夏から秋に・・・季節の変わり目に注意したいワンちゃんの体調管理

2016.08.12

夏から秋に・・・季節の変わり目に注意したいワンちゃんの体調管理

真夏にはフィラリアの予防、マダニやノミの予防、熱中症にならないようになど色々気をつけて過ごしてきました。 いつまで暑いのかなぁ?と思っていると、ふと気づけば夜には涼しい風が吹き始めます。 流れる空の雲の形が明らかに変わって入道雲が無くなり鱗雲となった頃、地上も秋の気配がすることでしょう。 やっと暑くて大変だった夏が終わり秋になるそんな頃、季節の変わり目には体調を崩しやすくなりますよね。 ワンちゃんも人間と同じなのです。 ではどんなことに気を付けてあげると良いのでしょうか?

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気温の変化に注意

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夏が終わったからと言ってすぐに暑さが無くなるわけではありません。まだまだ暑い夏日があるかと思えば急に涼しくなったりを繰り返して徐々に秋になっていきますよね。
「残暑」は秋の季語でもあります。秋になっても昼間は真夏のような暑さの日があるとおもえば、夜には涼しくなるといった、一日の中でも寒暖の差が激しくなる季節でもあります。
秋になって涼しくなったからと気を緩めると思わぬ事故につながることもあります。真夏に引き続き、日中のワンちゃんの熱中症には気をつけるようにしましょう。車中に置き去りにするのも気温が上がると思われる時はしないように。
季節の変わり目、こういう時期が実は油断しがちで危険なのです。
気をつけるのは日中だけでなく夜の温度管理も大切です。
真夏とは異なり秋になると夜になるとぐっと気温が下がります。お腹を壊してしまったりしますので、クーラーなどがきき過ぎないように調節したり、夏の間に使っていたクールマットなどを出しっぱなしにしないようにしてあげてください。
飼い主さんのこまめな温度管理がワンちゃんの体調に大きく影響を与えます。


湿度の変化も気を付けて

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もともとアレルギーや皮膚病などがある子にとって空気が乾燥してくると痒みが出たり皮膚がカサカサするというトラブルが起こってきます。
季節の変化に伴い夏バテなどで体調を崩し食欲が無くなる子も出てきます。
アレルギーや皮膚病の子には少々つらい季節ですよね。良質な自分に合ったフードをきちんと食べる事は皮膚にとってとても大切なことです。
栄養バランスの良いフード、ワンちゃんに合ったフードを食べさせたり保湿をしたり皮膚に優しいシャンプーなどを使ったりして十分にケアしてあげてください。

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Tomimaru

Tomimaru

2002年に最初にパピヨンを飼ってからパピヨンの虜になりました。 現在はブリーダーとしてドッグショーに参加しながら9匹のパピヨン たちとにぎやかに過ごしています。 もっと犬の事を知りたいと、犬学や行動学を中心に色々な本を読んで います。愛玩動物飼養管理士1級を取得し、現在はペット栄養管理士 の資格取得のため勉強中です。

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