基本のセット、とりあえずこれがあれば大丈夫!

まずは食器、トイレ、寝床、生活に欠かせない必需品です。
しかしこれが一番難しいといっても過言ではないかもしれません。
猫さんにもそれぞれ好みがありますので、それを見極めるまでの道のりは覚悟しなくてはいけません。
食器はプラスチックやステンレスなど、素材や猫が食べやすい形かなどに気を付けて、さらには飼い主さんが手入れしやすいか、耐久性なども考慮すると良いです。
我が家もお高い陶器やら色々試して最終的には「強化ガラス製」に落ち着きました。
プラスチックのようにフードの匂い移りもなく、ステンレスのようにキズがついて劣化もしない、陶器のように割れる心配も少ない、万が一割れても平気!だって100円均一だからお財布へのダメージも最小限!デザインもガラスだからシンプル!我が家はこれからもずっとガラス製だと思います。
次にトイレですが、これまた好みが分かれます。
我が家では最初の子にシステムトイレを使用してましたが、2番目の子が砂でしか用を足してくれない子だった為、そこからトイレ砂ジプシーへと陥りました。
今でこそずっとこれでいこうと思える砂を見つけましたが、見つけるまではかなり時間がかかりました。
トイレ自体もひとつ何万円もする高級なものや安いもの、色々試してこれだと決めたのは本当につい2年程前です。
いかにもな猫用トイレを置きたくなかったのと、洗いやすい掃除しやすいという条件で行き着いたのはポリエチレン製のゴムバケツです。
これは砂派の猫飼いさんにはおすすめです!寝床もしかり、結局猫さんの好みに合うものが見つかるまでがゴールなので、まずは値段の手頃なものから揃えていくのが良いかもしれません。
これはフードにも言えることですね。我が家は寝床に関してはまだ模索中です。
必要なものを揃えたら、環境作りも忘れずに。

我が家では猫専用の部屋を設けていますが、通常一緒の空間で飼われる際には色々と注意が必要です。
猫さんは爪を研ぎます。室内飼いだとそれでも伸びてきてしまうので、爪切りも要ります。
猫によって様々ですが、壁で研ぐ子、ソファーで研ぐ子、フローリングの床で研いじゃう子もいます。
子猫のうちから爪研ぎでしつけておけば大丈夫、なんて聞くこともありますが大抵の子は色んな物で研ぎます。
メインが爪研ぎだったとしても、他の物でも絶対に研ぎます。本能ですから仕方無いのです。
だから、傷つけられたくないものはあらかじめ避難させるか、排除するしかありません。それが猫を飼うということです。また、猫さんは電気のコードをかじります。
うちの子はコードなんてかじらない、と言われる飼い主さん、テレビの後ろの配線や普段あまり目につかない場所のコードを良く見てみてください。
多分おそらく噛みあとがあると思います。仕方無いのです、本能ですから。ですから感電防止は必須です。
壁のひっかき防止シートや電気コードカバーなど今は大抵100円均一で手に入ります。
また、観葉植物も猫は食べます。駄目だよ、とその場で伝えて食べるのを止めたからわかってくれたと思っても、出掛けて帰ってきたら観葉植物がただの木になってしまっているかもしれません。
猫草と違って身体に良くない、毒となるものもありますので置かないのが一番です。
それからお風呂場で浴槽に水を溜めたままにしていると、猫が足を滑らせて溺れ死んでしまうことがあります。
お風呂場は出入り禁止にするか、浴槽に溜めっぱなしにしないようにしましょう。
我が家は猫部屋を設置してから、残り湯洗濯が出来るようになりましたがそれまでは危険なので入浴後はすぐにお湯を捨てていました。赤ん坊と一緒で何が事故に繋がるかわかりません、出来る限りリスクを取り除いて安心安全な環境で猫さんと暮らせるよう、飼い主は意識しなければいけませんね。
大切なのは家族として受け入れる覚悟

まだまだ猫さんの為に揃えるものはたくさんありますが、先にお伝えした基本的なものも、キャットタワーやねこじゃらしのような玩具などの基本以外のものも、結局は猫さんが気に入るかどうかを探りながら自分のうちの子の好みをわかっていくのが猫と暮らす楽しみではないかと思います。我が子であったり、恋人や親友であったり、飼い主さんによって猫さんへの立場はそれぞれ違うかもしれませんが、長い年月を一緒に暮らしていく大切な存在であることは変わりません。
出会えた縁と共に過ごせる日々に感謝の気持ちを忘れないでいたいですね。
おすすめ記事
猫を飼うなら避けられない…どうする?!換毛期対策
老猫との多頭飼いで気をつけなければならないこと
猫ちゃんの食べ物の好き嫌い