猫のかわいい写真を撮る秘訣~基本編~
Step1:スマホに慣れさせる

これは何もスマホに限らず、カメラで猫の写真を撮影する時の鉄則なのですが、まずは猫をスマホの存在に慣れさせることです。いきなり大きな音を立てて近づくのはタブーです。猫と遊びながら、まずはスマホの存在に慣れさせましょう。こんな時、一眼レフなどよりも存在感の薄いスマホは好都合と言えるでしょう。
猫が無防備になる瞬間というのは、眠っている時とぼーっとしている時なのですが、撮りたい写真というのは、そういった図ばかりとは限りませんよね。動いている猫のかわいい写真を狙いたい場合は、猫じゃらしやひもで猫の気を引いてあげると、スマホへの警戒が薄れて猫に近づきやすくなります。

Step2:スマホは画像のブレを覚悟で片手持ち!

これもスマホのカメラ機能に限った話ではないのですが、カメラは両手で構えて撮影するのが原則です。なぜかと言いますと、片手で持って撮影した場合、画像がブレてしまう危険性が格段に高くなるからです。しかしここは片手でも操作できるスマホの特性を生かして、あえて片手でスマホを持って撮影し、もう片方の手で先述した猫じゃらし等のおもちゃで猫の気を引き付ける手法を取りましょう。おもちゃで猫と遊びながらシャッターを切っていくと、カメラ目線とまではいかなくても、自然で、なおかつかわいい猫の写真画像が撮影できることでしょう。また、この方法ですと動いている猫の写真が多く撮れるでしょうから、画像が多少ブレていても躍動感のある構図の猫の写真を撮ることもできます。
Step3:あくまでも猫の視点で

先の章で「自然な」写真と書きましたが、何をもって自然な写真と定義するのでしょうか? ここでは、基本的に猫の目線の高さで撮影した写真と定義します。人間の身長の高さから撮った写真というのは、どうしても猫が画像全体に比べて小さく写ってしまい、猫を撮った写真としては自然なものとは映らない訳です。ですから、猫の視点に合わせるために、最初にスマホの存在に猫を慣れさせる必要があったのです。
こうすることにより、猫の視点から撮影した、人間の目にも自然と感じられる画面サイズの猫の写真を撮影することができるという次第です。

猫のかわいい写真を撮る秘訣~応用編~
Step4:【応用編1】たまには違った視点から
前述の通り、猫の写真は猫の視点から撮影するのが鉄則です。しかし、あえて違う視点から撮影してみるのも新鮮な画像が得られて面白いものです。
まずはスマホを逆さまにして、床あるいは地面のぎりぎりまで付けたアングルから撮影してみましょう。すると、通常よりもさらに猫の存在感に満ちた、迫力ある写真画像が得られます。
次に、わざとスマホを傾けて撮ってみましょう。この際、中途半端に傾けるのではなくて、大胆に傾けるのがコツです。中途半端に傾けたのでは、失敗写真かと思われる画像しか得られませんからね。大胆に傾けられた猫の写真画像は、見る人に「おっ」と思わせる存在感を放つものです。

Step5:【応用編2】撮影した後の画像加工
昨今のデジタルカメラで撮影した写真について言えることなのですが、スマホで撮った写真画像もまた、ご多分に漏れず※加工が容易だったりしているのです。このことについて詳細を書き始めると長くなりますので、今回ここでは多くを書くことは控えますが、パソコン上に画像データを移さなくても、スマホ上のアプリだけで十分失敗写真をよみがえらせたり、色味を調整したり、文字を入れたり等などといった加工をすることは可能です。iOS、Androidそれぞれに各種アプリが存在していますから、ご自分に合った画像加工アプリを探してみるのも楽しいものです。
おわりに
いかがでしたでしょうか? ここまで、スマホで猫のかわいい写真画像を撮る方法についてご説明してまいりましたが、一般のデジタルカメラ(コンパクトデジタルカメラ・一眼レフ)でも応用が利くことばかりです。もちろんそれぞれの特性に合わせて手法を変える必要はありますが、猫の写真を撮るにあたっての基本は全て共通しています。
これであなたも、かわいい猫の写真を撮るコツをつかみましょう。