猫が窓辺で警備をするって本当?ニャルソックについて知りたい!

2022.07.13

猫が窓辺で警備をするって本当?ニャルソックについて知りたい!

ニャルソックという言葉を聞いたことはありますか? 完全室内飼いの猫であっても、番犬のようにおうちの安全を守る! それがニャルソックです。 最近ではSNSなどでもニャルソックを試みる、各ご家庭の猫ちゃんたちが投稿されていますが、果たして猫たちは本当に家の安全を守ってくれているのでしょうか?

『ニャルソック』とは

窓を見つめる猫

「ニャルソック」とはホームセキュリティで有名な警備会社の「ALSOK」に、猫の要素を混ぜた造語となり、SNSによって誕生した言葉となります。
以前までは「自宅警備」などと言われることが多くありましたが、ホームセキュリティを愛猫が率先して行っていると思うと、ニャルソックという言葉が非常にしっくりときますよね。

そのほかにも猫の造語として有名な言葉として、「ニャンモナイト」や「猫ホイホイ」などが知られており、一番最初にこのような言葉を思いつく方がいらっしゃることに感服です。

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室内で暮らしている猫がどのようにニャルソックを試みているかというと、窓辺に佇んで窓の外に不審者はいないか、異常はないかなどの確認を行います。危険を察知すればクラッキングを行い、飼い主さんに知らせてくれるといった完璧なまでの防犯システムです。

このような行動を毎日行う猫ちゃんはとても多く、そのような後ろ姿や真剣な眼差しにスポットが当てられ、ニャルソックという言葉は誕生しました。
番犬という言葉は有名ですが、ニャルソックもある意味「番猫」となりますが、果たして猫は本当にお家を守るために、このような行動をとっているのでしょうか?


本当に警備している?なぜ猫はよく窓際にいるのか

窓際にいる猫

猫がニャルソックを実行しているとき、本当にその目的が警備しているのかは、実際に猫に聞いてみないと分かりません。
しかし、猫に真意を聞くことはできないため、なぜ猫がニャルソックをする姿を日常的に見られるのか、猫の性質をもとに考えてみました。

◆縄張りを守るため

猫はもともと縄張り意識の強い動物のため、室内は完全に自分のテリトリー内として認識しています。自分のテリトリーを守るためには、侵入口を塞ぐ必要があるため、外敵が入ってくる恐れのある窓辺こそが、ニャルソック発動の待機場所となっているようです。
そう考えてみると、本当に猫がニャルソックとしての力を発揮していることに繋がるため、あながち人間の思い込みで生まれた言葉ではないことがうかがえます。

◆外に興味を持ったため

完全室内飼いを不憫に思う飼い主さんも多くいらっしゃるとは思いますが、猫の安全を守るためには必要な選択でもありますよね。室内を猫が過ごしやすい生活環境に整えれば、完全室内飼いでも不満を抱く猫ちゃんは少ないと言われています。

それでも外の世界に思いを馳せる猫ちゃんは多く、窓辺に佇んで鳥や虫などといった生き物を見つけるたびに狩猟本能が刺激され、車や人などの動くものに対して興味を抱くことでしょう。
ときには風のニオイを感じて、想像力を高めながら思い思いに過ごす姿を見せてくますが、これも警備の一環なのかもしれません。

◆温かいから

猫は温度の変化を敏感に感じ取る動物として知られている通り、太陽の動きとともに過ごしやすい場所を探すといった特技を持っていますよね。
室内の中でも窓辺は日光浴に適した場所であり、天気の良い日は太陽の光だけでなく、過ごしやすい風を感じられる場所として、猫が認識していると考えられています。とくに冬などの寒い季節には、陽の光が貴重となるため、暖かい場所を求めて窓辺へ向かう子は多いことでしょう。

ニャルソックをするにあたって、鋭い眼光は必須となりますが、窓辺で目を細めながら陽の光を浴びているようであれば、勤勉な中での一時の休息と捉え、優しく見守ってあげてください。

◆涼むため

寒い季節とは反対に、暑い季節には窓辺が風の通り道となるため、涼むために窓辺に佇む猫ちゃんは多いようです。
重要な警備の業務中であっても、体温を自己管理できなければ体調を崩し、その後の仕事にも影響を来してしまうことを本能的に知っているのでしょう。

自ら涼しい場所に赴くことは、飼い主さんにも快適な場所を知らせてくれている証拠ですので、飼い主さんの健康面も守ってくれてるといった心強いニャルソックです。


ニャルソックのお手伝い?

日々家族の安全を守るために働いてくれるニャルソックには、飼い主さんも労いの意味を込めて、何かしらのお手伝いがしたいと感じてしまうはずです。
これからも愛猫がニャルソックに思う存分励むためには、どのような協力が必要となるのでしょうか?

◆スペースがあるならクッションやベッド

いくら毎日勤勉にニャルソックを遂行してくれている猫ちゃんであっても、休息は必要不可欠となりますよね。
愛猫の体に疲労感を蓄積させないためにも、窓辺にある程度のスペースがあるようでしたら、クッションやベッドといった休憩スポットを設置してみてはいかがでしょうか。狩猟本能の高い動物である猫の場合、窓の外に異変を感じれば、眠っていたとしてもすぐに目を覚まして業務にあたることが可能となります。

あまりにも天候が良いと、深い眠りに就いてしまう子も多いため、落下防止対策をしっかりと行い、安全面を考慮してから設置してあげるようにしましょう。

◆吸盤で張り付けるハンモック

窓辺にクッションやベッドを設置できない場合のは、愛猫にニャルソックを思う存分励んでもらえないと、諦めモードになってしまう飼い主さんも多いことかと思います。
全てのご家庭の窓辺に、猫が佇むスペースがあるとは限りませんし、スペースがなかったとしても、愛猫のためになんとか窓の外が見られるような工夫をしたいと、考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。窓辺にスペースがない場合には、窓に直接張り付けられるハンモックがおすすめです。

【深さのあるタイプ】
K&H ウィンドウベッド キティ シル

K&H独自の強力な吸盤により、フラットな窓に取付けて使用します。
常設タイプのペットハウスに比べて置き場所を取らず、コンパクトに設置できるのが特徴です。

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見た目にもスタイリッシュなK&Hのウィンドウベッドは、独自開発の強力な吸盤により、窓に張り付けた状態で猫が使用したとしても、落下するようなことがなく安全です。全身を包んでくれるようなベッドとなるため、自分の安全を確保しながら安心してニャルソックに励んでくれることでしょう。

【平たいタイプ】
K&H キティシル EZ スクラッチャー

吸盤で窓にくっつけられて、爪とぎにもなる猫ベッドが新登場!猫タワーと違い、場所をとったりインテリアの邪魔にもなりません。昼寝をしたり、外を見る習性の猫ちゃんにピッタリ。

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猫にとって必須アイテムとなる爪とぎとベッドが、一体となったスクラッチャーシリーズは、侵入者を発見した際にはすぐに爪を研いで、対応ができるといった優れものです。ニャルソックのお手伝いがしたいと願うようであれば、まずは手軽なこちらの商品がおすすめですよ。

【ボックスタイプ】
K&H EZ マウント ペントハウス

ペットが心地よく過ごすためのユニークな商品を開発するK&H Pet Productsから、窓に貼りつけられるペントハウスが新登場!昼寝をしたり、窓の外を眺めるのが大好きな猫ちゃんにぴったりの商品です。

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多頭飼育のご家庭の場合は、複数匹で同時ニャルソックが可能な、こちらの商品はいかがでしょうか。警備室に入っているかのようなその姿は、ニャルソックそのものです!


脱走対策はしっかりと

窓際にいる3頭の猫

日常的にニャルソックを怠らない猫ちゃんたちには頭が上がりませんが、飼い主さんはニャルソックが機能しなくなるための防止策も、頭に入れておかなければいけません。
ニャルソックが機能しなくなる原因として考えられることは、脱走といった逃亡です。

外に出たことのないイエネコがいきなり外へと脱走してしまえば、さまざまな危険が待ち受けているため、できる限りの脱走対策を日常的に怠らないようにしましょう。

◆留守の時は窓の施錠

飼い主さんが家を空けて、猫のみに留守番をさせる際には、ニャルソックを一時休止してもらうためにも、必ず窓の施錠をして出掛けるようにしてください。窓の鍵を閉めるのは防犯目的の意味でも大切ですが、窓の外に鳥や虫などを見つけて興奮してしまえば、猫ちゃんによっては網戸をスライドさせたり破ったりして、外に出てしまうことがあるかもしれません。

ニャルソックに励んでいるはずの猫が、セキュリティを突破してしまっては意味がないため、留守の際には必ず窓の施錠を怠らないようにしましょう。

◆網戸だけの状況は要注意

夏場などの暑い季節には、網戸にして風通しをよくするご家庭は多いことかと思います。
しかし、猫ちゃんの中には一度でも窓や網戸の開け方を覚えてしまえば、飼い主さんの目を盗んで簡単に脱出しようとする子も少なくありません。いかなる場合でも猫自身が脱走しては元も子もないため、網戸でも安全を保つために「網戸用ストッパー」を利用してみてはいかがでしょうか。

インターネットの検索エンジンに「網戸」「ストッパー」といった単語を入力するだけで、さまざまな商品を探すことが可能となります。ご自宅の網戸にぴったりな商品を探し、万全の態勢で愛猫にニャルソックを遂行してもらいましょう。


まとめ

窓の外を見る猫

世の中にはたくさんの猫に関する造語がありますが、その中でもニャルソックは猫の習性がしっかりと反映され、その姿は本当に警備をしているように映って面白いですよね。
その真剣な眼差しに、ついつい差し入れ(おやつ)をあげたくなる飼い主さんや、休憩スペース(寝床)を作りたくなる飼い主さんも多いことでしょう。

窓辺の安全対策さえ怠らなければ安心できますし、思い思いにニャルソックを遂行してもらうためにも、窓辺で快適に過ごせるような環境を整えてあげてください。

窓辺に十分なスペースがあるようであれば、キャットタワーの設置もおすすめとなりますので、猫ちゃんの警備姿勢に合わせて、理想的なニャルソック空間を準備してあげてみてはいかがでしょうか。



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たぬ吉

たぬ吉

小学3年生のときから、常に猫と共に暮らす生活をしてきました。現在はメスのキジトラと暮らしています。3度の飯と同じぐらい、猫が大好きです。


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