1.猫年はないけど…猫の年賀状を作りたい!
2.猫の年賀状作成例
2-1.猫イラストの年賀状
2-2.愛猫を年賀状に印刷
2-3.愛猫に干支のコスプレをしてもらう
猫年はないけど…猫の年賀状を作りたい!

色々な動物が居る「干支(えと)」ですが、産まれた年やその年の干支として認識することがほとんどなので、現代人にとってはそれぐらいの機会でしか思い浮かべることがありませんよね。
正確に言うと干支は俗称となり、私たちが普段干支として表現しているのは「十二支」と呼ばれる動物となります。
この十二支だけでなく、「十干(じっかん)」といった五行を陰陽で分けた、10種類の要素と一緒に構成されているのが干支となるそうです。
本来の干支は十干と十二支を組み合わせて構成されたものを指しますので、その数は60種類にもなるのだとか。
カレンダーや時計がなかった時代には、これらを年・月・日・時間などに当てはめ、多種多様な物事を示す呼び名として用いられていたようです。
そして干支が示したものは「甲(きのえ)」から始まり「癸(みずのと)」で一周回るとされており、最初に戻るといった周期性が認められていました。
ですので還暦の方が60歳でお祝いされるのは、このように干支が深く関係しており、日本の文化には色々な部分で干支の言葉が用いられていることが多いので、そのような視点で考えてみると、新たな見方ができるのでとても面白いですよね。
少し難しい話になってしまいましたが、ここで考えていきたいのは、なぜ十二支の中に「猫」が入っていないかということです。
犬やネズミといった、猫に近い動物が入っているにも関わらず、猫が居ないことに違和感を覚える方も多いのではないでしょうか?
逸話として有名なのは、猫はネズミに騙されて十二支に入れなかった、というものです。
それは、十二支の順番を決める際に、神様が動物たちに「元旦の朝に神様の元に挨拶にきた1~12の順番で、毎年交代して年の守り神になってもらう」といった御触れを出したため、猫も参加したものの「ネズミに一日遅れた日にちを教えられてしまった」といったお話です。
ほかにも「お釈迦様が亡くなるきっかけが猫だったから」「干支が作られた際に猫が認知されていなかった」などの逸話がありますが、やはり猫年が無いというのは猫好きにとっては悲しいものです。
とくに干支が活躍する場と言えば、新年の挨拶を伝える年賀状ですので、猫を起用しにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。
ですが最近ではその年の干支を素材として使う方のほかにも、家族やペットの写真、アニメや漫画の素材、自身で描いたイラストを用いたものなど、年賀状のデザインの幅は広がってきています。
一年に一度のおめでたい挨拶だからこそ、好きな素材を使って表現をしてみたいと考える方も多いことでしょう。
なのでもちろん猫の素材を使った年賀状を作ったとしても問題ないですし、作るのであればとびきり可愛い猫の年賀状を作成してみてはいかがでしょうか。
猫の年賀状作成例
猫年が無いからといって、猫の年賀状を作成してはいけないといった決まりもないので、思う存分好きなデザインの年賀状を作ってももちろん問題ありません。
ですがいざ作ろうと思っても、どんな猫の素材を使えば良いのか、どんなレイアウトにすれば良いのかなど、悩んでしまうことも多々あるのではないでしょうか。
なかなかデザインが思いつかない場合には、以下のような年賀状の作成例を参考にしてみるのもおすすめです。
◆猫イラストの年賀状
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。#絵 #イラスト #illustration#2020年 #年賀状 #子年 #猫#happynewyear2020#イラスト好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/mHfEA0tjVb— AKYMMN (@akymmn0809) December 31, 2019
猫は見た目も美しく、しなやかな体つきはイラストのモデルとしても、申し分のない動物となりますよね。
大きな瞳や耳、そして長い尻尾など、特徴を捉えて描くことによって、年賀状を華やかに飾ってくれることでしょう。
そして猫は毛色や柄も個性があって特徴的ですので、色鉛筆や色ペン、絵具などを使って表現してみるのも素敵です。
たとえイラストを描くことが不得意であったとしても、特徴を捉えるだけで猫は猫っぽく見えますので、時間があるのであればご自身で猫のイラストを描いてみてはいかがでしょうか。
また、ネットの公式素材サイトなどで、猫のイラストを販売していることや、無料のフリー素材としてダウンロードできるサイトなどもあるので、そのような素材を利用してみるのもおすすめです。
◆愛猫を年賀状に印刷
やはり猫ちゃんと一緒に暮らしている方であれば、愛猫を年賀状の顔にしたい!と思う飼い主さんも少なくないはずです。
猫好きの方であれば、普段から猫ちゃんの写真を撮る機会があると思いますので、そのような画像を年賀状用として印刷してみるのも良いでしょう。
ご自宅にプリンターがあるのであれば、年賀状をセットしてそのままプリントをするだけで良いですし、その年賀状に一言添えて出すだけでも、映える年賀状となりますよね。
もちろんフォトショップなどのソフトがあるのであれば、新年の挨拶のテンプレートなどを一緒に加工することもできますし、ご自身の好みに合わせてデザインを決めていくようにしましょう。
◆愛猫に干支のコスプレをしてもらう
「愛猫を主役にして年賀状を作りたいけれど、干支も意識したデザインにしたい」と、どちらも取り入れたいといった願望があるのであれば、猫ちゃんに干支のコスプレをさせてみてはどうでしょうか。
なにもしなくても可愛らしい猫ではありますが、新年の干支のコスプレをした姿は、さらに可愛さが倍増しているはずです!
ネット通販などでも、ペット用のコスプレグッズはたくさん販売されているので、愛猫に似合いそうな衣装を選んであげてください。
かぶりものが苦手な子であれば、写真を撮影する際に小物を使ってお正月感を演出してみるのもおすすめです。
猫の両隣にミニチュアの門松を置いてみたり、鏡餅やダルマなどといった縁起物と一緒に写してみたりするのも素敵ですよね。
工夫を凝らして、撮影してみてはいかがでしょうか。
猫の年賀状の作り方
どんな猫の年賀状を作るべきか構成ができたのなら、新しい年を気持ちよく迎えるためにも、早めに年賀状を作っておきましょう。
ご自宅にパソコンや加工ソフトが無くても、愛猫を主役にした年賀状は作ることができますので、以下の方法で素敵な年賀状を作成してみてくださいね。
◆写真撮影

なによりも大切なのは、年賀状の主役となる猫ちゃんの撮影ですよね。
年賀状はそこまでサイズが大きいわけではありませんが、カメラ目線のブレていない写真の方が、印象深い年賀状に仕上げることができます。
過去に撮影したとびきり可愛い画像を使用するのも良いですが、やはり近影の愛猫を撮影した方が、猫ちゃんのことを知っている方であれば、元気な姿が見られて嬉しいと感じてくれるかもしれません。
そして画像をはめ込むテンプレートがある程度決まっているのであれば、そのデザインに合うような写真を撮ることも大切です。
新しい年がとびきりハッピーになるような、可愛らしい愛猫のショットが撮れるように頑張ってみましょう!
◆年賀状作成サービス
ご家庭にパソコンやプリンターが無くても、年賀状の作成を可能にしてくれるのが、代行して年賀状を作成してくれるサービスです。
猫の画像データさえあれば、年賀状作成を代行してくれるネットショップや、街のお店はたくさんありますので、自分好みの猫の年賀状を作ることが可能となります。
宛名印刷などのオプションによって、多少金額が上がってはしまいますが、ご自身でデザインを一から考えたり、加工したりといった作業が要らないので、その分年末の忙しい時期に時間を有効的に使えますよね。
注文してからできあがりを待つだけですし、代行業者によってはまとめてポスト投函をしてくれるサービスなどもあるので、出し忘れを防ぐこともできるようです。
来年こそは年賀状を出したいと考えているのであれば、この機会に是非猫をモチーフにして、オリジナリティの溢れた年賀状を作成してみてはいかがでしょうか。
まとめ
年々年賀状で新年の挨拶をする方は少なくなってきてはいますが、こんな時代だからこそ、時間をかけて気持ちが通じる一枚を作りたいものですよね。
ですが年末は一年で一番忙しい時期と言われることもあり、なかなか年賀状作成に時間を割けない方も多いのではないでしょうか。
そして「猫年がないからこそ、せめて年賀状ぐらいは猫一色にしたい…」などと、考えている猫好きの方はきっと多いことでしょう。
そんな方におすすめしたいのが、年賀状作成サービスの有効活用です。
携帯電話でも簡単に注文ができますので、携帯でたくさん撮りためた愛猫の画像をそのまま使用することもできますし、撮影したばかりの可愛い写真を使用することも可能です。
年賀状のデザインに干支を起用する方は多いですが、猫を主役にする方は少ないはずですので、送られた方にとって印象に残る一枚になってくれるはずです。
この機会に是非、送った側も送られる側も幸せになれるような、そんな心温まる年賀状を来年に向けて作成されてみてはいかがでしょうか。
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