いきなり今回のお話しとはちょっと話がズレるのですが、聞いていただきたい事があります。
以前に猫ちゃんの災害対策についてお話しした数日後に、うちのマンションで火事が起きました。
モクモク上がる煙と鳴り響く非常ベルの音…
こんな事はもちろん初めてで、どうしたらいいかとパニックになりかけました。
その時とっさに、以前の記事のことを思い出しました。
まず私が守るべきものは子ども2人とごまくん。
急いでごまくんをキャリーへ入れて、子どもたちに靴をはかせ、財布と携帯だけを持って外へ避難しました。
幸い、火事はひどくなく、怪我人も出ませんでしたが、安心したと同時に恐怖
で震えました。
もしもごまくんだけでお留守番しているときに火事がおきていたら?
想像するだけでゾッとします。
記事を書かせていただいていたおかげで、私自身も冷静に行動することができました。
火事の数分前までみんながいつものように過ごしていました。
災害はいつ起こるか予測ができません。
皆さんも時間がある時にぜひ、もしものことを想像してみてください。
さてさて、長くなりましたが、本題へと移ります。
なんで乾燥したらいけないの?

猫ちゃんの理想の湿度は人間と同じように50~60%です。
冬はどうしても乾燥しがちです。
そもそも乾燥すると、なんでいけないのでしょう?
人間同様、口や鼻などの呼吸器の粘膜が乾燥すると風邪などの感染に対する防御機能が少なくなります。
いわゆる人間の『風邪』は猫ちゃんには移りませんが、猫ちゃん同志では感染する可能性があります。
外へ出る猫ちゃんや、猫ちゃんが数匹いる場合は注意です。

人間も空気が乾燥すると肌あれするのと同じように、猫ちゃんも肌が乾燥すると、フケが出たり毛艶が悪くなります。
体質にもよりますが、敏感な猫ちゃんは、冬になったとんにフケが出ます。
シャンプーをしてもドライヤーが嫌いな猫ちゃんは逃げ回り、うまく乾かないままだと悪化の原因にもなります。
皮膚が乾燥しているとバリア機能も弱くなっているので、他の皮膚病になることもあります。
もしもひどいと感じたらトリマーさんや動物病院などでしっかりとプロに見てもらいましましょう。

冬になるとスキンシップが増える猫ちゃん。
すりすり寄ってきたときや撫でた時にパッチッなんてことないですか?
毛布にくるまっていると余計にです。
これでは猫ちゃんも私たちもびっくりしてしまいますよね。
しっかりと乾燥対策をして、思いっきりなでなでしてあげましょう。
乾燥対策をしましょう
乾燥対策にどのような事をすれば良いのでしょう?
このように対策はいろいろありますが、あまりに気にしすぎて湿度を上げすぎてしまうと、ダニやカビの原因にもなるので要注意です。
お部屋に湿度計を設置してたびたびチェックすることがとても大事です。

まとめ
冬は乾燥して当たり前とも思えますが、たかが乾燥と侮ってはいけませんね。
乾燥対策をすることで、健康でスキンシップも楽しくなるとなれば、しないわけにはいきません。
猫ちゃんのためにも、飼い主の皆さまのためにも、しっかりと乾燥対策をして元気に冬を乗り切ってくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
猫ちゃんの名前といえばタマ?!
猫の豆知識】猫ちゃんの毛色は十匹十色?!