猫用の「着る毛布」ってどんな商品?猫のための寒さ対策をしよう

2024.01.14

猫用の「着る毛布」ってどんな商品?猫のための寒さ対策をしよう

寒い冬は、体と心を暖めるグッズが欲しくなりますよね。「着る毛布」というグッズについて知っていますか?毛布のような素材でできており、とても保温効果が高いものです。最近では、猫の肌触りを再現した「着る毛布」も登場し、暖かいだけでなく、癒し効果も高いと話題になっています。そんな「着る毛布」ですが、どうやら人間用だけでなく、猫用の商品もあるようです。そんな「着る毛布」についてご紹介します。

着る⽑布ってどんなもの?

洋服を着た猫

「着る毛布」というグッズについて知っていますか?「着る毛布」とは、毛布のような温かい素材でできた、全身を包むことができる服(部屋着)です。様々なタイプの商品があります。ここでは人間用とペット用、それぞれの特徴についてご紹介します。

◆着る毛布(人間用)

寒い冬は、お部屋の中でできるだけ暖かい服装をして、体を冷やさないようにしたいものですよね。そんな時には、ふわふわ、モコモコした暖かい素材で作られた部屋着が大活躍することでしょう。このような部屋着の中でも、特に最近、話題となっている商品が、ある人気ブランドから発売されている、猫の毛の肌触りを再現したといわれる「着る毛布」です。この商品は、頭からすっぽりと被るポンチョのような形をしており、猫のソフトな毛並みに似た肌触りを感じることができる、ふわふわの素材で作られています。フード部分には、猫そっくりの耳も付いており、とても可愛らしいです。猫好きさんはもちろんのこと、ファッションに関心の高い方々の間で、人気になっているようです。ご興味のある方は是非、調べてみて下さいね。

◆着る毛布(ペット用)

冬の寒さが苦手なのは、人間だけでなくペットも同じです。猫は、冬を迎える前に「換毛期」があり、フワフワ、モフモフの毛に生え換わることは、よく知られていますよね。とはいえ、それでも猫は寒がりですので、何かしらの「寒さ対策」は必要です。
ペット用の「着る毛布」、またはそれに近いような機能を持つ商品は、数多くあります。その中でも、体に固定するタイプの、洋服(防寒着)のような形をしたものは、主にワンちゃん(犬)をターゲットにしたものが多いようです。犬には、猫とは異なり、お散歩の習慣があり、外に出る際に、防寒やファッションの一環として、暖かい素材でできたお洋服を着せる飼い主さんも多いです。

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一方、猫の場合は、犬のように洋服を着ることが一般的ではありませんので、防寒着タイプの形のものは、犬に比べると、種類が少ないです。これは仕方のないことかもしれません。
でも、実は猫専用に作られたオリジナル商品があるのです。なんと、人間用のひざ掛けや、足用の毛布に、猫が入ることのできるポケットが設けられた商品があるのです。寒い季節は、飼い主さんのそばにぴったりくっついて、暖を取りたがる猫ちゃんも多いことでしょう。このような商品なら、猫が好きな時に出入りすることができますね。猫と一緒に暖まって、おうち時間をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。

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猫⽤着る⽑布のメリット

毛布に包まる猫

猫が「着る毛布」を使うメリットについて、考えてみました。

◆いつでも⾝に付けられる

上でご紹介したように、飼い主さんと猫が一緒に使用できるタイプの「着る毛布」は、猫がいつでも好きな時に使用でき、自由度が高いことがメリットです。猫が「寒いな」と感じた時には、毛布にもぐることができ、反対にお部屋の中がある程度暖かく、不要だと感じたときには、毛布から出ていくこともできます。このように、猫自身が、快適な温度を選ぶことができるので、猫のストレスが少なくなることが期待されます。

◆電気や⽕を使わないのでいつでも使える

「着る毛布」は、基本的には電気や火を使わないので、感電や火災の危険がなく、お留守番中でも比較的安全に使う事ができます。

◆ファッション的に楽しめる

「着る毛布」は、見た目が可愛らしく、ファッション的にも楽しむことができます。是非、写真に撮って楽しみたいものです。


猫⽤着る⽑布のデメリット

反対に、猫用「着る毛布」のデメリットについて考えてみました。

◆服を嫌がる⼦もいる

猫は犬とは異なり、洋服を着る習慣が一般的とは言えません。猫によっては、洋服を着ることに慣れていない子や、嫌がる子もいます。「防寒着」タイプのように、体に固定され、自由に着脱ができないタイプの商品だと、猫が暑いと感じた時にストレスになってしまう可能性がありますので、注意が必要です。
また、この季節、クリスマスや年末年始の時期は、猫にペット用の洋服を着せ、サンタクロースや干支などの被り物をさせて、記念撮影をするという飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。撮影のための短時間の着用であれば、それほど問題にはならないかと思いますが、猫が嫌がっていないかどうかは、気にかけてあげてください。決して無理強いをすることのないように、気を付けたいものですね。

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◆⽑づくろいができない

「着る毛布」は、毛づくろいができないこともデメリットです。猫は、一日に数回の毛づくろいをすることによって、自身の体を清潔に保っています。「着る毛布」によって、毛づくろいができなくなるのは、猫にとって多少なりともストレスとなるでしょう。「着る毛布」のような商品を使う時は、できるだけ、着脱のしやすいタイプを選び、猫自身の意思で、快適な環境を選べるようにしてあげたいものです。

◆猫も着られる商品は少ない

先程もご紹介した通り、ペット用の着る毛布には様々なタイプの商品があります。ひざ掛けタイプなど、猫専用に作られた商品であれば、猫が使用する上で特に問題はないでしょう。しかし、犬を対象にした商品は、一般的な体格の猫にとっては、少々大きいかもしれません。小型犬用のサイズを選べば、猫も着られないというわけではありませんが、それでも、猫が着られる商品の数は限られているようです。


猫におすすめのあったかグッズ

猫におすすめのあったかグッズは、「着る毛布」の他にも様々なものがあります。猫は、お部屋の中で、自分が快適に過ごせる場所を見つけるのが得意です。必ずしも、お部屋全体を暖める必要はないかもしれません。ご自宅の環境や、猫の好みに合わせて、選んでみて下さい。
なお、あったかグッズを使用する際の注意点としては、「熱中症」があります。意外に思われるかもしれませんが、お部屋が暑すぎたり、水分補給が不十分であったりすると、冬でも熱中症になることは十分ありえます。お部屋を暖めすぎないことや、猫がいつでもお水を飲める環境を整えることを忘れないようにしたいものです。

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以下では「着る毛布」以外のあったかグッズについて、いくつかご紹介します。

◆ペット⽤ヒーター

ほかほかマットの画像

電気を使うタイプのヒーターです。電気製品を使う際、最も注意したい点は、感電事故の危険性があることです。電気コードにイタズラ予防のカバーがされている商品がおすすめです。また、飼い主さんが外出する際には、スイッチを切っておいた方が安心かもしれません。

◆あったかマット

あったかマットの画像

電気を使わないタイプのマットです。断熱材や遠赤外線の保温効果と、猫自身の体温で体を暖めます。感電等の危険がないため、飼い主さんの外出中でも安心して使うことができるでしょう。

◆湯たんぽ

ナマケモノゆたんぽ

「湯たんぽ」と聞くと、なんだか懐かしい感じがするかもしれません。最近のペット用の湯たんぽは、とてもオシャレで機能的です。お好きなデザインを選んでみて下さい。


まとめ

サンタ服を着るベンガル猫

最近話題の「着る毛布」には、人間用だけでなく、ペット用もあります。
人間用の「着る毛布」は、毛布のような素材でできた室内着で、とても暖かいです。有名ブランドから発売された「着る毛布」は、「猫のような肌触り」が再現されており、特に人気になっています。
ペット用の「着る毛布」にも、様々なタイプの商品があります。洋服(防寒着)のような形のものは、主にワンちゃんのお散歩用が多く、猫用は少ないです。猫専用の商品として、ひざ掛けなど、人間と猫が一緒に使えるタイプの「着る毛布」があります。
また、着る毛布以外にも、冬のペット用のあったかグッズとして、ペット用ヒーター、マット、湯たんぽ等があります。ご自宅の環境や、おうちの猫ちゃんの好みに合わせて、商品を選んでみて下さい。この記事が、皆様と猫ちゃんが快適な冬を過ごすための参考になれば幸いです。

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SONAERUわんにゃん

SONAERUわんにゃん

元保護猫の白茶トラ「ダニエル」と生活しています。 ライターの他に、犬と猫の「切り絵」の制作、ペット保険の仕事もしています。 1級愛玩動物飼養管理士試験合格。


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