1.どんな猫ちゃん?シンガプーラの特徴・性格について
1-1.◆全猫種中トップ1の小ささ!
1-2.◆大きな目と短い毛が特徴的
1-3.◆下水溝で暮らしていた歴史を持つ
1-4.◆アメリカ人夫婦に発見されたことで変化した歴史
1-5.◆ヤンチャでイタズラっ子なところも可愛い
2.どんな猫ちゃん?アビシニアンの特徴・性格について
2-1.◆綺麗な短い被毛で美形な子が多い
2-2.◆聖なる猫…クレオパトラにも可愛がられた過去あり
2-3.◆体重はやや軽めでスタイルがよい
2-4.◆甘えん坊で優しい性格
3.シンガプーラとアビシニアンの違いはどこ?見分けるときのポイント
3-1.◆違い1.体の大きさ~シンガプーラの方が小さめ
3-2.◆違い2.目の形~シンガプーラの方が上がり目!?
3-3.◆違い3.入手のしやすさ~シンガプーラは希少なの?!
3-4.◆違い4.毛の色
3-5.◆違い5.顔の形が少し違う
3-6.◆違い6.歴史が違う
どんな猫ちゃん?シンガプーラの特徴・性格について
シンガポール生まれのシンガプーラは、猫ちゃん好きな人からじわじわと注目されています。
さまざまな猫がいるなかでも、一番とも言える小ささが魅力。
守ってあげたくなるような小さな体で、たくさんの人を癒してくれる存在です。
◆全猫種中トップ1の小ささ!
シンガプーラはとても小さい体をしています。
子猫の頃はもちろん小さいですが、成長して大人になってもわずか2~3キロ。
一般的な猫と比べても、かなり小さなことが分かります。
世界にいる数々の純血種のなかにおいても、一番と言われるほど小さな体です。
◆大きな目と短い毛が特徴的
シンガプーラはとても大きな目をしています。
顔がかなり小さいので、目の大きさがひときわ目立つのかもしれませんね。
とても愛らしい顔をしています。
また、被毛は短くて、しっかり生えています。
高級なカーペットのような手触りのイメージで、ツヤやかで健康的な被毛です。
◆下水溝で暮らしていた歴史を持つ
小さく可愛らしい姿からはイメージしづらいですが、シンガプーラのルーツとなった猫は、なんと下水溝に暮らしていたのだとか…!
下水溝に隠れて敵から身を守り、自分で食べるものを見つけては捕獲という毎日を過ごしていました。
特に捕まえていた敵は、ネズミです。
シンガプーラの出身地となるシンガポールの言葉で下水溝を表す「ドレイン」から、ドレインキャットとも言われていました。
暑い地域での野生暮らし、下水溝を住処としていたワイルドな猫だったなんて、とても意外ですね。
◆アメリカ人夫婦に発見されたことで変化した歴史
シンガプーラのルーツになった猫は、下水溝で暮らし、街の日常に溶け込み、野良猫の扱いでした。
しかし、あるアメリカ人夫婦に発見されたことがきっかけとなり、その後の歴史に光がさしていったのです。
小さい体も可愛らしいことはもちろん、キレイな被毛や大きな瞳、みるみるうちに人気が上昇。
1988年には「シンガプーラ」という名前が正式に認められ、魅力溢れる猫で世界にも知名度が広がっています。
今では、「シンガポールの猫と言えばシンガプーラ」というように、国の代表的な猫種として認知されています。
◆ヤンチャでイタズラっ子なところも可愛い
シンガプーラは、小さな体で動きやすいためか、高いところに飛び乗ったりします。
野生時代の名残から、いろいろ興味を示してイタズラっ子のような行動がみられることも。
シンガプーラはヤンチャですが、体が小さいので微笑ましいと感じる人も多いでしょう。
甘えん坊で一途なところがあり、飼い主さんの注目を浴びたくて、体に飛び乗ったりすることもあります。
ただし、気を許した相手や環境の中ではヤンチャで活発ですが、慣れるまではおとなしい様子を見せます。
どんな猫ちゃん?アビシニアンの特徴・性格について
アビシニアンのルーツとなる猫については「コレ!」というハッキリとした情報はありません。
しかし、古代エジプトが発祥ではないかという説が有名な「歴史の古い猫ちゃん」です。
壁画にも描かれていたとも言われ、かなり古い過去があるようです。
◆綺麗な短い被毛で美形な子が多い
アビシニアンは、すっきりとした短い毛が印象的です。
引き込まれるような大きな目は、“かわいい”というよりも“美しい”という表現の方がしっくりきます。
◆聖なる猫…クレオパトラにも可愛がられた過去あり
小柄で可愛がりやすいのが魅力のアビシニアン。
なんとクレオパトラにも可愛がられていたという説もあります。
そもそものルーツがはっきりはしませんが、1800年代後半にはキャットショーで注目されました。
「アビシニアン」という猫種として定まったのもその頃です。
その後、1900年代前半には、フランスやアメリカでもブリーダーたちが繁殖をスタートさせ、今では世界各国で人気の家庭猫となっています。
◆体重はやや軽めでスタイルがよい
アビシニアンは、メスは2.5キロくらいとかなり小ぶりの子もいますし、オスは4.5キロくらいの子もいます。
オスとメス、個体差によって若干変わりますが、3~4キロを中心とした範囲がアビシニアンの平均体重です。
猫の平均は3~5キロとも言われているので、やや軽めとも考えられますね。
ただ、どんな風に成長するかはそれぞれ違うので、なかには5キロを超えてしまうようなアビシニアンもいます。
アビシニアンはスラリとした印象ですが、ガリガリではありません。
適度な筋肉美が優雅な雰囲気を与えてくれます。
アビシニアンのスラリとした立ち姿を見ると、クレオパトラが愛したのも頷けますね。
◆甘えん坊で優しい性格
アビシニアンは、人懐こい性格です。
人間と遊ぶのが好きで、深い愛情を示してくれます。
見た目は優雅ですが、内面は甘えん坊で人間とコミュニケーションを取ることが大好きです。
呼びかけると振り向いてくれたり、遊ぼうとすると喜んでやってきたり…など、犬のような様子を見せることもあります。
愛情表現が豊かな猫ちゃんです。
シンガプーラとアビシニアンの違いはどこ?見分けるときのポイント
シンガプーラとアビシニアンは、外見や内面に似ている部分が多いような感じがしますよね。
でも、細かい部分を比べてみると、いくつかの違いがあります。
見分けるときには、どんなポイントをチェックするといいのでしょうか。
◆違い1.体の大きさ~シンガプーラの方が小さめ
少し分かりにくいかもしれませんが、シンガプーラとアビシニアンを比べると、シンガプーラの方がやや小さめです。
前述したようにシンガプーラは猫界でも一番小さい猫ちゃんと言われています。
2~3キロとかなり小ぶりな印象を受けるでしょう。
ただ、アビシニアンのなかにも3キロ未満の子もいます。
体重は個体差があるので一概に言えませんが、シンガプーラの方がやや小さめと言えるでしょう。
◆違い2.目の形~シンガプーラの方が上がり目!?
シンガプーラもアビシニアンも、どちらも「アーモンド型」と言われる大きな目が特徴的です。
シンガプーラの目の色は4種類あり、目を強調するかのようなアイラインが見られます。
目の端がキュッと上がったような上がり目が特徴的です。
キリっと凛々しい顔立ちを見ていると、自信に満ち溢れているような感じがしますね。
目の色は、グリーン、ヘーゼル、イエロー、カッパーの色が認められています。
どの色も神秘的で美しいですね。
一方のアビシニアンもシンガプーラと同じように、アーモンド形と例えることができる大きな目が特徴的です。
公認団体によって少し異なりますが、ゴールドやグリーンが認められている瞳の色です。
シンガプーラと同じでくっきりした目元になるアイラインが見られます。
どちらも同じようなアーモンド型で大きな目ですが、シンガプーラの方がちょっと上がり目でクールな印象を受けるかもしれませんね。
また、アビシニアンにあるゴールドの瞳の色は、シンガプーラには認められておらず、それも違いのひとつと言えます。
◆違い3.入手のしやすさ~シンガプーラは希少なの?!
アビシニアンは、人気ランキングの上位にこそ名前が挙がりませんが、日本では知名度があって人気がある猫ちゃんです。
どんな猫かすぐには思い浮かばなくても「名前は知っている」という人も多いかもしれませんね。
「ペットとして飼いたい」と候補に挙がることも多いでしょう。
アビシニアンは人気がある猫なので、入手先を探すのは難しくないです。
ペットショップやブリーダーなど、入手先の候補はたくさんあるかと思います。
一方のシンガプーラは「希少」と言われことが多いようです。
公認されている猫種のなかでも「最も小さい」と言われているだけあって、家族に迎えたいという声もよく耳にします。
「小さな妖精」と形容されることもあり、見た目の可愛らしさから愛好家もたくさんいます。
ただ、もともとあまり見かけない猫種のうえに、飼いたいという人も多いため、すぐに飼い主さんが決まってしまうのでしょう。
飼いたいという人の声(需要)と、実際に市場に出回るシンガプーラの数(供給)のバランスがなかなか合わないため、「シンガプーラは希少」と言われるのかもしれませんね。
つまり、入手のしやすさがちょっと違います。
◆違い4.毛の色
シンガプーラで認められている毛の色はセピア(セーブル)です。
淡いような優しい茶色をイメージするといいですね。
そしてシンガプーラの毛は、1本の毛に2つ以上の毛色が見られるティッキングと言われる特徴を持っています。
毛の生えている根元は薄め、先端になるほどに濃いめ…というように、1本の毛で濃淡が表れます。
淡いセピア色の被毛に、ティッキングで濃淡があるので、全体的に輝いた印象になるでしょう。
また、アビシニアンは4つの毛色が公認されています。
濃い茶色の「ルディー」、赤色に近い茶色の「レッド」グレーに近い「ブルー」、淡い褐色の「フォーン」です。
1本の毛に1つ以上の色が混じる「ティッキング」が見られます。
毛先にいきほどに色が濃くなるのが特徴です。
シンガプーラとアビシニアンを比べると1本の毛に複数の色が混じるところは共通な部分です。
ただ、アビシニアンの方が公認されている毛色が多いということになりますね。
◆違い5.顔の形が少し違う
アビシニアンの顔は、くさび形と表現されることがあります。
「くさび」とは、Ⅴ字形の道具で、逆三角形のような形をしています。
つまり、アビシニアンの輪郭は、どこか尖ったようなシャープさが特徴です。
一方のシンガプーラは、顔の面積に対して目が大きい、小顔の持ち主。
ちょっと丸みがある印象です。
顔がやや丸みがあって小顔な方がシンガプーラといったところでしょう。
ただ、顔の雰囲気は個体差があるので、一概には言えません。
◆違い6.歴史が違う
違う種類の猫ちゃんなので、歴史が違うのは当たり前かもしれません。
近頃は、ペットとしての猫人気は高く、猫を飼う人が増えています。
シンガプーラもアビシニアンも、トップテン入りこそはしないものの、名前をよく耳にする人気の猫ちゃんです。
外見が似ているので「歴史的にどこかで繋がりがあるのでは」という感じもしますよね。
シンガプーラの方は、シンガポールのドレインキャットとして下水溝で暮らしていた野生のルーツを持っています。
アビシニアンは出身がはっきりしないですが、「クレオパトラに愛されていた説」があって、どこか高貴で神秘的な歴史があります。
下水溝での野生暮らしをしていたシンガプーラの方が、歴史的にはハードと言えるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか。
シンガプーラとアビシニアンは、世界的にも似ていると言われている猫たちです。
どちらも可愛いなかにも神秘的な美しさがあって、人気者。
なかなか見た目で違いは分かりにくいと感じる人が多いでしょう。
今回お伝えしたように、歴史や体重、顔の形、目の形…というように、細かい観点で見ると、違いについて「なるほど!」と思える点があったのではないでしょうか。
見分けるために違いを知っていくほどに、どちらの猫ちゃんも可愛く思えてきますね。
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