我が家のわんこの恋

我が家のわんこは身内には吠えません。

ある朝からうちのわんこがある一定の時間になると吠え始め、散歩を催促するようになりました。
我が家では朝と夕方にお散歩に行くのですが余程遅くならない限り吠えることはなかったのですが、この日から吠えて誰も来ないと階段を登り部屋まで迎えに来るまでになりました。

第一の恋

その理由はコーギー(メス)の存在。前からコミュニケーションはとっていてうちのわんこは散歩で会えるのが嬉しくて会える時間をだいたい把握し吠えていたのです。
数日、散歩の時間が合わずコーギー(メス)と会えない日が続いた夕方の散歩が終わった日、たまたま庭の鎖に繋いでいた時の事でした。
家に入れようと外に出ると、いない。
ちょうど家の電話がなり出るとコーギー(メス)の飼い主さんから。
玄関先でお座りしているとの事で急いで迎えに行ったのです。
うちのわんこはやっぱり玄関先でお座りをしていました。
それはそれは勇ましく、「娘さんを下さい！！」ばりに凛々しいうちのわんこ。
コーギー(メス)の飼い主さんに謝罪をし、リードを付けて帰るよとリードを引っ張るとまるで離れたくないと言わんばかりに暴れ始めたうちのわんこ。
ふと、家の中にいるコーギー(メス)を見ると…冷めた目でこちらを見ていました。結局外に出たがる様子もなくうちのわんこの片思いなんですが、気づかず暴れるうちのわんこ。
なんとか帰宅しましたが寂しそうにしていたうちのわんこ。
それからお散歩でコーギー(メス)に会う事もなくなり、ションボリしていたうちのわんこですが再び春到来！！

第二の恋

次のお相手はラブラドールレトリバー(メス)。体はうちのわんこより大きいです。
うちのわんこは外見じゃない！！中身が大事だ！！とばかりにコミュニケーションをはかってました。
うちのわんこは追いかけっこをする時はやはり男の子だからか追いかけたいタイプ。
ラブラドールレトリバー(メス)と追いかけっこになった時…追いかけられてました。
やはり体格も体力も上のラブラドールレトリバー(メス)。
その日から再びションボリしていたうちのわんこ。
結局、片思い期間が終わり、ある程度の時間までお散歩を待つようになりました。
冒頭でも話しましたがうちのわんこは身内には吠えません。
身内には吠えないんです。
吠えました。
うちのわんこは本当に我が道をいくわんこで、いろいろやらかしてくれるんです。
でもやっぱり可愛くて愛すべきバカわんこなんです。
大切な家族の一員のわんこの恋のお話でした。