猫ちゃんって人間をどう見える?

猫ちゃんとわんちゃんの違いは色々ありますが、大きな違いとして群れで生活しているか、していないかの違いがあります。
わんちゃんは群れで生活しているため、集団の中にリーダーが存在します。そのため、わんちゃんは飼い主をリーダーだと認識し、しっかりとした上下関係を築いています。
一方、猫ちゃんは群れで生活することが無いため、野生でもリーダーに従うということがありません。そのため子猫の場合は、餌をくれたり、身の回りのお世話をしてくれる飼い主さんのことは、母猫だと認識しているのです。
また、おうちの猫ちゃんが、ネズミや虫などを捕まえて「はい!」と渡してくるというご家庭もあるのではないでしょうか?
これは飼い主のことを子猫だと思っている証拠です。猫ちゃんは自分のことを母猫だと思い込んでいるため、母猫が子猫に狩りの方法を教えるために出来るだけ生きたままの獲物を持ち帰ります。私も猫ちゃんが持ってきて死んでいると思っていた虫が飛び立った時は、もう本当にびっくりしました。この行為、「こんなの捕れた、すごいだろ、ほめろ」という意味だと思っていた私。皆さんの中にも、こう思われていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、これは猫ちゃんの母性本能が発揮されての行為だったようです。私たちは知らない間に猫ちゃんたちに狩りの知恵を与えられていたようですね。
この私たち子猫に餌を与えようとセミを捕ってきた猫ちゃんの動画がこちら↓↓
先にお断りしておきますが、虫が苦手な方やお食事中の方は見るのをご遠慮ください!
もしかしたら、気分が悪くなるかもしれませんので...
少しグロテスクではありますが、まさにな動画でしたので載せさせて頂きました。
必死に捕ってきたものを渡したい気持ちが強く伝わってきます。生きたままのセミを落ちないように必死に抑えている感じがちょっと残酷ですが、可愛いく見えてきませんか?
成長した子猫は親猫から突き放され、自分の力で生きていきます。しかし、お家で飼われている猫ちゃんは、飼い主さんにずーっと愛されながらお世話されているため、親離れのチャンスがありません。そのため、「体は大人!頭脳は子供!」状態になってしまっている訳です。お腹がすいたら近づいてきて「にゃー」、かまってほしいときも目を見つめて「にゃー」かまってくれなければ上に乗っかってきたり、目の前でゴロゴロ邪魔して甘えてきます。
そんな猫ちゃんの可愛い勘違いが見られる動画も発見してきました↓↓
可愛いですね。これならどれだけでもじゃまされていいなと思います。

しかし、猫ちゃんと飼い主さんとの信頼関係が深ければ深いほど、猫ちゃんは積極的にリアクションをしなくなるという風にも言われています。それは猫ちゃんが邪魔をしたり、鳴いてアピールしなくても飼い主さんが分かってくれると思うようになるからだそうです。猫ちゃんに話しかけたり、猫ちゃんをふと見たときに、特にリアクションがあるわけでもなく無表情で何かメッセージを伝えてくれば、それこそが最大の愛情表現なのかもしれませんね♪
来週は「猫ちゃんのしぐさで分かる飼い主との関係性」をお送りいたします。