①猫達がトルコでのG20サミットを妨害した事件
2015年の11月、トルコのアンタルヤにてG20による主要国首脳会議が行われていました。
しかし、そのメインステージに3匹の野良猫が突然現れたことにより、彼らの注目は経済問題から簡単に逸らされてしまうことに!



グローバルなその会議の重大さを全く知らない3匹達は会場をけだるそうに歩き回ると、主催者に追い払われながらも会場に置かれていた花の匂いを嗅ぎ回っていたそうです。想像するだけで笑っちゃう光景ですね。
②ドイツの天気予報の生放送中に猫が乱入してきた事件
2009年1月のこと。2分間の天気予報の生放送中、アナウンサーの足元で何か尻尾のような物が動いているのが視聴者達の目に止まりました。

その尻尾の持ち主は、ニューススタッフの飼い猫ルピン。
でも、なぜかその飼い主のニューススタッフは当時その場には居なかったそうです。


アナウンサーは足にまとわりつくルピンを見つけるとすぐに彼を抱き上げ、何事も無かったかのように予報を続けました。その間ルピンはアナウンサーのヒゲを噛んだり天気予報の地図を肉球で指したり、とオチャメな様子。
「一体どうやって彼がスタジオに来たのかはわからないが、とにかく足元で彼を見つけた時にお茶の間の視聴者達が何が起こっているのかが気になってるんじゃないかって思ってね。それで彼を抱っこしたんだよ。それに、猫は無視されるとイジケちゃうから、ちゃんと相手してあげなきゃって思ったんだ。」
③マレーシアの大学で猫が自ら授業を受けていた事件
First 30 minutes of class vs. After the first 30 minutes of class pic.twitter.com/3FwI1vqsVG
— farissa (@FarissaAdriana) 2016年9月28日
2016年9月、一匹のトラ猫がマレーシア国際イスラム大学の教室にふらりと入り込むと、なんとそのまま着席!そして、長い授業で眠くなるのは人間だけじゃないんだよとでも言うかのように、彼はそのまま授業の後半をスヤスヤと眠って過ごしたのでした。
「他の生徒達や先生は本当にビックリしたよ…でもその猫ちゃんをそのままにしておいたんだ。彼は特に授業の邪魔をしなかったからね」
④猫がスピード違反の切符を切るのを邪魔した事件
テキサス州のテイラーで一匹の黒猫が仕事中の警官に大胆にも近寄ってきたのは、2009年11月のこと。
警察官のキース・アーバンさんが町外れの道で一台の車を止めてスピード違反の切符を切ろうとしていたその時、周囲の農場からその猫は現れ、キースさんの足を這い上がるとそのまま肩の上まで登っていったのです!



「車の中の運転手は笑ってたと思うよ。」と言うアーバンさん。「そして彼は、車から降りてその猫を僕の肩から降ろそうかと言ってくれたんだ。」
アーバンさんは自分でその猫を振り払うと、足で押しのけました。でもその猫はまたアーバンさんの体に登ろうとしつこく寄ってきます。ついにアーバンさんは猫を軽くキック。そのビデオはすぐに広まり、彼は自分の行動について謝罪しました。
テイラーの警察署長はこう話しています。「アーバンが僕のところに来て、猫を蹴ったと言って謝ってきたんだ。もちろん猫にとっては楽しかったんじゃないかな。遊んでもらってると思って何度も戻ってきたんだろうよ。」
⑤トルコのテレビ番組で猫がゲストを務めた事件
2016年10月、トルコのテレビ番組「Good Morning Denizli」の生放送の収録中のこと。
白と茶色のブチ猫がスタジオのセットに入り込み、番組司会者の机の上に乗ったかと思うと、その猫はそのまま司会者の膝の上に腰を下ろしたのです!


司会者は猫を追い払うどころか、その猫を「今日のスペシャルゲスト」として紹介。そしてさらには、冬に近づくにつれてお腹を空かせた野良猫が増えていること、そしてそんな彼らに餌をあげて助けてあげてねと視聴者に呼びかける発言までもしたのです。心温まるエピソードですね。
⑥フォークソングコンサートの最中に猫がステージに登ってきた事件
2015年8月、レバノンにある大学でフォークソングのコンサートが行われていた真っ最中に、猫がステージに上がってくるといった事件が発生!

しかしそのまま演奏は続けられ、観客達も静かに見守っていました。するとしばらくしてその猫はステージから下りて自ら姿を消したのです。
そのままコンサートは順調に進められると誰もが思っていた中、ちょうど演奏がノリ良いアップビートになった頃に何とその猫が再度登場!そして今回は、演奏のリズムに合わせてかものすごいスピードでステージ上を駆け抜けていったのでした。
⑦オーストラリアのラグビーの試合で猫が観客の注目を盗んだ事件
2016年の7月。オーストラリアのペンリスを拠点とするプロラグビーチームPenrith Panthersに当日限定のチームマスコットが現れました!


ライバルチームであるCronulla Sharksとの試合の後半中に一匹のモコモコ黒猫が突如現れ、フィールドを颯爽と駆け抜け、壁に飛びつき、そして仕舞には外野席へジャンプ。
ところがPanthersは26対10で試合に負ける結果に。試合に負けたのは黒猫のせいだというファンも居ますが、それ以上に試合を楽しんだという人が多数いるのには頷けます。なかには、オーストラリアの有名なラグビー選手Ryan Girdlerにちなんでその猫をRyan Purrdlerと名付ける人も。
それ以降その猫の姿は見られていませんが、Panthersチームはその猫に敬意を表して(?)その後その猫そっくりのグッズを試合で売ったそうです。
⑧カリフォルニアのホッケーファンの心をわしづかみにした猫の事件
2016年の8月、今度は別のスポーツイベントにて黒猫が現れます。もちろん別の猫ですが、その猫が登場したのはSan Jose SharksチームとNashville Predatorsチームのプレーオフシリーズのゲーム1でのこと。
試合前のワームアップ時にどこからともなくやってきたその猫は、なんといきなり氷の上を滑り出して観客を魅了!


その後、SAPセンターの外野席の下の方で怯えて隠れているのをセンターのエンジニアスタッフが発見。Sharksチームは施設にその猫を一時的に預けることにしました。
Sharksチームのキャプテンの名前にちなんで「Jo PAW-velski」と名付けられたその猫は、どうも幸運の猫だったよう。Sharksチームは相手チームを敗り5対2で圧勝!それを見たファン達はゲーム2では猫耳を付けてチームを応援、そしてJo PAW-velskiと名乗ってツイッターアカウントを始める人まで現れました。
ところが結局Jo PAW-velskiを引き取る人は見つからず、Sharksチームの選手とその家族がJo PAW-velskiの新しい飼い主になったそうです。彼らは同時に、後にStanleyと名付けられたもう一匹の猫も施設から引き取ったそうで、Jo PAW-velskiにとってはたくさんの家族が一気にできたようですね。
<参考サイト>
mentalfloss(英語)
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