猫を飼うなら避けられない…どうする?!換毛期対策

2015.12.14

猫を飼うなら避けられない…どうする?!換毛期対策

寒くなってくると、気になるのが猫さんの抜け毛。我が家の猫達も例に漏れず衣(?)替えシーズンを迎えております。外出先で「背中に猫の毛付いてるよ」なんて指摘されて焦った経験は、猫飼いさんなら誰しも一度はあるのではないでしょうか。大好きな愛猫の毛が思いがけないところで見つかると、「あらあらこんなとこに~」と愛しく思えてしまいますが、それはあくまで猫好きさんに限っての事。自宅に人を招く時、冠婚葬祭で訪問をする時など、うっかり毛が付いてしまっては困ることも少なくありません。抜け毛を完全に無くすことは不可能ですが、なるべくあちこちに散らないようにすることは出来ます。それではこれから我が家の換毛期対策をご紹介したいと思います。

猫も飼い主も至福の時間

我が家にはコロコロが3個、クイックルワイパーが2本、ドライモップが1本、掃除機2台があります。
どんな豪邸に住んでるかと思われそうですが残念ながら、しがないアパート暮らしです。
しかし猫4匹ともなると、これでもまだ少ない方です。
とにかく一に掃除、二に掃除、三四も掃除で五も掃除。

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でも忙しくてなかなかそんなにマメに掃除出来ない、掃除してもその瞬間からフワリと舞い散る猫毛…もう、疲れた…なんて飼い主さんにオススメしたいのが「ブラッシング」です。
抜け毛を元から断つわけです。これをやるのとやらないのでは、かなりの差があります。
我が家ではシリコン製のゴムブラシを使用しています。
これ、猫達も気持ち良さそうにしてお気に入りなんですが、なんと言ってもごっそり猫毛が取れる感覚が飼い主にとってもなかなか気持ちが良いのです。
我先にとすり寄ってくる猫達、可愛くってたまりません!今でこそ我が家はみんなブラッシング大好きですが、以前は苦手な猫さんもいました。色々なブラシを試して、どれでも平気な子もいれば、嫌がる子もいる中で最終的にシリコンブラシに落ち着きました。
ブラシが駄目な子は、まず手グシから慣れさせていくと良いかもしれません。
他にも直接コロコロをされると喜ぶ変わり者もいましたが、粘着テープの消費が物凄いので続きませんでした。(たまにやってあげたりもしますが…)知り合いの猫さんは掃除機で吸われるのが大好きらしく、片付けいらずで楽チンだそうで羨ましいと思いました。ぜひ猫さんの好みにあったブラッシング方法を見つけてみてください。

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家庭内別居、お互いの為の決断!

それでもうちの子はブラッシングは嫌がって無理、という飼い主さんもいるかもしれません。
その場合最終手段となりますが、思いきって「猫専用の部屋を作る」もしくは「猫の出入り禁止部屋を作る」という方法もあります。
実際、我が家では以前は寝室だけは猫は出禁にしていました。
そして、寝室のクローゼットに衣服類など毛が付きやすいものをまとめて保管していたので、他の部屋が毛だらけでも割りと気にならなかったです。
そして、飼い主の妊娠を期に部屋数少ないアパートの一部屋を猫専用にすることにしました。
これは旦那さんの提案で、私は初め凄く抵抗がありました。
これまで家族として生活を共にしてきて、猫達も狭いながらも家の中を寝室以外は自由に行き来していたのに、可哀想じゃないかと思ったのです。けれど、正直その頃の私は妊娠中で精神的に弱っていてこれまで気にならなかった猫達の行動にストレスを感じてしまっていました。
それが猫達にも伝わってしまって、余計に普段しないようなイタズラをされてまたイライラ…と悪循環に陥っていました。
それに、生まれたばかりの赤ちゃんと4匹の猫をいきなり一緒にする事にも不安があったので、猫専用部屋を作ることにしたのです。
結果、飼い主の生活スペースも減ってしまいましたが、部屋を分けたことで掃除の負担も軽くなりストレスも軽減しました。
猫達も初めは慣れない様子でしたが、専用部屋をとにかく少しでも居心地の良い空間にしてあげようと努力した甲斐あってか、今ではみんな寛ぎながら過ごしています。
むしろたまに別の部屋に連れていこうとすると嫌がられるし、しょっちゅう遊びに行くと面倒くさそうな顔されます…。
調べると猫はあまり広さを必要としないそうで、その代わり高さがある方がストレスを感じないのだそうです。
その為我が家では、新たにキャットタワーを購入し、敢えて窓にはカーテンをせずにいつでも外の景色が見れるようにしました。
少し話が逸れましたが、そういう方法もあるのだと参考程度に思っていただければ幸いです。

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換毛期に気を付けること

猫は自分で毛繕いをする綺麗好きな動物です。
つまり換毛期では、普段より大量の抜け毛を飲み込んでしまっている事になります。
そうすると必然的に毛玉を吐き出す回数も増えます。滅多に吐かないのにこの時期だけ吐いてしまう猫さんもいらっしゃるのではないでしょうか。我が家は日頃からブラッシングをしているので皆吐かないのですが、1匹だけやたら他の子達を舐めたがる子がいるので、換毛期になるとその子だけ吐くようになります。
猫が吐くのは日常茶飯事とはいえ、あまり多いとやはり小さい身体に負担になるのでブラッシングや毛玉対策フードで飼い主が気を付けてあげないといけませんね。

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tomozou

tomozou

猫4匹と暮らす、のんびりかあさんです。10年以上猫と暮らしているけれど、未だに驚かされることや、新たな発見の毎日です。現在はじめての育児に奮闘しながらも、近い将来我が子と猫達がたわむれて遊ぶ姿を想像して、にんまりする日々を過ごしています。

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