猫の好きな場所とはどんな場所!?

2016.02.08

猫の好きな場所とはどんな場所!?

猫は暗くて狭い場所がすごく好きです。 猫の先祖が砂漠に生息していたため、今も習性で残っているからそうです。 猫のエサは小動物などです。小動物の巣穴は暗くて狭い場所です。そのため、猫も暗くて狭い場所を好むといわれています。 全ては習性や本能からだと思われます。

猫は狭いところがお好き

猫の先祖からたどっていくと、食事をするのも、寝るのも、穴や物陰で暮らしていたようです。猫にしてみると狭いところは安心できる場所のようなものです。室内で飼っている猫もゆっくりとリラックするために狭い場所を好んでいるのかもしれません。
人見知りや警戒心の強い猫は、狭いところから様子をじっと見ていることがあります。猫としては、狭いところは自分より体が大きな動物が入り込めないので身を守るために狭いところに身を置くといった習性が今に至るのかもしれません。
猫を飼っている人はダンボールに入った猫を何度か見たことがあると思います。身近で狭い場所といえば、ダンボールや袋、ティッシュケースなどがあります。

猫の好きな場所② (3)

かわいいといえば、『猫鍋』などが有名です。猫は何も考えずに狭いところの鍋に入っているだけですが、飼い主としてはとてもかわいく思い癒されます。

③

狭いところは危険なところも

猫の狭いところが好きということがわかったのですが、狭いところ故に危険な場所もあります。狭い場所に入り込んでしまい身動きがとれないといったことが起こりえます。人間の目線と猫の目線は違います。人間では有り得ない場所に入り込む可能性もあります。
特に外には危険な場所が多いです。身近なのが車の下です。
以前、うちの猫が脱走した時のことです。外をずっと探していたら、隣の人がうちの猫を抱っこしていました。「出勤するために車を動かそうとしたら猫の鳴き声が聞こえたから車の下を覗き込んだら猫がいた」とのことでした。
何も気づかずに車を動かしていたらどうなっていたことかと考えるととても恐ろしいです。隣の人には迷惑をかけて申し訳なく思い、そして本当に感謝しています。

④

テレビで、配水管に挟まって身動きがとれない猫や壁と壁の間に挟まって出られなくなった猫をレスキュー隊が救助するといったニュースも見たことがあります。
とにかく、猫は狭いところが好きなようです。それに加え、危険な場所もあるということがわかりました。
飼い主は猫が危険な場所に行かないように注意する必要があります。
狭いところが好きな猫のために、危険な場所に行かないためにも、狭いところを作ってあげるのもいいかもしれませんね。


猫は高いところがお好き

猫が高いところが好きなのは、リラックスできたり、落ち着けるからという理由があります。高いところにいれば、遠くまで見渡せ、敵に襲われたりする可能性が少ないからです。これも先祖から続く習性です。
室内で飼っている猫は外敵に襲われることもないので、高いところにいかなくてもいいのですが、なんせこれが猫の習性なので、家具に登ったり、またはカーテンレールに乗ったりと飼い主を少し困ることもあります。猫が上手に降りてくれればいいのですが、高いところから飛び降りてケガをすることもあります。
猫が高いところでくつろげるようにしてあげるのもいいでしょう。
室内で猫専用の高いところを作るには『キャットタワー』などがあります。キャットタワーにはいろいろなタイプが販売されています。大きさや高さなど様々です。キャットタワーがあれば、登ったり、降りたりと猫の運動にもなります。家にあったキャットタワーを購入するのもいいでしょう。
キャットタワーを置く場所は、猫が登りやすいところがいいでしょう。高い位置からの眺めがいいところを選びましょう。猫は高いところから眺めるのが好きです。外の様子などが見える位置にキャットタワーを置くと猫もきっと喜んでくれると思います。
ゆっくりとリラックスしながら、高いところから眺めるといった行為は猫にとっては、とても幸せな時間になるでしょう。

猫の好きな場所⑤ (2)

猫は暖かいところがお好き

寒い時期になると人間でも暖かいところを好みます。人間に比べて猫は寒さに弱いです。尚の事、暖かいところを好みます。
自然に暖かいといえば、太陽の光です。窓辺で猫が日光浴をしているところを何度も見かけます。日向ぼっこしながら、ウトウトと寝てしまう猫もいます。よほど気持ちいいのでしょう。
猫が日光浴する理由は他にもあります。猫の毛は日光を浴びると『ビタミンD』ができる成分が含まれます。日光浴のあと、毛づくろいをすれば、ビタミンDが摂取できます。あとは、ダニやノミ、シラミなどの駆除もできます。
電化製品も暖かい場所の1つです。暖房器具はもちろん、炊飯器の上に乗ったりします。低温火傷の恐れがあるので、飼い主は十分注意してくださいね。
猫の健康のためにも、天気が晴れの日は猫用のベッドを日向に置いたりするのもいいことです。

⑥

飼い主としては、猫が一番好きな場所は飼い主のひざの上と言ってもらいたいですが、猫の性格や室内の環境によってさまざまです。猫に快適に過ごしてもらうためにも飼い主の努力は欠かせません。飼い主も猫も楽しく幸せな時間が過ごせますように。


– おすすめ記事 –

 猫の飼い方について


 老猫の飼い主としてのサポート


 こちらミッション遂行中ฅ(-ω☆ฅ)愛猫のあの行動はスパイ行動だった!?


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
munoco

munoco

猫を飼いはじめて20年。完全な猫派です。 今まで4匹の猫と過ごしてきました。現在は2匹の猫と楽しく過ごす毎日です。 ツンデレされて20年。猫の行動1つ1つが大好きで、ずっとツンデレにやられてしまっている人間です。


記事に関するお問い合わせはこちら