バーミーズはどんな猫？性格、特徴は？

バーミーズの特徴は？

バーミーズは、1930年代にジョセフ・トンプソン医師がビルマ（現在のミャンマー）からフォン・マウというメス猫をアメリカへ持ち帰り、シャムと交配させて誕生したといわれています。「バーミーズ葉巻」の色とよく似ていることから「バーミーズ」と呼ばれるようになりました。

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バーミーズの毛は、光沢があり、サテンのような手触りの短い被毛なのが特徴です。毛の色は、セーブル、シャンパン、ブルー、プラチナといった濃い色がベースです。模様はシェーディングやセピアといわれる微妙な色合いです。
目のカラーは、イエローとゴールドのみという特徴を持ちます。また、ゴールドカラーの目だけが血統として認定されています。

◆バーミーズは2種類いる！

バーミーズは2種類いて、それぞれ別の猫種と区別されています。

①アメリカン・バーミーズ

頭が丸みを帯びていて、ふっくらとした頬、鼻は幅が広く短めが特徴です。体は、全体的に筋肉質でどっしりとした体型です。足や胴は短めで太くコビータイプです。

②ヨーロピアン・バーミーズ

頭は短いＶ字型で丸みを帯びており、鼻は丸いのが特徴です。体は、前足よりも後足が長いことも特徴です。やや小さめの細身体型で、セミフォーリンタイプです。

アメリカン・バーミーズはアメリカや日本で人気があり、ヨーロピアン・バーミーズはヨーロッパやオーストラリアで人気になっています。

バーミーズはどんな性格？

①温厚な性格で人が大好き

バーミーズは、アメリカン・バーミーズとヨーロピアン・バーミーズ共に、とても大らかで、穏やかな性格で、誰にでもすぐに懐きます。環境の適応能力も非常に高い猫種といわれています。
また、人好きなことから犬のような猫ともいわれていて、思いやりの心が強いことや思いやる気持ちがあることから「慈悲深い猫」ともいわれています。

①賢く、環境になじみやすい

とても賢い猫なのでしつけが簡単です。猫は子供が苦手な傾向にありますが、バーミーズは人が好きな性格なので子供の相手もしてくれます。先住猫がいる場合でも、先住猫との相性が合うか気になりますが、バーミーズは比較的早い段階でその環境に馴染むことができます。

①好奇心旺盛で活発

何事にも興味津々な性格もあり、飼い主さんが話しかければちゃんと聞いてくれます。バーミーズはおしゃべりが好きな猫でもあり、飼い主さんの顔を覗くように話を聞いてくれるみたいです。このことからわかるようにバーミーズは優しい心の持ち主です。
また、活発で運動することが好きですが、小柄な体型なのでキャットタワーなどがあれば運動ができないからとストレスを溜めることはないでしょう。キャットタワーを用意するぐらいで十分に運動ができます。

鳴き声はとても小さく鳴きます。穏やかな性格もあり、鳴き声で迷惑をかけることはないと思われます。マンションや集合住宅でも安心して飼うことができますね。
また、１匹で留守番もできる性格なので、単身者でも安心して飼うことができます。生活環境もすぐに慣れるので誰にでも飼いやすい性格の猫といえます。

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バーミーズの子猫の選び方

バーミーズの子猫を選ぶときは、必ず抱っこをするようしてください。バーミーズは体が小さいですが、ずっしりと重く筋肉質な体が理想です。たくましい体の子猫を選ぶのがいいでしょう。
また、毛艶が美しく、なめらかで触り心地のいい毛を持っていることも大切なポイントです。毛の色は薄くても成長するにつれて濃くなっていきます。濃い味わいの深い色になっていきます。

◆バーミーズの子猫の価格は？

バーミーズの販売価格の相場は、8万円～15万円ぐらいです。繁殖用やキャットショーに出られるような整った毛並みや立ち姿が美しい猫の場合は20万円を超えることがあります。キャットショーで入賞した猫を親に持つ子猫や、キャットショーに出られるような素質がある子猫だと50万円を超える場合があります。

最後に…

バーミーズはキレイ好きなので、特に手入れをする必要はありません。また、猫の体調が被毛に表れやすいので、飼い主さんは猫の毛を細かく見てあげることで体調管理、健康管理をすることができます。

バーミーズはとても人が好きで心優しい性格が特徴の猫です。飼い主さんが話しかけると、小さい声でかわいく「ニャー、ニャー」と話し相手になってくれるでしょう。

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