猫にも好みがある！
科学的に、動物はそれぞれの種専用に作られた音楽に対して好意的な反応を見せる事が実証されています。もちろん猫が好きな音楽もちゃんと作られています。
アメリカ、ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが、猫にとって自然に聞ける音声を調査。チャールズ・スノードン氏とミーガン・サベージ女史が音楽家のデビッド・テイエ氏に依頼して、人間よりも1オクターブ以上高い周波数域に合わせた、猫のための音楽が作曲されました。
猫は鋭い聴覚で１０万ヘルツもの高音を聞き分けられるといいます。これは犬の２倍以上、人間の４倍以上になります。この音楽には、周波数の変動を多用する猫のために、人間の音楽よりも音色の変動が多く取り入れられています。また猫が興味を示すと思われるゴロゴロと喉を鳴らすテンポや乳を吸うテンポにも合わせてあります。
この音楽は下記のサイトで視聴することができます。
聞いてみると確かに猫の喉を鳴らす音が。猫のゴロゴロ音には骨折などに対する治癒効果があるとも言われていますので、私たち人間にも良い効果がありそうな気がします。
我が家のニャンズに聞かせてみると（視聴できる部分は短いので、繰り返し繰り返し再生）、りんちゃんがキョロキョロ辺りを確認。知らない猫がいると思っているのかな？そしてしばらくすると寝床をフミフミしている！効いてるよ〜〜！！
他にもあった、「猫が好きな音楽」
検索してみると猫用の音楽が沢山ヒット。そこで幾つか試してみることに。
急に音楽を流し出したので3匹ともびっくりした様子。
りんちゃんはパソコン（パソコンで再生しながらこれを書いています）の画面をひっきりなしに覗き込んだり、窓辺によって外の確認をしたり。
そらさんは床に寝そべりました。そしてすずちゃんは急にトイレへ・・・。何か関係あるのでしょうか？
オルゴールの音で構成されています。オルゴールの調べって煩くないのかな？と思ったけれど、最初のうちは耳をピクピク、尻尾パタパタ、瞳孔も開いていましたが、そらさんとりんちゃんは床にぺったり寝そべりました。しかしすずちゃんは部屋から逃走。
それまで床に寝そべっていたそらさんが、お気に入りの爪研ぎ樽の中に入ってリラックス体制に。
りんちゃんは床に寝そべって、目を閉じて耳は音に集中している様子・・・。すずちゃんを探して部屋に入れるも、再び逃走。
そらさんには効果抜群。
ところどころ高い音が入ると耳をピクピクさせていたのですが次第にリラックスしてきたのか目を閉じます。体制も変わってきました。りんちゃんはイカ耳。けれど徐々にリラックスモードへ突入。すずちゃんは行方不明のままです。
上記の音楽を続けさまに再生しているうちに、すずちゃんを除く2匹はすっかりくつろいでいる様子。私もかなり癒されている気分になってきました。
別に猫がリラックスできる音楽でなくても、人間用でもいいんじゃないの？と思ったので、次は人間用のヒーリング音楽を再生してみました（かなり自分の欲望が反映されているかも）。
なんと、りんちゃんがあっという間に逃走。ものの数秒でした。そらさんはすっかり熟睡モード突入していると思いきや、耳がピクピク動き出しています。やはり人間用と猫用では違うのか・・・？
あーあ、と思いながら、また猫のリラックス用音楽へチェンジ。ふと見ると、隠れていたりんちゃんが出てきている！おお、面白い！！すずちゃんは２階に避難しているようでゴトゴト音がしています（１階で作業中）。
まとめ
いろいろ試してみましたが、我が家のニャンズの場合、「猫が好きな音楽」と銘打ってアップされているものは3匹中2匹が反応。1匹は完全逃亡してしまったので、猫の個性にもよるのかなと思います。
どの音楽も聴いていて気持ちのいいものばかりなので、猫ちゃんとまったりリラックスしたい時に聞くといいのでは？と思います。我が家はテレビ大好きで、いつもつけっぱなし。ニャンズは普段テレビの音ばかり聞いているのですが、綺麗な音楽を流すだけの時間も必要だなぁ、と反省したのでした。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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