1.ブサカワ猫ブームの火付け役は?
1-1.ふてネコで有名なスコティッシュフォールドの春馬くん
1-2.春馬くんのプロフィール
1-3.まるい顔と立ち耳が特徴的
2.ブサカワ猫の種類4選!
2-1.ブサカワ猫の種類に多い「エキゾチックショートヘア」
2-2.昔からいるブサカワ猫の「ペルシャ」
2-3.ツンデレなブサカワ猫「ブリティッシュショートヘア」
2-4.甘えん坊のブサカワ猫のヒマラヤン
3.ブサカワで人気のおすすめ猫アカウント
3-1.写真集も発売中のブサカワ猫のマッシュくん
3-2.中国でブサカワ猫として大人気のスヌーピーベイブくん
3-3.世界中にファンがいるブサカワ猫のグランピーキャットちゃん
ブサカワ猫ブームの火付け役は?
最近では猫ブームもあり、いろいろな猫が注目されています。多くの企業が宣伝のためにCMなどに猫を出演させており、ブサカワ猫ちゃんも活躍していますね。
◆ふてネコで有名なスコティッシュフォールドの春馬くん
日本で一番有名なブサカワ猫といえば、スコティッシュフォールドの春馬くんです。携帯会社の宣伝で出演している春馬くんを見かける人が多いと思います。
テレビの宣伝以外にも、ドラマや企業のキャンペーン、ペットフェスタなどのイベントに出演しています。
人気の理由は、ぽっちゃりとしたボディとふてぶてしさです。ブサカワと言われながらも、見た目のふてぶてしさから「ふてにゃん」とも呼ばれています。
◆春馬くんのプロフィール
春馬くんは、2009年6月2日生まれのオス猫ちゃんで、生後1歳から猫タレントとして活躍しており、「ZOO動物プロ」という動物のプロダクションに所属しています。種類はスコティッシュフォールドです。
春馬くんの魅力は、ぽっちゃりとした体型とふてぶてしい顔。猫なのに少しタレ目なのが、またかわいらしい部分です。ブサカワ猫ならではの顔つきかもしれません。
ちなみに、特技は「じっとしていること」だそうです。
◆まるい顔と立ち耳が特徴的
猫の種類であるスコティッシュフォールドは、耳が折れている「折れ耳」が特徴ですが、春馬くんは折れ耳ではなく、立ち耳の猫ちゃんです。
スコティッシュフォールドは、折れ耳だけではなく、立ち耳の子も多くいます。立ち耳でも耳以外は同じで、ウィスカーパッド(髭が生えている部分)がプクっと丸く、鼻が低めでスコティッシュフォールドらしいところもあります。
春馬くんにはファンもたくさんおり、春馬くんが所属しているZOO動物プロにはプレゼントが送られてくるほどです。ブサカワ猫の代表として、今後の活動も期待できる春馬くんです。
ブサカワ猫の種類4選!
猫にはいろいろな種類があります。猫そのものもかわいいのは当たり前なのですが、体型や顔つきでかわいさがまた違ってきます。
ブサカワ猫といわれる猫には、どのような種類があるのでしょうか。
◆ブサカワ猫の種類に多い「エキゾチックショートヘア」
ブサカワ猫の種類に多いエキゾチックショートヘアは、ペルシャとアメリカンショートヘアの間に産まれた短毛種の猫です。
頭は丸くて大きく、顔はふっくらとした頬とぺちゃんこの鼻が特徴で、ペルシャの頭部とよく似ています。耳は小さく、耳との間隔は離れています。短くてしっかりとした足、短めの丸い尻尾です。体はやや大きめのコビータイプです。
顔がふっくらした頬とぺちゃんこの鼻が横から見ると平らな顔に見えて、まさにブサカワ猫にふさわしい顔になっています。
エキゾチックショートヘアは、ペルシャ譲りの性格で基本的には穏やかで落ち着いていますが、アメリカンショートヘアの影響でペルシャよりも活発なところがあります。ペルシャではあまり見られないネズミ捕りなどのハンティングをします。
また、家族が好きで、常に一緒にいます。甘えん坊で抱っこされるもの大好きです。他の猫や犬などの他のペットとも上手に付き合っていけます。
◆昔からいるブサカワ猫の「ペルシャ」
ペルシャは、純血種の猫の中で最も古い猫の種類の1つとされています。はっきりとした起源はわかっていませんが、昔からブサカワ猫として愛されています。
頭は幅広でドーム形をしており、丸くて大きな目は普通の猫より離れています。凹んだ鼻筋が特徴で「ピークフェイス」といわれています。顔は丸みを帯びており、耳は小さく、耳との間隔は離れています。
凹んだ鼻といえば、見た目はカッコ悪いと思いますが、普通の猫と違いブサカワ猫ならではのとても愛らしい顔になります。
体は全体的に筋肉質でがっしりとした体型です。足や胴は短めで太く、尻尾は被毛のボリュームで長く見えますが、短いタイプが多いです。
骨格がしっかりしている上に、被毛にボリュームがあるため、見た目は太っているように見えますが、筋肉質でがっしりとしていて太っているわけではありません。丸いシルエットでとても愛らしい姿です。
体は骨太でがっしりとしたコビータイプです。
性格は、甘え過ぎず、神経質でもありません。穏やかで落ち着いた性格をしています。ゆったりとくつろぐことが好きなので、あまり興奮することもないようです。
◆ツンデレなブサカワ猫「ブリティッシュショートヘア」
ブリティッシュショートヘアは、イギリスが原産国の猫です。イギリスでは最も古い猫の種類です。
完全な成猫になるまで3年はかかるとされるほど、しっかりとした体格の猫です。丸く大きな顔、頬も目も丸く、鼻は短め、離れ気味の小さな耳が特徴です。
体は胸が厚く、広い肩幅、足はがっしりとしていてやや短めで、足先は丸みがあります。尻尾の長さは体の3分の2ほどの長さで、尻尾の先が丸くなっているのが特徴です。体は中型からやや大型のセミコビータイプです。
成猫になるまで時間がかかるため、子猫の時期からずっと楽しめるブサカワ猫でしょう。
性格は、子猫から若猫の頃までは甘えん坊のようですが、基本的には自立心が強く、飼い主さんに撫でられたりすることをあまり好みません。飼い主さんの膝の上に乗ることよりもソファで寝そべっていることのほうが好きな性格です。
自立心が高いため、他の猫と比べて留守番も苦にならない性格だといわれています。
◆甘えん坊のブサカワ猫のヒマラヤン
ヒマラヤンは、ペルシャとシャムの間に産まれた長毛種の猫です。特徴的なポイントの毛色がヒマラヤウサギに似ていることから「ヒマラヤン」という名前になりました。
容姿はペルシャと似ており、丸くて大きな目は普通の猫より離れています。鼻の高さが低い「エクストリーム」と古くから存在する「トラディショナル」があります。
体は、短めの太い足と短めの丸い体が特徴で中型からやや大きめのコビータイプです。ペルシャの遺伝子が受け継がれているのもあって、ブサカワ猫の特徴が表れています。ペルシャのブサカワ猫とは違うヒマラヤンのブサカワ猫もいいでしょう。
性格は、穏やかで大人しいです。甘え上手ですが、自立心もあるのでしつこくありません。知らない人にも愛想がよく、人見知りをしません。
また、活発なのは若いうちだけで、成猫になるとくつろいで過ごすことを好むようになります。
ブサカワで人気のおすすめ猫アカウント
SNSに愛猫を載せることが飼い主さんの間では当たり前のようになっています。SNSの普及で、今まで見たこともない猫の種類や猫の仕草など様々な猫を見ることができますね。
その中でもブサカワの猫は人気があり、ハッシュタグも「#ブサカワ」で探すといろいろな表情のブサカワ猫たちに出会えます。
今注目のブサカワ猫ちゃんのアカウントをご紹介します。
◆写真集も発売中のブサカワ猫のマッシュくん
インスタグラムのフォロワーは20万人以上と、今大人気のブサカワ猫のマッシュくんです。
種類はエキゾチックショートヘアで、2014年11月26日生まれのオスです。
大人気ということもあり、マッシュくんの写真集が出版されています。
2015年11月に発売された「MashBook」は、マッシュくんの1日を写真集にした内容になっています。
また、2016年5月には「マッシュのぺちゃんこライフ」が出版され、撮り下ろし写真が満載のプレミアな1冊になっています。この本でしか見られないブサカワなマッシュくんが見られます。
2冊の写真集を出版するほどの大人気のブサカワ猫のマッシュくんは、手がクリームパンみたいでとても愛らしいです。
◆中国でブサカワ猫として大人気のスヌーピーベイブくん
中国の四川省で暮らすスヌーピーベイブくんは、中国版のツイッターであるWeiboで45万人以上のフォロワーがいます。インスタグラムでもフォロワーは33万人以上で、大人気のブサカワ猫です。
父猫と母猫がアメリカンショートヘアとペルシャであることから、スヌーピーベイブくんの種類はエキゾチックショートヘアともいわれており、5歳のオス猫ちゃんです。本名は「紅小胖(ホンシャオパン)」です。
その人気は中国国内にとどまらず、海外にもたくさんのファンがおり、日本のメディアに何度も取り上げられています。
まん丸な目とぺちゃんこの鼻が特徴で、とても愛くるしいスヌーピーベイブくん。愛くるしい顔には、少し切ない表情もみせることがあり、さらにブサカワの魅力を倍増させています。
◆世界中にファンがいるブサカワ猫のグランピーキャットちゃん
インスタグラムのフォロワーは250万人以上と、世界一の人気のブサカワ猫のグランピーキャットちゃん。不機嫌そうな表情の猫でブサカワ猫として世界中に知られることになりました。
猫の種類は雑種で、2012年4月4日生まれのメス猫ちゃんです。アメリカのアリゾナ州に住んでおり、本名はタルダルソース。グランピーキャットのグランピー(Grumpy)とは不機嫌な、仏頂面という意味があります。
グランピーキャットちゃんは、写真集も出版しています。海外向けの写真集はベストセラーになり、日本向けの写真集も2014年5月に出版されています。
飼い主さんのタバサ・バンデセンさんによると、「本当に不機嫌なわけではなく、99%以上の時間はごく普通の猫であり、特徴的な表情はおそらく小猫症か受け口によるもの」と言っています。
最後に…
最近では、テレビやSNSでたくさんの猫が見られるようになりました。その中でもブサカワというだけで大人気になる猫もいます。
ブサカワ猫の特徴としては、ふっくらとした頬、ぺちゃんこの鼻、離れ気味の小さな耳の組み合わせがまさにブサカワ猫といえるでしょう。また、猫の体のタイプは、コビータイプかセミコビータイプが多いです。体は丸くて、短めの足が愛くるしい仕草をみせてくれます。
猫にはたくさんの種類があります。自分の好みに合うブサカワ猫ちゃんを探してみてくださいね。
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