ブリーダーから見放され、片目を失い家族の温かさを知らない子猫。一目惚れされ家族を知った話

2017.09.30

ブリーダーから見放され、片目を失い家族の温かさを知らない子猫。一目惚れされ家族を知った話

愛犬と暮らす24歳の女性がある子猫を見て一目惚れをしました。それは、片目のないスフィンクスという無毛種の子猫でした。子猫の悲しい過去を知った女性は、すぐに家族として迎え入れます。しかし女性にはひとつだけ悩みが…

focebookシャア
ツイート

フィービー・ギルさんが最初に目にしたスフィンクスの「スティッチ」。しかし、スティッチにはちょっと目をそらしてしまうほどの痛々しい傷がありました。

one-eyed-bold-kitten-stitch-2-58abecfdd0314__700

小さい時から片目に怪我を負っており、早い段階で薬を飲んでいれば完治するような怪我だったのにも関わらず、彼女のブリーダーはお医者さんに連れて行かず、その症状はどんどん悪化して行く一方。

その後スティッチの目の状態が更に悪化したことで、ブリーダーは諦めて病院に連れて行きますが、その時にはすでにもう手遅れでした。

one-eyed-bold-kitten-stitch-3-58abed0154200__700

ブリーダーに見捨てられたスティッチをフィービーさんが家族に迎えたのは数か月前のこと。
片目を摘出したスティッチの姿を見て、「こんな小さな体でこれまでの辛い環境に耐えてきたんだ」と、フィービーさんがスティッチを思う気持ちは更に大きくなり、すぐに一緒に家に連れて帰りました。

そんなフィービーさんにも、たったひとつスティッチを家族の一員に迎えるにあたり心配することがありました。

one-eyed-bold-kitten-stitch-9-58abed14ca7a6__700

それは、フィービーさんが飼っているワンちゃん、ブルテリアの『アラスカ』の存在でした。
「アラスカとスティッチはうまくやっていけるのかしら。ましてや犬と猫だし…」

しかし、ふたを開けてみればフィービーさんのそんな不安は取るに足らないものでした。

one-eyed-bold-kitten-stitch-7-58abed0dad1e1__700

スティッチはすぐに新しいお家に馴染み、2匹はあっという間にいつでもどこでも一緒に過ごす、もはや片時も離れられないほど深い仲の大親友になったのです。

one-eyed-bold-kitten-stitch-11-58abed1e2b031__700

甘えん坊のアラスカはいつもフィービーさんがトイレに行こうが、シャワーを浴びようとしようが、どこへでもくっついて来たのですが、スティッチが来た今それがどうなったのかというと…2匹揃ってフィービーさんの行く先へくっついて来るそうです。心優しいフィービーさんと、アラスカもスティッチもいつも一緒にいたいのでしょうね。

one-eyed-bold-kitten-stitch-33

「彼らは食べるときも、寝るときも、遊ぶ時もいつだって一緒なの。スティッチは家の外には出さないけれど、もし行っていいわよって言ったら、アラスカがウンチをしに外に出るときも一緒に行くんじゃないかしら」とフィービーさんは嬉しそうに2匹の仲の良さを話してくれました。

「まだ私がスティッチと過ごした時間は浅いけれど、それでも彼女が私にもたらしてくれた愛は計り知れないものよ」と話すフィービーさんこそ愛のかたまりのような女性ですね。この先も、フィービーさんとアラスカ、そしてスティッチが仲良く愛に包まれた暮らしをしているのが目に浮かびます。

<参考サイト>
boredpanda.com



– おすすめ記事 –

・【海外】【感動】前足のない障害を持つ保護猫。やさしい里親と先住猫との出逢いが生んだ心の絆!
・感染症で足を2本失った子猫が周りから「希望の星」と呼ばれた訳
・顔に酸をかけられ、片目を失った猫。それでも、人間を信じた猫
・死を待つアニマルシェルターにいた誰も欲しがらない老猫と夫婦の出会い。


focebookシャア
ツイート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
PetSmileにゃん部

PetSmileにゃん部

にゃんこ大好きPetSmileにゃん部です。猫ちゃんにまつわるエピソードやお役立ち情報を発信します♪

関連するキーワード


記事に関するお問い合わせはこちら

...
ペットスマイル応募企画バナー専門家バナー犬ライター募集バナープレスバナーペットスマイルアプリバナー