事前の予防が重要!シーズーがなりやすい病気とは?

2016.02.08

事前の予防が重要!シーズーがなりやすい病気とは?

シーズーといったら皆さんはどんな印象を持つでしょうか? 小型犬で、愛くるしい表情、そして華奢な体のため、病気になりやすいと思われがちです。 でも、シーズーは意外とタフで、身体は丈夫なワンちゃんです。 とはいっても動物なので、病気になることはもちろんあります。 今回はシーズーがなりやすい病気について徹底解剖していきます~

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シーズーがかかりやすい病気ってあるの?

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冒頭でも少し触れましたが、シーズーの身体は丈夫です。
見た目の印象とは裏腹なんですね。基本的な体力もあり、元気いっぱい!
それがシーズーです。

だからといって、どんなシーズーも生涯健康的にいられるか?というと疑問です。
年をとれば、病気に対する耐性も弱くなりますし、若くても病気になる場合はあります。
シーズーにもかかりやすい病気として4つの病気があります。

○気管虚脱
○外耳炎
○鼻腔狭窄
○熱中症

……例を挙げるとこの辺りの病気になりやすいので、注意が必要です。


気管虚脱ってどんな病気なの?

シーズーのように鼻の短いワンちゃんは、『気管虚脱』を起こしやすくなります。
でも、『気管虚脱』とはどんな病気なのでしょうか?

気管虚脱とは、老化が原因であったり、肥満の影響、あるいは先天的な問題から発症する病気です。
夏場の暑い季節に起こりやすい病気と言えるでしょう。
この病気は気管が変形し、呼吸困難になるというものです。
気管が変形することにより、酸欠状態になります。

治療方法は、重度の場合は手術ですが、シーズーは小型犬のため、体力が弱く、手術はあまり向きません。
暑い時期の運動を控え、子犬の時から食事制限をすることで予防することができます。


そもそも外耳炎って何なの?

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シーズーは垂れ耳のため、耳の中が不衛生になりがちなんです。
それが原因で発症するのが『外耳炎』です。

外耳炎は垂れ耳を持つワンちゃんの宿命とも言える病気です。
耳垢が多くなり、痒みも発生するので、ワンちゃんにとっては気になります。
症状が酷い場合は、獣医さんの診察を受けることが大切といえます。

また、日々の生活の中で、きちんと耳掃除をしてあげましょう。
それが解決策の第1歩になります。
特に夏場はこまめに耳掃除をしてやることがベター。


う~んと鼻腔狭窄ってどんな病気?

シーズーの外見をみれば分かりますが、鼻がぺシャッとつぶれて、それが愛嬌に変わっています。
そもそも鼻腔狭窄とは、呼吸困難の1種で、酷くなると心臓に悪影響を与えることに……。
呼吸器に何か異常を感じたり、苦しんでいたりする場合は、早急に受診をすることにしましょう。


熱中症にも気をつけましょう

夏場はシーズーにとって大変な季節といえます。
長い毛を持つので、体温調節が上手くいかず、熱中症になることもしばしばあります。
よって、室内のクーラーは必須になりますし、室内でクーラーを使わないと、シーズーはかなりこたえます。

熱中症の症状としては、呼吸困難、嘔吐、下痢などが挙げられるでしょう。
重症化すると、酸欠状態になり痙攣を起こすことも……。

日々のお散歩は早朝か夕方が良いでしょう。
シーズーは他の小型犬と比べ、熱中症になりがちなので、室内は常にエアコンをつけるなどして、環境を整えてあげることが大切です。


まとめ

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今回はシーズーがなりやすい病気についてみてきました。
基本的には病気になりにくいワンちゃんですが、何もせずに放っておくのはもちろんNG!!
少しでも体調に変化が現れたら、的確に、そして迅速に対応したいものです。

今回の記事を参考に、ペットオーナーさんはしっかりとご自身のシーズーを観察しましょう。
それがシーズーを守る第1歩につながります!

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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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