アメリカのオクラホマ州にあるwebサイトのマーケティングなどを請け負う会社「GuRuStu」では、オフィスで1匹の猫を飼っています。オフィスの入り口はガラス張りになっていて日当たりが良く、会社の入り口で日光浴することがその猫の日課です。
オフィスで暮らす猫でした。
オフィスの前を通る人たちは、ガラス越しに猫のかわいらしさに目を奪われて足を止めます。そしてどうにかして、このかわいらしい猫を楽しませたい、一緒に遊びたいと考えた人々は、ガラス扉の隙間から1ドル札を滑り込ませ、猫の視線をお札に向けるようにしたのでしょう。
猫はお札の動きに合わせて首を動かし、大きな瞳で追いかけます。その内に獲物を捕まえたいという心理が湧いたはずなのです。
そして次の瞬間、スッと高くジャンプし、通りがかりの人の手から1ドル札を奪い取るというわけです。
お金を差し出した人々はお札を取られたことよりも、猫のすご技を見て興奮したに違いありません。特に最初に1ドル札を取られた人は夢にも思っていなかったはずです。
猫としては、みんなが一緒に遊んでくれて、楽しくて仕方がなかったですし、通りがかりの人たちは舞い散ったお札を見て、だいたいの状況はわかっていたはず。それでも猫と遊べることが楽しくて、次々とお札を滑り込ませていったのですね。
きっと猫だけでなく、お金を取られてしまった通りがかりの人も幸せを感じたことでしょう。
今では集まった金額はなんと100ドル以上。
ステュワートさん自身、路上生活の経験者でもあり、そのお金は同じような境遇にいるシェルターなどで暮らす人たちへ寄付することが、正しい選択であると考えました。
猫が集めたお金だったことから、猫が大好きな植物の「キャットニップ」をもじって「キャッシュニップキティー」という名前で寄付をしました。お金好きの子猫なんて面白いですね。
彼のフェイスブックページには「慈善的でやり手な猫ちゃんへ1ドル札を差し出してみてください。素晴らしい恵みがあなたに訪れることでしょう」と書いてあり、やり手の猫ちゃんの可愛い写真を見ることができますよ。
今日も猫はたくさんの1ドル札を盗み取り、路上での生活を余儀なくされた人を救うべく、一生懸命に活動していると思います。慈善的でやり手な猫ちゃんの活躍をこれからも応援していきたいですね。
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愛猫たちが最高に楽しめるように開発された愛猫専用の爪とぎ付きボールトーイです。
穴の中をころころと転がるボールを追いかけて遊びます。3色のボールは猫にも色の違いを目で見て分かるカラフルな色を採用。
<参考サイト>
boredpanda.com
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