みんなで楽しく遊ぶ為に…「ドックランでの注意点と守って欲しい事」について…

2016.05.04

みんなで楽しく遊ぶ為に…「ドックランでの注意点と守って欲しい事」について…

今回のテーマはドックラン!この時期にぴったりのテーマとなりますが、その分注意する点もたくさんあります。 ルールや注意をはらって楽しみましょう♪

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最近、だいぶ暖かくなり、散歩にも行きやすい時期がやって来ました。
気分も爽快でワンちゃんも活発化してくる季節なだけに、一緒にお出かけがしたくなりますよね。
一緒に出掛けられる場所で、ワンちゃんが大好きな場所と言えばやはり」ドックラン」
だと思います。
「ドックラン」などは、リードを付けずに走り回れる唯一の場所ですよね。
そして、ワンちゃん同士が一緒に遊べる場所でもあります。
でも「ドックラン」でのトラブルが多いのも事実です。
そこで今回は「ドックラン」に入るためのマナーとして、注意点と守って欲しい事を獣医の立場からお伝えしていきたいと思います。

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まずは「予防」をしているかどうかです。
地域によって少し違いはあるものの混合ワクチンと狂犬病ワクチンの接種は欠かせないものになっているはずです。
ただ、ワンちゃん同士が接触する中で予防注射だけでは一部の予防しかできていないことになります。
例えば、ノミダニの予防やペットの糞から移る消化管内寄生虫など予防しておけば感染しにくい疾患もある訳です。
移る感染症の中には命をおびやかす疾患も含まれるため、一緒にお出かけする人はできる限りの予防はした方が良いと思います。

また、咬傷事故なども犬同士が遊んでいるとはいえ起こる可能性もあり、ドックランから帰ってきたらどこからか出血が出ているなんてケースもあるため、念のため家に帰った際は愛犬のコミュニケーションを取る意味合いでも全身を触ってあげてください。
また、手足の先なども良く見ると怪我をしているケースなどもあるため気を付けてみてあげてください。

「ドックラン」は100%安全な遊び場と思われている飼い主がいると聞いた事がありますが、そうとは言い切れません。
飼い主さんが十分に注意して、楽しく遊ばせてあげて欲しいと思います。

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Dr.佐藤 貴紀

Dr.佐藤 貴紀

幼い頃から大の動物好きで、獣医を志す。 麻布大学獣医学部卒業後、西荻動物病院、dogdaysミッドタウンクリニックにて副院長をつとめる。 また、獣医生命科学大学内科学教室において循環器を主に学ぶ。 2008年7月に「白金高輪動物病院」開業。 2011年4月に「中央アニマルクリニック」開院。 専門は「循環器」。全国に約60人しかいない(2013年5月現在)「日本獣医循環器学会認定医」の一人。 専門外来を特徴とし、確定診断にもこだわり、かかりつけ医を推進している。 誠実でやさしい人柄と確かな技術に惹かれて、全国の飼い主さんから相談が絶えず寄せられている。

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