愛猫と長く一緒に暮らすには?長生きする猫の特徴を参考にしよう!

2021.11.13

愛猫と長く一緒に暮らすには?長生きする猫の特徴を参考にしよう!

大切な家族である愛猫とは、できるだけ長く一緒に暮らしたいというのが、全ての飼い主さんの望みではないでしょうか?では、どうすれば猫は長生きできるのでしょうか?ここでヒントになるのが、長生きする猫の特徴です。今回は、長生きする猫の特徴をご紹介するとともに、長生きさせるためのポイントについてもお伝えします。実はどれも基本的なことなので、愛猫と長く一緒に過ごすための参考にしてみてくださいね。

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猫の寿命はどれくらい?

白猫

まず、どの程度生きれば「長生き」と言えるのかを見ておきましょう。

◆現代の猫の平均寿命

令和2年(2020年)に一般社団法人日本ペットフード協会が行った調査によると、日本における猫全体の平均寿命は15.45歳です。5年前(平成28年)の調査では15.09才、10年前(平成23年)の調査では14.4歳であったことから、平均寿命は年々伸びる傾向にあることが分かります。
現在では、20歳を超える猫ちゃんも少なくありません。

◆猫の年齢ギネス世界記録は?

では、世界で最も長生きした猫は、何歳まで生きたのでしょうか?
現在、ギネスで認められている最長寿猫は、アメリカのメス猫「クレームパフ」ちゃんで、記録は38歳と3日です。これは、人間に換算すると、およそ168歳と言われています。クレームパフちゃんの飼い主ジェイク・ベリーさんが飼っていた「グランパ・レックス・アレン」ちゃんも、34歳2ヶ月と長命でした。
ちなみに、2021年現在生きている最も高齢の猫は、チャンタブリに住む34歳のサイアミーズで、「Great Grandmother Wad」として知られています。


長生きする猫の特徴

ここでは、気になる長生きする猫の特徴について見ていきましょう。

◆健康的な体型

人間でも、肥満は様々な病気のリスクを高めますが、猫でも同じことが言えます。また逆に、痩せすぎでも健康とは言い難いです。長生きした猫の飼い主さんへのアンケートによると、体型は「普通」という回答が最も多く、7割を超えていたそうです。
では、健康的な体型、普通の体型とはどのような体型でしょうか?
猫の健康体重は何キロであると、一概には言えません。それぞれの猫の種類や骨格、個体差によって異なるからです。
参考になるのは、「ボディコンディションスコア」(BCS)です。BCSでは、猫を上から見た体型、横から見た体型、また、触った場合に肋骨が分かるかなどが基準となります。
理想の体重であれば、肋骨はわずかな脂肪に覆われていて、触ることができます。また、腹部はなだらかな隆起を感じられ、ごく薄い脂肪に覆われており、腰には適度なくびれがあるとされています。
また、1歳時の体重を目安として、この体重から15%以内の増加は正常範囲と考えることができます。
健康な体型を保つには、日頃の給餌量に気をつけなければなりません。フードは目分量ではなく、キッチンスケールで計量して与えます。また、できるだけ人間の食べ物は与えないようにし、おやつを与える場合には1日に必要なカロリーの1~2割程度までとして、オヤツを与えた分だけフードの量を減らしましょう。

◆ストレスの溜まらない環境で暮らしている

ストレスが人の健康に影響を及ぼすことも、よく知られています。猫は、ストレスに弱い動物と言われ、ストレスが溜まると免疫力が下がり、体長を崩したり病気になったりする原因となります。
ギネスブックに登録されたクレームパフちゃんの飼い主さんも、猫たちにストレスを感じさせないよう、楽しい生活を心がけていたと言われています。

・おおらかに接する

長寿猫の飼い主さんは、猫と接するときにはおおらかにして、あまり神経質に怒ったりはしないようにしているそうです。

・引っ越しや模様替えは最低限に

猫は、縄張りを非常に大切にします。そのため、引っ越しや模様替えも大きなストレスです。引っ越しを全くしないということは難しい場合もあるでしょうが、模様替えなどはできるだけ避けて、猫ちゃんが落ち着く環境を保ってあげることをおすすめします。

・睡眠時間の確保や清潔な環境

睡眠時間を十分に確保できるように配慮したり、飼育環境を常に清潔に保ったりすることも大切です。快適な寝床を用意して、ダニやノミが発生しないように適度に洗ってあげましょう。室内は、こまめに掃除機をかけるなどして、環境を整えます。

◆腎臓病にかからない

高齢の猫の多くがかかる腎臓病は、猫の死因として最も多いとも言われています。
そもそも水をあまり積極的に飲まない動物なので、尿を非常に濃縮しています。このため、腎臓に負担がかかっており、腎臓病や泌尿器系の病気にかかりやすいのです。
腎臓病にかからないようにするには、水分をしっかり摂らせることと、食事内容が大切になります。フードは総合栄養食を与え、新鮮な水をいつでも飲める環境を整えてあげましょう。
水飲み場は複数設置し、水や器は愛猫の好むものを用意しましょう。猫が好む水はぬるま湯や流水と言われ、器はヒゲが当たらないものがよいとされています。また、器の材質にも好みがあるので、愛猫の好みに合わせてあげると、飲水量が増える可能性があります。

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猫を長生きさせるためには

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長生きの猫の特徴を見てきましたが、長生きさせるためのポイントも押さえておきましょう。

◆室内で飼う

近年、完全室内飼育をする飼い主さんが多くなりました。このことが、平均寿命を延ばす要因の一つと言われています。
実際に、前述の日本ペットフード協会の調査によると、完全室内飼育の場合の平均寿命が16.13歳であるのに対し、外に出る猫の場合13.57才と、約2年半の差があります。さらに、環境省や各地方自治体の動物愛護センターなどが出している情報では、野良猫の平均寿命は、およそ3~5年とされています。
完全室内飼育の猫と、外に出る子や野良猫の違いとは何でしょうか?これは、外に出る/暮らしていることで、交通事故に遭う、ケンカでケガをしてしまう、感染症にかかってしまうなどのリスクが高まるためだと考えられています。

◆年齢に合ったフードを与える

総合栄養食と新鮮な水を与えていれば、必要な栄養をバランスよく摂ることができます。
しかし、子猫、成猫、シニア猫では、それぞれ必要な栄養バランスやカロリーが異なるため、年齢に合った総合栄養食に切り替えていくことが大切です。

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◆定期的に病院に通う

定期的に動物病院に通うようにしましょう。おすすめは、毎年予防接種を受け、この時に健康診断を受けることです。また、爪切りなどのケアを動物病院で受けるようにして病院に慣れておくと、病気になったときの通院のストレスを軽減できます。
血液検査や尿検査の様々な数値には「正常範囲」がありますが、猫ちゃんによって正常値は微妙に異なるため、健康な時の数値を把握しておくと異常の兆候に早く気付くことができます。

・健康診断の頻度

生後6か月までは、異常があれば、すぐに病院に連れていくことが肝要です。免疫力が低く、すぐに命に関わることが多い時期です。
6ヶ月~6歳の成猫期には、少なくとも1年に1度の健康診断を受けましょう。
7歳以降は、シニア期とされます。だんだんと衰えが目立ち始め、病気になることも増えてくるでしょう。この時期の健康診断は、半年に1度以上がおすすめです。

◆猫とコミュニケーションをとる

スキンシップや排せつ物のチェックなどを通して、日々、愛猫の観察をし、体調の変化に気づけるようにしましょう。猫の病気の多くは、早期発見・早期治療で、治ったり、進行を遅らせたりすることができます。定期的な健康診断と併せて、猫ちゃんと触れ合い、コミュニケーションを取ることをおすすめします。

・日々のお手入れ

ブラッシングは、抜け毛を取ることで皮膚の状態を良好に保つことができ、掃除の手間を軽減することもできるので、毎日行うのがおすすめです。ブラッシングをする際には、猫ちゃんの体に触れて、しこりなどの異常が無いかもチェックしましょう。
歯磨きはなかなか難しいお手入れですが、成猫の8割は歯周病と言われています。歯周病は口の中だけではなく全身の健康にも影響を及ぼすと考えられています。毎日は難しくても、2~3日に1回は歯磨きを行い、お口の中をチェックしてあげてください。

・一緒に遊ぶ

猫は、犬に比べて1匹で過ごすことを好む傾向があります。しかし、長く人間と一緒に暮らしてきた歴史のある猫たちには、人と触れ合うことも必要です。
一緒に遊ぶことは、コミュニケーションとなるだけではなく、運動不足の解消にもつながります。完全室内飼育をすると、どうしても運動不足になりがちで、筋力が落ちたり、ストレスが溜まったりする原因になります。筋力の低下はケガや病気のリスクを高めますし、ストレスは免疫機能を低下させます。
オモチャを使ったり、追いかけっこをしたり、1日15分程度でもいいので一緒に遊んであげましょう。

・話しかける

猫は、人の言葉を言葉として理解しているわけではありませんが、話している人の声のトーンなどから何を話しているのかを、ある程度理解していると言われています。
撫でたり、お手入れをしたりしながら、たくさん話しかけてあげましょう。飼い主さんの愛情が、きっと伝わりますよ。


長生きした猫は表彰される

日本では、長生きした犬や猫が表彰されることをご存知でしょうか?
これは、公益財団法人日本動物愛護協会が行っている犬猫を対象とする「長寿動物表彰」という制度で、社会への提言活動の一つとして2005年から行われています。
表彰の年齢を迎えることができたということは、その動物が適正に飼育されてきた証拠と言っていいでしょう。日本動物愛護協会によると、この制度は、動物が長生きしていることを表彰するだけではなく、一緒に暮らしてきた家族への感謝状でもあるとのことです。
猫の場合、18歳以上になると表彰を受けることができます。表彰を受けるには申請が必要で、必要な書類は、

✓指定の申請書
✓アンケート
✓年齢・生存証明書

です。これらの書類は、日本動物愛護協会の長寿動物表彰のページでダウンロードすることができます。年齢・生存証明書は、かかりつけの動物病院で、カルテをもとに獣医師さんに記入してもらうことが必須です。
長く一緒に暮らしてきた証であり、記念にもなるので、愛猫が18歳以上になったら、ぜひ申請してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、2019年の最高齢のご長寿猫さんは「ドン」くんというMIX猫さんで、なんと27歳です。平均寿命を12年も超える、素晴らしいご長寿ですね。


まとめ

動物医療やキャットフードの進化により、猫も長生きするようになりました。2020年の調査によると平均寿命は15.45歳で、この10年でほぼ1歳延びています。
長生きする猫の特徴としては、健康的な体型、ストレスのたまらない環境での暮らし、腎臓病にかかっていないことが挙げられます。また、長生きさせるためのポイントとしては、完全室内飼育、適正な食事、定期的な通院、飼い主さんとのコミュニケーションが挙げられます。
飼い主さんは皆さん、大切な家族である愛猫とできるだけ長く一緒に暮らしたいと願っていることでしょう。長生きさせるためにできることは、実は基本的なことばかりです。ぜひ、日頃から心がけ、長寿を目指してくださいね。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。

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