映画「猫忍」の完成披露試写会・舞台挨拶が5月9日(火)新宿で行われました。
会場には監督の渡辺武 主人公久世陽炎太役の大野拓朗 伝説の忍者久世剣山の船越英一郎 主演猫の金時が登壇しました。
映画「猫忍」は「2017年上海国際映画祭パノラマ部門」の正式招待作品に選ばれた、今年大注目の猫癒しアクションエンターテイメント映画。
そんな映画「猫忍」のここでしか聞くことのできない、撮影の裏話の他にも会場に登場した主演猫「金時」への大野拓朗ふかーーい愛などをお話していきます。
大野:忍者のアクションは、大勢を低くして肉弾戦あり、刀も使いという時代劇で刀を使うアクションとはまた違うものでした。忍者らしく素早く動いたりとかいろんな要素があって今までアクションは結構やらせて頂いてきてはいるんですけど、そのなかでもやっぱり一番難しかったですし、一番体力的にはしんどかったですね。
山の中で朝6時から走らされ、何本も何本も走らされ、昼まで走らされ、その後、敵の忍者と戦わされ(笑)結構体にムチ打ちました。ですが、プロの忍者の方が相手をしてくださっていたので、みなさんに助けて頂きながら忍者アクションも格好良く仕上がっていると思います。
船越:そうかもしれませんね。ただ私今回走っておりません。ばらしてしまいます(笑)走りません。私この映画以外ではほとんど走っております(笑) 走る俳優と言われて35年、忍者なのに走りません。
船越:コメディ映画というのが基本にあります。でもコメディ映画というのは思いっきりコメディを演じるとコメディでなくなっちゃったりするんです。ですからリアルな存在感をフッと出せるところが基本。非現実的なものだけになるとみなさんに感情移入しにくくなってしまうので。
久世剣山は佇まい・居住まいが変なやつなんです。伝説伝説と言われていますが、本人はいたって変な男なんです。ですから、変わった男がいかにきちんと伝説の忍者たる存在かを押し出せるかという所に注力してみたような気が致します。
舞台挨拶中盤では、主演猫の金時も登場し、ほのぼのとした雰囲気が会場に。
大野:結構ハードな撮影の中、金時が癒しをくれました。
監督:見ての通り、デレとなるんで撮影中父親に対してこうはしないだろうというのが多々あるんです
大野:そう、もう本当大変でした。父上じゃなくて金時に対するしゃべり、赤ちゃん言葉みたいになっちゃう時とかあってセリフが。何度か怒られましたね。
監督:親父に頬ずりするかよって(笑)
船越:あのー。似ているなぁと思われる方拍手を・・・そんなに似てます!?あれぇ、本当!?似ているようです(笑)金時くんの特徴である鼻も赤いところとか役作りでメイクをしました。結構格好良い忍者衣装を着させていただいているんですが、鼻だけが赤いです。笑
大野:決めた。金時の飼い主さんになりたいです。飼い主いるんですよ、金時。ねぇ、可愛がられてるんだよねぇ。もうずっと一緒にいたいです。
船越:大野拓朗に变化してみたいですね。朝起きて鏡を見て産まれて初めて鏡に映る自分にうっとりしたい(笑)
監督:みなさんがお友達とかご家族とかを誘ってですね、二度三度とみていただければ次なる一歩が踏み出せると思うのでよろしくお願い致します。
船越:テレビドラマから見て頂いているかたもいらっしゃるかとおもますが、ほとんどの謎がこの映画で解き明かされます。クライマックスは「笑激」の大どんでん返しもございますのでお楽しみに。
完成したものを見る限り、金時の出ているカットはすべて奇跡的なカットでございます。ただ、みなさん安心して頂きたいのは金時にお芝居を監督は何一つさせませんでした。ただ金時を置いといて金時が適当に動いたものにむしろストーリを寄せていくという撮り方をしておりますので、金時には何のストレスもない現場だったと思います。安心してお楽しみいただければと思います。
大野:僕自身もそうなんですけど、気楽に観れて癒されるっていうのが一番たくさんのみなさんが求めているものなのかなって思っていて、この映画は皆さんの癒しになれる、心の支えになれるような作品になっているかと思います。気軽に見て頂いて笑って金時の可愛さに癒やされてストーリー自体も登場人物みんなそれぞれどこか抜けててほっこり出来るようなお話になっておりますので日々の疲れを癒やして頂いて明日への活力としていただけたらと思います。
舞台挨拶後には大野拓朗と金時が劇場内を練り歩き、来場した方との写真会も行われました。
永澤俊矢 / 柄本明 麿赤兒 / 船越英一郎
語り:森本レオ 監督:渡辺武 脚本:永森裕二/黒木久勝/池谷雅夫
コピーライト:(C)2017「猫忍」製作委員会
企画・配給:AMGエンタテインメント/制作プロダクション:ラインバック/製作:「猫忍」製作委員会
公式サイト:http://neko-nin.info/
映画「猫忍」あらすじ
久世陽炎太(大野拓朗)の忍び込んだ屋敷で生き別れた父そっくりのデブ猫(金時)に遭遇。なぜかその猫が、秘伝【変化の術】で化けた父・久世剣山(船越英一郎)だと思い込んでしまった陽炎太。青年は、父を元の姿に戻さんと抜忍となり【秘伝の巻物】を探す旅に出る。だが、抜忍となった陽炎太を追う霧生忍者の魔の手はすぐそこに迫っていた…。
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