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我が家の猫ズ、暗闇の中で一番わかりやすいのがシャルなんです。
と、言いますのもシャルだけは、被毛が真っ白な部分があるので、暗闇でも浮きやすいんです。フランとココは、暗闇になると判別しにくくなります。ココは完全に闇と同化しています。なので、大体踏んづける(´・ω・`)
フランに関しては厄介で、暗闇だとボンヤリしたシルエットで、急に動き出すと驚きます…。ある晩、弟の絶叫が聞こえたので何があったか聞くと、暗い玄関で白いボールっぽいものが置いてあると思ったら、急に動き出したので驚いた、というんです。そう、白いボールっぽいものはフランが丸まっていただけだったんですけどね(笑)
今回はちょっと背筋がヒンヤリしちゃうようなお話、ではございません。ちょっとした化け猫伝説や猫又についてのお話。

猫好きな私としては、化け猫はちょっとカワイソウなんじゃない〜?と思っちゃいますが、化け猫の伝説や民話なども数多く残っていますよね。

行灯の油を舐めるという話は日本でもとても有名です。さらに化け猫伝説で一番有名と言われているのが、元はお家騒動が脚色された『鍋島の化け猫騒動』なんだとか。
へぇ~そんな話があるんだ、と思ったのは私です。怖い話が苦手(怪談だとしてもね!)なので、こういったお話には疎いんです(´・ω・`)
とは言いましても、個人的に思っていることがございまして…。『犬は人に付き、猫は家に付く』という言葉があるように、『猫は家に付いて、害を家に来させないように化けて恐ろしい猫になって見張っている』と思っています。
様々な伝承や伝説が残ってはいますけど、化け猫になった理由がこうだったらとても素敵なんじゃないだろうかと思います。

対して化け猫と混同されがちなのが、猫又。実は、化け猫と猫又は全くの別物なんですよ(私も調べるまで、化け猫伝承の一部が猫又だと思っていましたけどね)。
フランも早いもので6才になりました。私が聞いた話では猫は20年生きると、死後猫又になる…という話です。猫又となって、いったい何をしてくれるんだろうか。ちょっとワクワクするのは私だけでしょうか(笑)

さて。猫又には大きく分けて2種類あるそうで、山中にいる獣と人家で飼われている猫が年老いて猫又になるといわれるもの。民間伝承では山間部に猫又のお話が多いそうですよ。江戸時代以降は人家で飼われている猫が年老いて猫又になる、という考えが一般化し浸透してきたようですね。

民話などのお話は調べると面白くてキリがないですよね。
日本では化け猫や猫又と呼ばれるような、妖怪・怪異として多く残っていますが、世界にも猫にまつわる民話や伝承があります。アイルランドのケット・シー、エジプトではバステト神という猫の女神様は日本人でも聞いたことはあるんじゃないでしょうか。
猫にまつわる民話、伝承まだまだたくさんございますので、気になる方はぜひぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
我が家の猫ズ、いつかは虹の階(きざはし)を渡る時がくるでしょう。その時、猫又となって近くにふらっとやってきてくれると嬉しいなぁ。
では次回もお楽しみに!
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