一人暮らしで犬を飼うこととは

一人暮らしで一番肝心なトイレの躾

犬を飼う事で最も苦労するのが、トイレ問題だと思います。
一人暮らしですと目の行き届かない範囲や時間もでき、特に留守番は、犬を飼う事で最大の心配事でもありトイレをしっかり覚えてくれるかで違ってくるものです。
室内飼いが前提であれば、トイレの躾は最優先事項です。
留守番の時間が長ければ長いほど、トイレは所定の場所でキチンと出来る事がとても重要ですし、決めた場所でちゃんと出来る子であれば、一人暮らしで犬を飼う事の一番の悩みは解消し、愛犬と有意義に過ごせる時間も増えます。
室内で自由なお留守番が可能になれば、折角の一人暮らしですし、誰に遠慮する事なく犬を飼って隔たりなく一緒に暮らす事は、より一層犬を飼う一人暮らしの生活を満喫できると思います。
どうしても不安な場合は、ケージで寝る場所とトイレの場所を作って、失敗した場合でもケージの中だけに済ませる様にすれば掃除の範囲を狭められます。しかし、失敗で済めばいいのですが、犬の性質や性格により、犬自体が汚れる事もありますので、自分の子がどんな子か見極めが必要になる処ですね。
トイレシーツで出来る事は、後々の老後の事まで考えるととても大事だと思います。
外や散歩の時にしか出来ない子にしてしまうと、年老いて身体の自由がままならないのに、トイレの為だけに雨や台風でも連れ出さないといけなくなり、してくれるまで延々と散歩し続ける等、可也苦労されている老犬の飼い主さんは沢山おられます。
犬自身にとっても辛い思いをさせる事にもなりますので、トイレシーツでのトイレは、犬にも飼い主にも大変いい事だと筆者は特に思います。
良く聞くのが、「子犬の間はシーツでしたくれたのに、散歩に出るようになったら、外でしかしなくなった」です。
多分に外で出来るから、室内シーツでする必要がなくなってしまう認識がついてしまうのでしょうね。こうなると修正が大変なので、可能なら家で排便させてから散歩に出る事を習慣づけるといいと思います。
散歩での手間が一つ省けて大変助かります。
また雄の場合は、室内でも多少の工夫は必要ですが、マーキングのコツで覚えさせる事が出来ますし雌の様にシーツの上の時だけしゃがんでする事を覚えてくれる子も居ます。
とにかく飼い主の努力は必要です。

飼い主は一人だけの強みを生かして

そして！何より肝心な事は、「褒めて育てる」と「スキンシップ」を心がけて下さい。
一人暮らしは、当然飼い主も一人です。
１対１の濃厚な関係が築けるのも一人暮らしの強みです。
悪い事をしたら叱るも大事ですが、それよりも褒めて褒めて大袈裟に褒め倒して育てる方が性格も良くなり自然と叱る事自体が減ってくるものです。
褒め慣れないと気恥ずかしいものですが、案外すぐに慣れますよ。
筆者も最初は、叱り飛ばして育てたりあんまり褒めてあげなかったり、色んな失敗を積み重ね反省して今の子は、「沢山撫でる」「大好きだよって抱きしめる」特に「いっぱい褒める！」で育てていますが、本当に良い子に育っていると実感しています。
決して甘やかす事ではありませんし、甘やかしは犬にとっても良い事はありません。
可愛がると甘やかすは全く違いますが、勘違いされている方は以外と多いものです。
一人暮らしで犬を飼ってて留守番が多い間、永遠と無駄吠えを続けているとか甘やかしすぎて我侭犬になって、要求吠えばかりしてしまう犬になってしまい社会性の身についてない子になってしまうと犬自体が可哀相です。
一人暮らしなら尚の事、飼い主は一人なのですから愛犬としっかり向き合い、ブレる事なく育てる事が出来るのも一人暮らしだからこそです。
それでも困ったら、プロに相談してみて下さい。その為の専門家です。
良い訓練士さんに出会って一緒に勉強して成長していくのは、特にお薦めです。
筆者も現在進行形で頑張っています。
一人暮らしで犬を飼うのは正直大変です。
生き物なのですから、命を育てるのは当然大変なのです。
それでも一人で育てあげると自信もつきます。
責任と自覚をもって個々の一人暮らしに合った犬を飼えば、それがベストマッチした時に掛け替えのない最高の相棒になってくれるのものです。
その感動を沢山の一人暮らしの方に犬を飼って頂き、心に潤いと愛情一杯の一人暮らしをエンジョイして欲しいと思います。

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