楽しい時、嬉しい時

「ゴロゴロ」「グルグル」
猫が喉を鳴らすのは、子猫の時母猫のオッパイを飲みながら「美味しいよ」と母猫に伝えている名残。猫がウットリしながら飼い主さんの膝の上でゴロゴロと喉を鳴らす時、猫は「だーい好き!」「幸せだなぁ」と言っているのです。
「ア~~アン」と鼻から抜けた様な泣き声も猫の幸せな気持ちを意味しています。
「ニャッニャッ」
例えばご飯だよ、という呼びかけに対する猫の弾むような泣き声は「待ってました!」「わぁい」と猫がウキウキしている気持ちの現れです。目もキラキラしているはず。
穏やかで単調な「ナァ~~ン」
猫を抱き上げて話しかけたら、こんな泣き声を出す事はよくありますね。これは猫も飼い主さんと会話しているのです。「なになに?」「どうしたの?」と猫も話しかけています。嬉しい…。
要求の気持ち
飼い主さんの顔を見ながら、何度もなんども「ニャオーン」「ナオーン」
こんな泣き声は飼い主さんへの要求を意味しています。「遊んでよ!構ってよ!抱っこして!」尻尾を立てて身体や額をスリスリしてきます。ここは猫の気持ちを優先するしかないですね!
飼い主さんが寝ているとき「ンナォーン」「ンニャオーン」
布団の上に乗ってきて、顔ザリザリ舐めてくる時のこんな泣き声の意味はただ一つ。「早く起きて!」我が家のニャンズは甘噛みをプラスしてきます。痛いです。起きるしかありません…。
「ゴァーン」
もう読んで字の如し。「お腹すいた!」の意味ですね!ウチの子達は私が「ゴァーン」というと食事の場所に移動します(笑)
不安な時、怖い時
トイレで苦しげに「オゥーオ」「ナオーン」
泌尿器系の病気に罹っているかもしれません。「苦しいよ」「痛いよ」と訴えているのかもしれません。要注意です。
「アアァオォーン」と遠吠えのような泣き声は嘔吐する前によく聞かれます。苦しい気持ちを意味しています。
瞳孔が大きく開き、低く唸るように「アーオン」
恐怖や拒絶を意味しています。猫は全身で必死に「ヤダー!」と伝えているのです。例えば動物病院の診察台の上で…。
子猫がその小さな体からは考えられない程の大声で「ミィミィ」
こんな風に泣き声を振り絞っているとき、子猫は本能的に命の危機を感じています。「寒いよー」「お腹がすいたよー」という意味です。体を暖め食事を与えてあげましょう。
不満の気持ち
「シャー!」
のんびり寛いでいる猫をやたら触ったり構い過ぎると、軽く一言いなされます。「邪魔すんな、あっち行け!」…ごめんなさい。
悲鳴のような「ギャー‼︎」
例えばいきなり尻尾を踏まれたとき。突然の刺激にびっくりした泣き声。その意味は「やめろやめろ、この野郎!!」…本当にごめんなさい。
「イャ」
「ゴァーン」と同じくらい猫が覚えやすい言葉です。もちろんそのままの意味。猫が嫌がることをいつまでもしているとこんな風に拒絶されますよ(汗)
怒っている時
声をしゃがらせて何度も「ヴーーー」「ヴァーーーオ」
低い姿勢は攻撃態勢です。「近付くなよ、ただじゃ済まないからな!」と威嚇しています。
相手が自分よりも格下だと判断した時の「シャーシャー!!」
「何でここにいるんだ?入ってくんな!」強気です。
挨拶
小声で「ニャニャ」、高い声で「ニャー!」
あるいは、尻尾をピンっと立てて小走りに「ニャーーン!」
飼い主さんが外出先から帰ってきた時のこんな風な泣き声は「おかえり!」「待ってたよ」という意味。飼い主冥利につきる一瞬!
猫に声を掛けた時「ニャ」
一言だけ、まるで返事をするように泣くのは「なぁに?」「いいよ!」「ふ~ん?」という意味。ちゃんとこちらの呼びかけに応えてくれているんですね。
猫が自分から近寄ってきて「ニャア!」
歯切れよく明るい泣き声の意味は「やあ!」「元気か⁉︎」。かなりご機嫌の良い時の泣き声です。
その他
窓の外を見て「カカカカカ」
鳥や虫を見つけて狩猟本能が湧き上がってきています。「逃げんなよ、今捕まえてやる!」という意味。
ご飯を食べながら「アゥアゥアゥアゥ」
夢中になって食べているはず。「やだなにこれ、うま~~~い!」
まとめ
我が家のニャンズも名前を呼ぶと返事をしたり、嬉しい時は犬のように鳴いたり、あるいは寡黙を貫いたり…言葉がわからない相手だからこそ泣き声や表情、仕草をよく観察して、気持ちが通じ合えるようになりたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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