この猫のとりこになっていたという話もあります。

サイベリアンの大きさは??

大型猫ということもあって、オスの成猫では6~10キロほど、メスでは4.5~9.0キロほどまで成長するとも言われています。平均的な猫と比較すると大きいですよね。もちろん育ちかたが違えば、個体差はあります。

実はサイベリアンには、ハンターとしての要素も持ち合わせていると言われています。

例えば、よく犬がやるボール遊び。犬はボールを投げてあげると喜び、それを再び飼い主のもとに持ち帰って遊びを催促します。

実はサイベリアンは猫なのにその遊びが好きだとか。遊び方も犬のような遊びができるかもしれませんね。

容姿や性格にはどんな特徴があるの?

大きい以外にも個性的な部分があるサイベリアン。それはフワフワの被毛。寒い場所で暮らしてきた中で進化したため、それに耐えられる温かな被毛が特徴的です。首回りもフワフワで、触り心地もいいですね。

そんなフワフワなやわらかい被毛にプラスして、鋭い眼光でワイルドさをも醸しだしています。フワフワな中にワイルドなカッコよさ。威厳のある風貌に魅了される猫好きな人も多いのではないでしょうか。

しかし、そんなワイルドでかっこいい見た目なのに、実はとても穏やかで優しい性格。また賢くてお茶目な部分もあって、人間たちとの暮らしも柔軟にできますよ。

飼育のポイント

サイベリアンはもともとハンター気質がある猫。なので、たくさん運動させてあげるのが理想です。狭い空間で暮らさせてしまうと運動不足にもなってしまいますし、ストレスが溜まってしまいます。またスペースを上手に利用して、キャットタワーを用意してあげると毎日喜んで運動してくれます。これで、運動不足も解消です。また、大型猫ですから、体の大きさに比例して食事量も多めに必要です。

愛する猫のため、じっくりと時間をかけて育ててあげましょう。きっと人間の良きパートナーになってくれる猫です。


– ラガマフィン –

ラガマフィン

最後に紹介するのは、ラガマフィンという猫。あまりなじみがない猫種かもしれませんが、この猫はメインクーンやラグドールという猫から交配された猫で「いたずらっ子」という意味合いが名前に隠されています。

容姿などの特徴

最初に紹介したメインクーンから生まれてきたため似ている部分が多いです。メインクーンに比べると少し小さいかもしれませんが、それでも大型猫と言えるだけの大きさなのです。

またフワフワなやわらかい被毛が特徴です。筋肉質で体重はオスで7キロ程度、メスで6キロ程度にまで成長します。

性格面の特徴は?

メインクーンはとても穏やかな性格で同時に好奇心旺盛なタイプ。では、ラガマフィンはどうでしょう?

ラガマフィンは、とっても頭がよくて、環境にもすぐ順応できる性質を持っている猫。そのため飼育がしやすい特徴があります。メインクーンの好奇心旺盛な部分が強く引き継がれているためか、いたずら好きなやんちゃな子も多いかもしれません。

飼育のポイントは?

いたずらが好きなやんちゃな一面もあるのですが、基本的には穏やかでやさしい猫。穏やかで優しいとは言っても、運動は大事です。体が大きな大型猫を飼うということは、それなりのスペースや環境が大事になってきます。愛猫がストレスを溜めないように遊べる空間を工夫してあげるのも元気に育ってくれるためには必要なことです。

そして、しっかりと育つために重要なのが食事面。成長期にしっかりとした栄養を摂らせてあげないと、体が大きく育ちませんし病気を発症してしまったり、不健康な猫ちゃんになってしまうリスクも高まります。
愛猫と仲良く暮らしていくためには、こうした配慮もとても大切なことなのですね。

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中岡 早苗

中岡 早苗

可愛い猫ちゃん達に囲まれながら、猫の知識や暮らしを日々学んでいます。 学んだ情報はどんどんお伝えしていきます。楽しいネコライフをおくりましょう。

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