1.遊び方の前に!猫と遊ぶ時のポイント8つ
1-1.①部屋を片付けてから遊ぶ
1-2.②食事を与える前に遊ぶ
1-3.③猫が満足できるようにする
1-4.④猫が疲れる少し前くらいで終わらせるつ
1-5.⑤遊び方やおもちゃに変化をつける
1-6.⑥猫のわがままを聞かない
1-7.⑦猫に無理強いしない
1-8.⑧遊んだおもちゃは片付ける
2.猫との遊び方①おもちゃを使って遊ぶ
2-1.ネズミのおもちゃ
2-2.羽根つきおもちゃ
2-3.ボール
2-4.レーザーポインター
2-5.紙袋
遊び方の前に!猫と遊ぶ時のポイント8つ
猫と遊ぶ時には、いくつかのポイントがあります。
①部屋を片付けてから遊ぶ
まず、猫と遊ぶ部屋に、突起物など怪我をしそうな物や、ぶつかると倒れそうな物などがないように片付けておきましょう。
猫の遊び方は、ジャンプしたり走り回ったりと激しいことも多いので、危険のないようなスペースを作ってから遊んであげてください。
②食事を与える前に遊ぶ
お腹が空いている時の方が、遊びに意欲的になることが多いとされています。これは、お腹が空いていると、獲物を捕まえるという本能がより強く働くためではないかと考えられます。
遊びは、大人になって狩りをする時の練習でもありますので、狩猟本能と関係があるのでしょう。
お腹いっぱいの状態だと、遊ぶ気がなかったり、子猫の場合には食べたものを吐いてしまったりすることもあるので、食後にはゆっくりさせてあげましょう。
③猫が満足できるようにする
猫との遊び方は、最終的には猫が満足できるようにしてあげましょう。
例えば、猫じゃらしで遊ぶ時には、猫じゃらしを猫に捕まらないように動かして遊ぶわけですが、何度かは捕まえさせて、達成感を味わわせてあげます。
ボールなどで遊んでいても、猫がじゃれたり噛んだりしている時には、思う存分遊ばせてあげて、取り上げることのないようにしましょう。
④猫が疲れる少し前くらいで終わらせる
猫との遊び方は、猫が疲れ切ってしまう前に切り上げると良いでしょう。
遊んでいる時には、狩猟本能を掻き立てるホルモンが分泌されて興奮していますが、長い時間作用し続けると、猫がストレスを感じる原因になるとされています。
具体的には、走り回っていた猫が座り込んだり、寝転んだり、鼻からフゥフゥと大きく呼吸するようになったら遊びは終了ということです。
⑤遊び方やおもちゃに変化をつける
猫は飽きやすい一面もあるので、猫じゃらしやおもちゃを変えると良いでしょう。いくつか違う種類のおもちゃを用意しておき、ローテーションして使うのもおすすめです。
⑥猫のわがままを聞かない
猫が遊びたいからといって、ニャーニャーと鳴くのに合わせて遊んでいると、猫に鳴き癖がついてしまうことがあります。
猫が遊びたそうにしていたら、飼い主さんが遊びを始める、という遊び方で、終わる時も猫の様子を見て飼い主さんが判断しましょう。
⑦猫に無理強いしない
猫がよく遊ぶのは、子猫のころから2歳くらいになるまでと考えられます。成猫になってくると、遊ぶことは減って、眠ったり日向ぼっこをしたりして、ゆっくりと過ごす時間が増えます。
猫が遊びたい時を見極めて遊びに誘い、休んでいる時にはそっとしておいて、無理やり遊ばないようにしてあげましょう。
⑧遊んだおもちゃは片付ける
猫が誤飲しないように、遊んだ後のおもちゃは猫が触れられないところに片付けるようにしましょう。
まだ遊びたい猫が勝手におもちゃを持ち出すこともありますが、飼い主さんの見ていないところで誤飲したり、紐などにからまったりする可能性もあります。
特に、留守の間に紐がついたおもちゃを猫に与えて外出するのはとても危険です。
猫との遊び方①おもちゃを使って遊ぶ
◆ネズミのおもちゃ
猫にとってネズミ型のおもちゃは、獲物を捕まえたように感じられるために最適です。
中でも釣りざおのついたタイプは、飼い主さんでも動きを制御できないこともあって、より猫の狩猟本能をかきたてられるおもちゃです。
遊び方としては、クッションやキャットタワーなどの障害物を利用してかくれんぼのように遊ぶと、より猫が捕まえようとして夢中になります。
ネズミのおもちゃがカサカサと音のするものだと、より猫が追いかけるようになります。
小さすぎるものや、すぐ取れそうな飾りがついているものは、誤飲を防ぐために使わないようにしましょう。
◆羽根つきおもちゃ
猫は小鳥も獲物として捕まえますので、羽根にとても興味をもつものもいます。羽根がついた猫じゃらしで、飛び立つ小鳥のように上に持ち上げるように動かす遊び方で、猫の狩猟本能を刺激しましょう。
猫にジャンプさせる遊び方は、着地するところに障害物を置いたり、布など滑るものを置いたりしないように気をつけましょう。
数回に一回は、羽根のおもちゃを捕まえさせてあげて、狩の満足感や達成感を味わわせてあげるようにしてください。
◆ボール
ボールを転がして、追いかけたり、咥えられるものだと捕まえて運んできたりといった遊び方ができます。また、ボールのおもちゃは猫の一人遊びにも使えます。
飼い主さんのところにおもちゃを持ってくるようになるには、ちょっとした訓練が必要になるでしょう。
◆レーザーポインター
レーザーポインターにとても興味を示す猫もいます。素早く動かせるため、猫も瞬発力を駆使して追いかけます。
注意点としては、目に当てないように気をつけなければいけません。懐中電灯タイプのおもちゃにするほうが安全だと言えるでしょう。
また、レーザーポインターでの遊び方だと、捕まえるという感覚を味わえないため、猫が満足できないことになります。適度に他のおもちゃと組み合わせ、猫が満足できるよう工夫してあげましょう。
◆紙袋
猫は紙袋の中に入って遊ぶのも大好きです。カサカサと音がして、隠れて獲物を捕まえるという本能も刺激されます。
猫じゃらしを併用して、紙袋の中からおもちゃを捕まえさせたり、紙袋の中におもちゃを入れたりといった遊び方ができます。
また、紙袋を使ってかくれんぼ遊びをすることもできます。
猫との遊び方②かくれんぼをして遊ぶ
猫は隠れて獲物を待ち、近づいてきたところで素早く飛び出して捕まえます。猫同士でも、物陰に隠れていて突然飛び出して驚かしたり、見つけにくるまでじーっと隠れて待っていたりといった遊び方をしますね。
飼い主さんには顔やお尻が見えているのに、隠れた気になっている猫もいます。また、普段は名前を呼ぶと寄ってくる猫が、かくれんぼの時には名前を呼んだり声をかけたりしても隠れていることもあります。
猫が隠れていたら、探すふりをしてあげると、猫は喜んで隠れ続けたり、通り過ぎた背後から飛びついてきたりすることでしょう。
紙袋を使ったかくれんぼでも、飼い主さんには隠れているのがわかっても、何度か気づかないふりをしてあげると、猫の方から飛び出してきたりします。
猫はキャットタワーや棚など、色々なところに隠れることができますが、飼い主さんはそう簡単に隠れられませんね。
猫とのかくれんぼは、飼い主さんが探す方になるか、または部屋の壁やソファなど大きいものを利用して隠れるか、といった遊び方になるでしょう。
猫との遊び方③おにごっこをして遊ぶ
おにごっこも、子猫のころからやることで、獲物を追いかけるという行為を遊びの中で覚えていると言えます。
猫が前足でちょっかいをかけてきて、すぐに走り去るようなら、おにごっこに誘っているサインです。
猫を追いかけて、ちょっとタッチしたら、今度は飼い主さんが逃げるそぶりをすると、猫のほうから追いかけてきます。
あまり大きな音を立てて追いかけると猫が驚いてしまうので、ドタバタしすぎないように気をつけましょう。
おにごっこで逃げたあとに隠れて、かくれんぼに発展することもあります。かくれんぼをしながら、見つかったらおにごっこ、という遊び方も良いでしょう。
猫との遊び方④だるまさんが転んだをして遊ぶ
飼い主さんが物陰に隠れておいて、猫に見えるように顔を出したあと、またすぐに隠れます。飼い主さんが隠れている間に、猫は忍び足で近づいてきますが、また顔をパッと出すと、なぜか猫が立ち止まります。
多くの猫が、一旦飼い主さんが隠れるとその間に動いて、顔を出した時に止まるという行動をとります。
途中で飼い主さんの元まで走ってきてしまう猫もいますが、かくれんぼで相手を見つけたような気持ちなのかも知れません。
猫との遊び方⑤人形遊びをする
猫と遊ぶ時、つい飼い主さんは自分の手で遊んでしまいますが、手に対して噛み癖がついてしまうので、おすすめできません。
そんな時には、猫と同じか少し小さいくらいの柔らかいぬいぐるみで相手をするという遊び方が良いでしょう。
猫は獲物にかみついて、後ろ足で蹴るという動作をします。子猫同士の遊びでも、このキック行為がよく見られます。
猫と遊ぶ時についてのまとめ
猫を室内飼いしている時には、おもちゃや飼い主さんが、猫の遊び相手になります。
おもちゃを使えば、運動能力が高い猫でも満足できる遊び方ができます。
また、おもちゃを使わなくても猫と遊ぶことができます。かくれんぼやおにごっこ、だるまさんが転んだなど、人間の子供でもやっている遊び方ですね。
おもちゃを使用する時には、怪我や誤飲を防ぐために、取れやすい部品のついたものは使わず、外れた装飾の部分などはすぐに片付けるようにしましょう。
猫にとって遊ぶことは、室内飼いでも運動するためにとても重要なことです。
さらに、一緒に飼い主さんがかくれんぼなどをして遊ぶことで、猫とのコミュニケーションを深めることにもつながります。
猫との遊びは1日15分ほどでも十分なので、忙しい飼い主さんでも少しだけ時間をとって、猫と遊んであげてくださいね。
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