愛犬が熱中症になったら…応急処置はどうすれば良いの?!

2016.07.22

愛犬が熱中症になったら…応急処置はどうすれば良いの?!

暑い夏がやってくると、注意しなければならないのが熱中症。熱中症は、人間だけでなく犬にも起こり、一瞬でも発見や処置が遅れてしまうと、死に至る恐れもあるんです。それでは、万が一愛犬が熱中症になってしまったら、どのような応急処置を行えば良いのでしょうか。ここでは、熱中症に対する応急処置の方法を説明します。

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夏がやってきた!

夏がやってきた!

 いよいよ、本格的に暑い夏が始まってきました。夏は、お祭りに花火、キャンプにBBQなどイベントが盛りだくさんの季節です!そんな楽しい場所に、大事な愛犬を連れて行きたいと思っている人も多いはず。しかし、楽しい場所には多くの人でごった返していて、熱気で暑さも倍増。また、楽しさに気を取られて、つい愛犬の様子を気にしない人も多いのも事実。この時期、多くの人が熱中症になりますが、実は犬にも熱中症はあり、発見や処置が遅れると死に至る恐れもあるんです。それでは、犬が熱中症になったら、どのような症状が出て、どのような応急処置を行えば良いのでしょうか。


これって熱中症?!そのサインとは

これって熱中症?!そのサインとは

 犬は、人間と違い汗をかいて体温を放散することができません。そのため、暑さにはとても弱いです。特に、短頭種と呼ばれるフレンチ・ブルドッグ、ブルドッグ、パグ、シーズー、狆や、寒い国が原産のシベリアン・ハスキーなどの犬種は暑さには非常に弱いのが特徴です。夏は、常に犬が快適に過ごせるように室温を調節する必要性もありますが、万が一、外出先や何らかのトラブルにより室温調整がされなくて、以下の様な症状が見られたら、熱中症のサインかもしれません。

ハァハァとして息づかいがいつもより荒い

汗をかくことが出来ない犬は、体温を調節するために鼻と口の両方で呼吸をし、水分を蒸発させて体温を下げるという特徴があります。

いつもより体が熱い

犬の平熱は、38℃~39℃位で40℃を超える状態が続くと危険な状態と言われています。愛犬の耳や脇の下、お腹を触った時にいつもより暑いと感じたら、一度熱を測ってみると良いでしょう。

舌や歯茎が赤くなる

息づかいが荒くなると、心拍数が上昇し脈拍も速くなります。そうなると、血流の流れも速くなるため血管が拡張して血色が良くなります。ハァハァと息づかいが荒いと感じた時に、一緒に舌や歯茎もチェックしてみると良いでしょう。

落ち着きがない

ウロウロと歩き回ったり、なんだか落ち着きがないなぁと感じた場合、もしかすると涼しい場所を探している行動や、体温が自分でうまくコントロール出来ずに不安を感じているサインの可能性もあります。


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malulani-o610

小さい頃から犬に囲まれて育っている大の犬好きです。犬のことをもっと知りたくて、ペット看護師・ペットセラピストの資格を取得し、次は愛玩動物飼養管理士の資格取得を目指しています。ちなみに、今はチワワを飼っています♪


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