【海外】ラリーVSパーマストン!イギリスの公務員猫たちの終わりなき戦い…

2016.09.27

【海外】ラリーVSパーマストン!イギリスの公務員猫たちの終わりなき戦い…

和歌山県の駅で駅長を務めていた猫のたまが「たま駅長」として有名になりました。たま駅長という名前は、皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれません。猫は人間の癒しとして飼われていますが、マスコットとして働くことも多く見かけるようになりました。イギリスでは、公務員として働く猫がいます。首相官邸では、猫のラリーが大活躍!首相官邸で公務員として勤めることで、各国の首相たちとも会う機会があり、実は安倍総理とも会ったことがあるそうです!ラリーのライバルが、やはり外務省で勤める猫のパーマストンです。公務員猫同士の2人の間では、熱いバトルが繰り返されているそうです。

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イギリスの公務員猫ラリー

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イギリスでは、猫のラリーが公務員として首相官邸で働いています。猫が公務員として働くなんて、ビックリですよね!しかも、勤務先は首相官邸です!

ラリーは元々、前イギリス首相のキャメロン氏に、2011年に雇われました。イギリス首相官邸があるのは、ロンドンのダウニング街10番地。ダウニング地域ではネズミが多く住み着いているので、ラリーはネズミ捕獲のために採用された公務員猫なのだそうです。
ネズミ捕獲のための公務員猫を雇うのは、1924年から採用されている伝統ある習慣。ラリーの役職は、「首相官邸ネズミ捕獲長」という立派なものです。

イギリスは最近、EUを離脱するかどうかで国民投票が行われたばかり。EU離脱が決まり、新しくメイ首相が就任しました。キャメロン首相の元で採用されたラリーですが、メイ首相に交代してからも公務員として働くことが決定しました。
BBCの報道によると、ラリーはキャメロン首相の飼い猫ではなく、首相官邸で働く公務員ということになりました。キャメロン元首相はラリーをとても可愛がっていましたが、キャメロン元首相のペットではないため、退陣後に家族として迎えることができないと嘆いていたそうです。ラリー自身、5年も一緒にいた人と別れるのは、とても辛いのではないでしょうか。


イギリスのアイドル猫

ラリーは首相官邸の前で昼寝する姿が愛くるしい、ということでとても有名なよう。ラリーの名前で非公式で公開されているツイッターは、フォロワーが7万人以上にもなっているそうです。

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イギリスでは超有名で猫のシンボルにもなっていたラリーですが、国民投票でEU離脱が決定し、退陣するキャメロン元首相に雇われたラリーは、首相官邸を去ってしまうのではないかという心配もあったそうです。国民のアイドルだったラリー。イギリスでは、ラリーの愛くるしい姿を見たいという人が多かったのかもしれません。
イギリス元首相のキャメロン氏に引き取られるのではないかという声もあったラリーですが、公務員という扱いのため、首相が交代しても残留することになりました。キャメロン元首相に能力を認められて雇われたラリーが、ノラネコになる可能性もあったのでしょうか?!

ラリーと共に、フレイヤという猫もネズミ捕獲のための公務員として、キャメロン元首相に雇われていました。でも、フレイヤは何度も脱走をしていて、交通事故に遭ったため、ラリーが単独でネズミ捕獲のための公務員として働くことになった経緯があります。


ラリーの敵は2人?!

無事に首相官邸で続けて公務員として働くことになったラリー。でも、現首相のテリーザ・メイ氏が猫アレルギーがあるということで、今後が心配されています。ラリーが投稿しているとされる非公式ツイッターの中でも、メイ首相には秘密ということで、ラリーがくつろぐ姿などが紹介されています。

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メイ首相以上の敵として、同じように公務員として働いているパーマストンという猫の存在があります。パーマストンは首相官邸のすぐ向かい側にある、外務省で勤務しています。パーマストンは2016年の4月に保護施設から引き取られてきた、新人の公務員猫です。
ラリーとパーマストンのバトルは、よく目撃されているようです。ノラネコだったパーマストンは、ラリーにとっては手ごわい敵かもしれませんね。

猫アレルギーのあるメイ首相と、外務省に務める公務員猫パーマストン。2人の敵を抱えるラリーの今後は、どうなっていくのでしょうか?!


公務員猫ラリー

イギリスには、首相官邸でネズミ捕獲を担当する猫がいて、公務員として雇われています。ラリーという名前の公務員猫は、前首相のキャメロン氏に雇われたので、EU離脱問題で首相が交代したときに、首相官邸に残るかどうか心配されました。

ラリーはネズミ捕獲長として、現首相のメイ氏の元で引き続き働けることになりましたが、メイ首相が猫アレルギーのため、今後を心配されています。首相官邸のすぐ近くの外務省で勤務する、パーマストンという公務員猫という新しい敵もあって、ラリーは不安な日々を過ごすことになるかもしれません。

<参照サイト>
ネコホスピタル
THE HUFFINGTONPOST
朝日新聞デジタル
BBC
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saya

18歳の猫を亡くし、1年間ペットロスに陥りましたが、またいつの間にか二匹の猫に囲まれて暮らしています。いつも飼い主をストーカーする甘えん坊のスコティッシュフォールドと、野良上がりでちっとも触らせてくれないツンデレの子に、安眠妨害をされながらも楽しい毎日を送っています。


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