猫ちゃんと暮らす為に必要な心構えとは？

猫と暮らす際の心構えとは？

昔から猫が大好きだった私が猫を飼うことになったのは数年前に家の近くにあるペットショップでクリーム色のアメリカンショートヘアをみて。
その時もちろん飼おうなんて気持ちはなくただ可愛くてガラス越しに見ていました。
ペットショップの店員さんが「とっても性格のよい猫ですよ〜」っと声をかけてきて、その後もその子猫を抱かせてくれました。

まんまとペットショップの店員さんの思惑にはまってしまったんですが、いくら可愛くてもその時の私には飼う勇気はありませんでした。それでもペットショップの店員さんは「猫を飼うのも縁ですから〜こんな性格のいい猫はいませんよ。思い切って飼ってみませんか？」っと私はこの性格のよい猫っと言う言葉にちょっと惹かれながらも不安を解消することは出来ずにしばらく猫を抱っこしていました。それでも決断しない私にペットショップの店員さんが「それでは1日体験で猫を貸し出しします」っと言ったんです。連れて帰ればもっと猫を飼いたくなるのではと思ったものの　私は猫を連れて帰ることにしました。何が不安だったかといえば　引っ越したばかりのマンションの壁を傷つけるのではとか　猫はちゃんとトイレを覚える事ができるのか　先に飼っている犬と仲良く出来るのかとか、旅行したり家を空けることが困難になるのではと心配事がたくさん浮かんでは消えました。

しかし、家に連れて帰るとそんな不安が半減するくらい子猫は可愛かったんです！
それでも次の朝　ペットショップの店員さんから電話があり「どうされますか？」っと聞かれた時、私の答えは「飼いません」でした。もしかしたら飼う前にいくら考えても考えすぎる事はないのかもしれませんね。可愛くて買ったはずなのに家を引っ越すからと言う理由で猫を捨てて行かれる方もいると聞きました。実際に私のマンション付近にはそんな猫がいます。子供を産んだ方ならお分かりと思いますが　我が子が生まれた感動と共に責任の重さも痛感しますよね。猫を飼うのと同じにしてはいけないのかもしれませんが　責任はあると思います。なんだかんだ書きましたが結局　この子猫を飼う事になりました。最初に思った不安材料は暮らしてみるとすごいスピードで減っていき思ったほど困難な事はありません。家族旅行の時はペットシッターにお願いしてトイレはペットショップから子猫が使っていた猫砂を少し頂いて帰って、新しいトイレに入れてあげただけでその日からちゃん新しいトイレでしてくれましたし、壁は無傷です。
ただいつ病気になるかわからないので保険に入っています。お金がないから入院させられないとか手術できないとかそんな事になるのは辛すぎますからね。

猫と言えども個々に性格は違います。一般的に猫は一人が好きで勝手気ままで　お腹が空いた時だけ愛想を振りまくなんて事を聞きますが、うちの猫は一人で居るより家族といる方が好きなようで長い時間お留守番していると帰った時には玄関に走って出迎えてくれます。私のようにたくさんの不安を抱えて猫を飼う事をためらっている方がいるかもしれませんが、一緒にいるとその不安もなくなるかもしれませんが、悩む時間も必要かもしれません。私は猫も人間と暮らすのと同じだと思います。家族がいると美味しいものを食べさせてあげたかったり、寒かったら部屋を温めてあげたり、小さな子供が居れば手の届くところに危険な物は置きませんよね。一緒に暮らすってそんな事じゃないかな。どんなに忙しくても一緒いる責任だけは忘れずに、猫は痛くても苦しくても何も言えませんから、ちゃんと寄り添ってお互いに温もりを感じるような距離で猫ライフを楽しんでください。

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