映画「旅猫リポート」が、カナダのモントリオールで行われる第22回ファンタジア国際映画祭の「Séquences Award部門」に出品することが決定しました。
(※「Séquences」は(モントリオールのあるケベック州で尊敬されている映画誌。Séquences Awardはコンペ部門の一つで、審査員はすべて地元のジャーナリストが務め、観客賞の対象になる。)
選考理由は「本作では青年と猫の“真の友情と忠節”を描いた美しい感動作であり、ペットを飼っている人だけでなく多くの人の心に響く作品である。映画の途中から涙を抑えることができなかった」です。
原作は世界16か国で翻訳・発売されており、イギリス最大書店チェーン・Waterstonesの「The Best Fiction of 2017」に選ばれるなど国内外を問わず、多くの人に感銘を与えています。その原作の実写映画化ということで、期待値は非常に高く、カナダでの世界初上映に多くの関心が寄せられています。
現時点で、韓国、中国、香港、マカオ、台湾、タイ、シンガポールでの配給が決定しており、ここからさらに他国での配給も予想され、海外の方の反応を楽しみです。
ナナ(声:高畑充希)は人間との馴れ合いを嫌う誇り高き元野良猫。5年前、交通事故にあったところを心優しき猫好きの青年・悟(福士蒼汰)に助けられ、それ以来、悟の猫として幸せにくらしてきた。しかし、ある事情でナナを手放さなければならなくなった悟は、新しい飼い主を探すため、ナナと一緒に旅に出る。1人と1匹の旅の行方は―。
出演:福士蒼汰 高畑充希(声の出演) ナナ
原作:有川浩「旅猫リポート」(講談社文庫)
監督:三木康一郎
音楽:コトリンゴ
配給:松竹 (C)2018「旅猫リポート」製作委員会
公式HP:http://tabineko-movie.jp/
カナダ東部に位置するケベック州最大の都市モントリオールで開催される国際映画祭。1996年にジャンル映画祭として始まり、現在では北米最大のジャンル系映画祭として、アジアやヨーロッパ、北米の作品を中心に約400作品を上映し、会期中の来場者数は10万人にのぼる。第22回は7月12日~8月1日までの開催となる。
2012年の発売以来、有川浩作品の中でも1,2を争うほど評価が高く数多くメディアミックス展開された「旅猫リポート」が福士蒼汰主演で実写映画化となりました。
|
和やかな雰囲気が伝わる福士・竹内・ナナの3ショット写真だけではなく、出演者からのメッセージもお届けします。
|
追加キャストの発表があり豪華出演陣からのコメントも届きました。本作において、主人公悟の過去を知る非常に重要な役どころとなっている出演陣らに要注目です。
|
– おすすめ記事 –
・大野拓朗と船越英一郎が語る、映画秘話&”父上役”の猫への溺愛っぷりがすごい! |
・猫好きなあなたに送る「ネコ映画ベスト3」 |
・オッドアイでいじめられていた少年のかけがえのない存在となった猫。その理由に感動 |
・Twitterで話題の癒してあげ隊の感動ストーリー「ずっと…」をお届け |