「ベンガル」の特徴や性格は
飼い猫には「可愛さよりも、カッコよさ」と考えている人には、きっと魅力的にうつるベンガル。野生的なヒョウ柄がなんとも神秘的で美しいです。
●ベンガルの外見的特徴について

ベンガルは原産国がアメリカです。野生のベンガルヤマネコとイエネコを交配させて産まれたヒョウ柄の猫がベンガルのルーツです。
被毛は短毛種で、ヒョウのような体の柄で野性的な模様です。体重は個体差がありますが、オスだと5キロ前後から8キロ前後とずいぶん大柄の猫。一方、メスは5キロ前後ほどです。
基本的に見た目はガッシリと筋肉質、そしてたくましい体つきの大型の猫です。ただ、筋肉質でガッシリはしているものの、「太っている」というより「スマート」な印象がある猫です。

また、ロゼットと言われるヒョウ柄のほか、縞模様や斑点柄もあります。毛の色は3タイプありますが、一番人気は茶色ベースで、よりワイルドな印象が好まれているようです。
短毛でツヤツヤな密集している毛並みなので、ヒョウが家の中を歩いているかと錯覚しそう。ワイルドな魅力がたまらない!ととても人気があります。
●ベンガルの性格について
ワイルドな外見ですので、野生的で荒っぽいのでは・・・?というイメージが大きいベンガルですが、実は結構社交的。人に対して荒々しさを出すことはありませんが、とにかく元気がいっぱいで運動量が多いです。遊び好きなので、家の中ではたっぷりと遊べるスペースを作ってあげると喜ぶでしょう。
「オシキャット」の特徴や性格は
ヒョウ柄の見た目がベンガルととても良く似ています。
●オシキャットの外見的特徴について

アメリカのブリーダーによって1960年代にアビシニアンとシャムを人工的に交配させたことが現在のオシキャットのルーツです。ヤマネコとは交配させていません。
オシキャットの体重は、オスで5~6キロ、メスで3~5.5キロと中型からやや大型。平均的な猫よりも若干重めな体重です。
また、ベンガルと同じでヒョウ柄が特徴です。ツヤがある被毛で撫でても気持ちが良く、触り心地も抜群です。現在、チョコレート、タウニー、ブルーなど12色の色が認められています。
●オシキャットの性格について
オシキャットは、野生のワイルドさと知性も兼ね備えている猫です。賢さがあるため、まるで犬のようにしつけることもできます。個体差はありますが、しつけがしやすく比較的飼いやすい猫と言われています。甘えん坊な一面も持っていて、飼い主さんにも忠実で愛情が深いので、とにかく猫と触れ合っていたい人にはぴったりです。
また、とても元気で活発なのでたくさん運動できるように配慮してあげたいものです。飼い主さんへの依存度が高いので、留守番など孤独になることが若干苦手です。退屈な時間を持たせないように気をつけてあげましょう。
2種の猫ちゃんの違いや見分け方

ヒョウ柄!というカッコいい見た目が魅力的な2種の猫たち。違いや見分け方はあるのでしょうか。
①体格
ベンガルは大型、オシキャットは中型から大型です。
②性格
どちらも元気があって運動量が多いのは同じですが、オシキャットの方がやや社交性が強いです。また、賢さもあってしつけがしやすいのがオシキャットと言われています。
ベンガルとオシキャットの比較をしてきました。どちらも野生的なヒョウ柄が印象的で、魅力がたっぷりなとても美しい猫です。
「カワイイ猫よりワイルドな猫と触れ合いたい」、そんな人にはどちらもピッタリな猫種ではないでしょうか。


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