- 1.子猫に離乳食を与え始める時期は?
- 2.どんな離乳食が良いの?
- 3.子猫の離乳食のあげかた
- 4.離乳時期の子猫におすすめのフード6選
- 5.子猫に離乳食をあげる時の注意点
- 6.まとめ
4-1.ジェーピースタイル 幼猫用離乳食
4-2.デビフ缶 子猫の離乳食 ささみペースト
4-3.カルカン パウチ ゼリー仕立て 離乳~12ヶ月まで 子ねこ用
4-4.チャオ パウチ 1歳まで子ねこ用 まぐろ・ささみ
4-5.銀のスプーン ドライ 贅沢うまみ仕立て 健康に育つ子ねこ用
4-6.ロイヤルカナン フィーライン ヘルス ニュートリション マザー&ベビーキャット 成長前期の子猫用 母猫用
5-1.子猫が離乳食を食べない時
5-2.子猫が離乳食を食べ過ぎる時
【掲載:2020.03.10 更新:2023.05.16】
子猫に離乳食を与え始める時期は?
離乳食を与える時期の目安は、子猫の歯が生え始めていること、自分の力で排泄ができていることです。
生まれてからずっと母猫のおっぱいを飲んでいた子猫も、成長すると、歯が生えて来て、歩き出すようになります。だいたい3~4週目くらいから、歯が生え始め、子猫が母乳以外のものを口にできるようになると言われています。
それでも、個体差もありますので、離乳食は子猫の様子を見ながら与えるのが一番です。
どんな離乳食が良いの?
離乳食は手作りすることもできます。成猫用フードをお湯でふやかしたり、ミルクをかけたりすることで、子猫でも食べられるようになります。
しかし、栄養バランスが取れていることや、その都度作る手間や衛生面を考えると、市販されている子猫用のキャットフードや離乳食を利用する方が良いでしょう。
さらに、生後1年間は、どんどん子猫の身体が大きくなって成長していく大切な時期です。栄養に関してしっかりとした知識がないままで離乳食を手作りすると、必要な栄養がちゃんと取れない場合もありますし、子猫が偏食気味になってしまう可能性もあります。
離乳食や子猫用のキャットフードは、成猫用と比べると、子猫に必要な栄養素やカロリーが十分に含まれていますし、消化も良くなっています。できるだけパッケージに「子猫用」や「離乳食」と明記されているキャットフードを選んでください。
子猫の時期にしっかりとした栄養状態で育てば、健康な猫に成長しやすくなります。
子猫の離乳食のあげかた
◆生後6週目まで
母乳を飲んでいる子猫も、市販の子猫用のミルクで育てている場合も、最初はミルクと併用して離乳食をあげて、徐々にキャットフードのみの食事に切り替えていきます。
初めて離乳食をあげる時には、指の先に柔らかいペーストのフードをすくって、子猫の鼻の先に持っていきましょう。自分から舐めてくるようになれば成功です。
食べ方がわからないでいる時には、嫌がらないようなら少量を鼻先につけてみたり、手のひらに乗せて顔に近づけたりして、舐めさせてみましょう。
生後6週目くらいまでは、このようにしてミルクと併用した柔らかい離乳食を与えましょう。
◆生後6週~8週目以降
6週~8週目あたりで、ミルクを与えなくてもよい食事内容になります。子猫用ミルクの量を少しずつ減らしていって、代わりに子猫用のフードと水の量を増やしていきます。
その頃には、子猫用キャットフードのウェットタイプや、ドライフードをお湯でふやかして人肌程度に冷ましたものをあげましょう。冷めると食べない場合が多いので、少しだけ暖かく、匂いがするほうが良いでしょう。
こちらも子猫により個体差がありますので、猫の好みや成長に合わせてあげましょう。
離乳時期の子猫におすすめのフード6選
◆ジェーピースタイル 幼猫用離乳食
子猫の成長に合わせてお湯や水で溶かして柔らかさを調節できます。微粉砕原料なので水にとても溶けやすくダマになりづらい設計です。
高カロリー設計なので食欲不振時や産前産後などの栄養補給にも最適です。<総合栄養食>
◆ カロリーエースプラス 猫用離乳食 ささみペースト
鶏ささみと鶏レバーを主原料に、離乳期の子猫に必要な栄養成分をバランス良く配合しました。
生後20日頃から与えられるようペースト状に仕上げました。
EPA・DHA・オリゴ糖・ラクトフェリンを配合。<総合栄養食>
◆カルカン パウチ ゼリー仕立て 離乳~12ヶ月まで 子ねこ用
12ヵ月までの子ねこに必要な全ての栄養素をバランスよく配合した総合栄養食です。食べやすい小さめのフレーク。<総合栄養食>
◆チャオ パウチ 1歳まで子ねこ用 まぐろ・ささみ
素材を細かくペースト状にしました。愛猫の喜ぶ素材をトッピングしたシリーズです。
通常品より細かめのフレークです。本格ほたてだし使用。
◆銀のスプーン ドライ 贅沢うまみ仕立て 健康に育つ子ねこ用
離乳から12ヶ月までの子猫に適した栄養バランス設計。ビタミンEを強化した総合栄養食なので、子猫の健康維持により、免疫力を保ちます。<総合栄養食>
◆ロイヤルカナン フィーライン ヘルス ニュートリション マザー&ベビーキャット 成長前期の子猫用 母猫用
生後1~4ヵ月齢の急激に成長する子猫のための食事です。子猫用(生後1~4ヵ月齢まで)、母猫用(妊娠後期~授乳期)。<総合栄養食>
子猫に離乳食をあげる時の注意点
◆子猫が離乳食を食べない時
離乳食を嫌がる子猫には、無理に食べさせようとしないで、お腹をすかせている時やミルクを飲ませる前に、色々な種類のフードを鼻の先に近づけ、食べる機会を与えてみてください。離乳食を食べるようになっても、ミルクと併用して徐々に切り替えていきましょう。
成長してもミルクしか飲まない、という猫はいませんので、焦らずに見守ってあげてください。
◆子猫が離乳食を食べ過ぎる時
子猫はまだ身体が小さいため、一度にたくさんの量を食べることができません。指定された一日分の量を、3~5回ほどにわけてこまめにあげましょう。
たくさん欲しがる時は、この離乳食の時期であれば、欲しがるだけあげても良いでしょう。ただ、吐いたり、下痢をしてしまったりする場合はあげるのをやめ、様子をみましょう。
まとめ
子猫の離乳食を与える時期や与え方についてご紹介しました。
子猫の時期は、猫の体を作る大切な時期です。しっかりと栄養のある食事を与え、子猫が食べられているか様子を見てあげるようにして下さい。
そして、少しでも心配なことがあれば、獣医さんと相談するのも良いですね。
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