大人気！エキゾチックショートヘアの魅力に迫ろう！

2016.06.24

　エキゾチックショートヘアという品種についてご存知でしょうか？！最近、「ブサかわ」でいろんなメディアで紹介される猫の一つです。顔がつぶれているようでブサイク、でも可愛いと言われて大人気。去年放送された、フジテレビ系の２２時からのドラマ、「オトナ系女子」の中にも登場して有名になりました。「オトナ系女子」の中の名前は「ちくわちゃん」。出産後も完璧に仕事をこなす主人公、中原亜紀が飼っている猫として、有名になったそうです。40代で恋も仕事も諦めない女性が可愛がる猫として、自分も飼いたいと思う女性が急増したそうです。　40代の自立した女性が飼って癒されると人気になったエキゾチックショートヘアとは、いったいどんな猫なのでしょうか？

エキゾチックショートヘアの特徴

　くしゃっとつぶれた顔で、元祖ブサかわとして有名になったエキゾチックショートヘア。ペルシャ猫が欲しいものの、長毛種はブラッシングなどで手間がかかるので、短毛種を飼いたいという要望がたくさんあり、1960年代に生まれた猫です。ペルシャ猫を基本として、アメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘアなどの短毛種との交配で生まれたそうです。人気品種で育てているブリーダーも多く、入手しやすい品種です。

　性格はとても穏やかで、静かな猫です。声もうるさくなく、猫を初めて飼う方にもオススメの猫と言えるでしょう。長毛種のペルシャ猫を基本に、短毛種と交配させたので、長毛種ではなくて中毛種になっています。ブラッシングやシャンプーなどのケアが楽ですが、短毛種と違って毛がふわふわしているので、飼い主さんにとっては癒し効果があるかもしれません。
　抱っこをされたり、触れる猫ちゃんはたくさんいますが、エキゾチックショートヘアは飼い主さんから構ってもらうのが大好き。猫にしては珍しく、大人しく抱っこさせてくれるでしょう。膝に乗るのも大好きみたいです。爪切りや耳掃除、お風呂に入るのも嫌がらない子が多いようです。テレビドラマの「オトナ系女子」では、40代のキャリアウーマンの飼い猫として登場しましたが、実際に飼いやすいと言えるのではないでしょうか。

　とても穏やかな猫なので、家族が増えたり、他の猫との多頭飼いにも向いています。でも、環境の変化には弱いので、引っ越しや家具を入れ替える際には注意する必要があるでしょう。猫ちゃんが一人で静かに過ごせるスペースを作る事で、猫ちゃんのストレスを減らす事ができます。

寿命、体重、寿命など

　エキゾチックショートヘアの体重は、猫ちゃんによってだいぶ差があるようです。小さい子は3キロほど。大きい子では7キロほどにもなるとか。部屋が狭かったり、猫のためのスペースが取れない方は、ブリーダーさんと相談して小さめの子を選ぶといいかもしれません。
　大人しいけど、飼い主さんと遊ぶのが大好きな猫です。遊んであげるスペースが確保できない場合、小さい猫ちゃんの方がいいかもしれませんね。

　エキズチックショートヘアの平均寿命は10～13歳です。他の品種の猫に比べて、平気寿命は短いと言えます。でも、13歳以上になっても元気で健康に生きている子もたくさんいます。ふだんから飼い主さんが、猫ちゃんの健康に気をつけてあげてください！

　エキゾチックショートヘアの子猫を新しく迎える場合のポイントがあります。手足ががっしりしてしっかりしている子、顔が丸くて鼻がつぶれていて、耳が小さい子がいいようです。
　エキゾチックショートヘアの子猫の金額は、ペットショップで買う場合、20万～30万の場合が多いようです。ブリーダーさんから買う場合、もっと金額が高いかもしれません。人気品種なのでやや高価と感じる方も多いかもしれませんが、安い子は何か問題を抱えている場合があります。親猫さんの情報を聞いて、どんな病気にかかりやすいのか、どれくらいの大きさになるのかなど、聞いておくとベターです。

エキゾチックショートヘアのケア

　長毛種のペルシャ猫ほど手間がかからないと言っても、最低でも週に数回はブラッシングしてあげてください。

　とても大人しくて穏やかな猫ですが、遊ぶのは大好きです。猫が遊べるようなキャットタワーを用意したり、飼い主さんがおもちゃを使って遊んであげるといいでしょう。飼い主さんからのスキンシップが少ないと、猫ちゃんは大きなストレスを感じてしまいます。大人しくしているのは、飼い主さんが遊んでくれない事でストレスが貯まっているサインかも。

　ブサかわの特徴といえる、顔のしわですが、ケアしてあげないと汚れてしまいます。ふだんから涙や鼻詰まりの徴候がないか注意しておきましょう。耳の掃除をするように、顔のしわの間も掃除してあげてください。

　ペルシャ猫がかかりやすかった、歯肉炎や心臓病にもかかりやすいと言われています。歯ブラシを嫌がらない子だったら、歯磨きをするように習慣を作るといいかもしれません。歯ブラシをいやがってなかなか磨かせてくれない子でも、口を開けてチェックしてあげてください。