原産国:ロシア
体型:フォーリン
体重:3~5kg
毛色:ブルー
柄:ソリッド(単色)
目の色:グリーン
こつぶさんちの琥珀ちゃん|ペットスマイル
- 1.ロシアンブルーはどんな猫?
- 2.ロシアンブルーの性格は?
- 3.ロシアンブルーを迎える時の値段は?
- 4.ロシアンブルーの飼い方は?
- 5.ロシアンブルーのしつけについて
- 6.まとめ
1-1.ロシアの貴族達に愛されたロシアンブルー
1-2.上品でしなやかな体型
1-3.銀色に輝くブルーの被毛
1-4.エメラルドグリーンの瞳
2-1.飼い主さんに忠実で献身的
2-2.大人しい
2-3.繊細で人見知りしがち
3-1.ロシアンブルーの子猫の値段
3-2.ロシアンブルーの子猫と出会うには…
5-1.初期のしつけでいろいろと覚えてもらう
5-2.叱るときの声に注意しよう
5-3.噛み癖のない猫に育てよう
5-4.しつけをするときには一貫した態度が必要
ロシアンブルーはどんな猫?
◆ロシアの貴族に愛されたロシアンブルー
ロシアンブルーの歴史は、ロシア北部のアルハンジャル島に自然発生したブルーの猫が始まりといわれています。
その見た目の美しさからロシアの貴族達に愛され、気品あふれる猫として育てられていました。1860年頃にロシアから商業船に乗ってイギリスへ渡ります。その美しさから瞬く間に世間の人気を集めました。
第二次世界大戦中には数が激減し絶滅の危機にあいますが、その後はアメリカやイギリスでブリーダー達による懸命な交配が行われ、絶滅の危機を回避しました。
◆上品でしなやかな体型
ロシアンブルーは、全体にしなかやでほっそりとした体型なのが特徴です。
ボディタイプはフォーリンタイプで、スレンダーながらも筋肉質で、尻尾は長くスタイルがいいです。手足が長く、足先は小さいのでまるでつま先立ちして歩いているように見えます。
頭は逆三角形で「コブラヘッド」と呼ばれています。わずかに口角が上がっているので、微笑んでいるように見えることから「ロシアンスマイル」と呼ばれる独特な表情をもっています。
◆銀色に輝くブルーの被毛
被毛はとても柔らかく、絨毯のように隙間なく生えていて、銀色に輝くブルーの被毛が特徴の美しい猫です。1本の毛の中に濃淡部分があり、これによって被毛は光の波のように見えます。
短毛種で、被毛の色はブルー(グレー)で全体に模様などなく単色のみです。まれに尻尾にゴースト・タビー(縞模様)が見られることがあります。
近年では、ブラックやホワイトなどブルー以外の被毛色がいるようですが、純血種のロシアンブルーとしては認可されていません。
毛の構造はダブルコートなため、抜け毛が多く定期的なお手入れが必須です。
◆エメラルドグリーンの瞳
目は、楕円形でややつり上がったラウンド型なのが特徴です。鮮やかなエメラルドグリーンの目はとても美しくロシアンブルーの魅力の1つです。
子猫の時期は、ぼんやりとした青色(キトンブルー)をしていて、鮮やかなエメラルドグリーンのような目になるには2年ぐらいかかるといわれています。目の色が変わるタイミングは個体差があります。
ロシアンブルーの性格は?
◆飼い主さんに忠実で献身的
ロシアンブルーは、飼い主さんに忠実な性格です。犬のような性格の猫といわれるほど、飼い主さんに従順なことからロシアの貴族たちに愛されてきました。
献身的な性格なので、信頼している飼い主さんと一緒にいて安心していることが大好きです。飼い主さんとだけの時間を過ごしたいというタイプの猫の品種です。
◆大人しい
とても大人しくほとんど鳴きません。鳴くことが少ないため「サイレントキャット」と呼ばれることもあります。
猫の鳴き声で近所に気を使うことはほとんどありません。アパートやマンションでも安心して飼うことができます。
◆繊細で人見知りしがち
繊細な性格を持ち合わせています。飼い主さんには従順でよく甘えるのですが、警戒心が強いので他の人には人見知りをしてしまいます。飼い主さん以外に触られたり、抱っこされたりすることを嫌がることが多いです。
臆病な一面もあるので、知らない人が家に来るとすぐにどこかに隠れてしまいます。神経質な性格です。あまり騒がしい場所などは嫌がります。飼い主さんは、猫が知らない人を家に招くときはストレスを感じないようにしてあげましょう。
ロシアンブルーを迎える時の値段は?
購入先によって違いますが、ロシアンブルーの値段は平均約20万円です。
◆ロシアンブルーの子猫の値段
ロシアンブルーを家族としてお迎えする場合、以下のような方法があります。
・ペットショップ
・ブリーダー
・キャットショー
・里親
ロシアンブルーをペットショップ等で購入する場合、値段は10万~30万円といわれています。
性別や色、血統などによって値段は左右されます。キャットショーなどに入賞した親の血筋のロシアンブルーは高額になる可能性があるでしょう。
里親になる場合も、保護期間にうけたワクチンや治療代としていくらかかかる場合があります。
◆ロシアンブルーの子猫と出会うには…
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ロシアンブルーの飼い方は?
◆運動できる環境を作る
運動が大好きでとても活発な猫の品種です。十分な運動をさせましょう。
運動ができないというストレスがたまり不健康になってしまう可能性があるので、子猫の時から遊びの相手をしてあげる、キャットタワーを設置するなど、飼い主さんは猫が運動不足にならないように気をつけましょう。
◆熱中症対策をする
ロシアンブルーの被毛は2層になっていて、アンダーコートとトップコートの層に分かれています、特にアンダーコートは密集しているので、シャンプーしても地肌は濡れないぐらいです。
この密集した被毛のため、寒さには比較的に強く、暑さには弱いそうです。夏場はエアコンを27度~28度ぐらいに設定しておくといいでしょう。
真夏日が続く場合は熱中症の対策が必要です。できるだけ、涼しい環境を作ってあげましょう。
◆ロシアンブルーのかかりやすい病気
ロシアンブルーのしつけについて
ロシアンブルーは飼い主さんに対して忠実で大人しく、基本的にはしつけがしやすい猫ちゃんです。ロシアンブルーの性格を把握して、上手くしつけていきましょう。
それでは、しつけで知っておくべきポイントをお伝えしていきます。
◆初期のしつけでいろいろと覚えてもらう
知能が高くいろいろなことを学習してくれるロシアンブルーですが、いくら「頭が良い」と言っても一度や二度で覚えてくれることはありません。飼い主さんが根気よく教えこむことが大事です。
そして、子猫を迎え入れたときからしつけをスタートするようにします。「はじめが肝心」ということを念頭に、教えていってあげてくださいね。
◆叱るときの声に注意しよう
ロシアンブルーは、基本的に飼い主さんには心を開きますが、ちょっぴり繊細な部分があります。そのため、大きい声を出して叱る、威嚇するような態度を取る…など、強気な対応でしつけると「自分は嫌われている」と受け取り悲しくなることがあるでしょう。それがもとで怯えた子になったり、心を閉ざしたりすることも…。
体罰はもちろんダメ。しつけどころではなく、ストレスから体調を崩すことにもなりかねません。
叱るときの声のトーンは、“怒鳴る”ではなく“静かに短めに伝える”を意識しましょう。
やってはいけない行動には「ダメ」「イケナイ」と伝えます。「叱られている」という空気を察知できる賢さがあるので、それを繰り返していくと覚えてくれるかと思います。
◆噛み癖のない猫に育てよう
猫の尖った歯は、人間にとっては凶器にもなります。子猫のうちは、遊びの延長で甘えるように噛んでいても、「噛んでも大丈夫」と勘違いすると大変です。噛むことが「癖」になったまま成長すると、甘噛みを通り越して“本噛み”に。
子猫の頃に噛み癖は直しておくようにしましょう。
先ほどもお伝えしたように「ダメ」と一喝するのもいいですが、それでも止めなければ「無視」が効果的。「遊んでいる途中に噛まれる⇒飼い主さんが無視して立ち去る⇒急に遊んでもらえなくなって寂しい」とロシアンブルーは理解してくれるでしょう。
何度か繰り返していくと、「自分が噛めばイヤな空気になる」と理解してくれるので、噛み癖も落ち着いてくるかと思います。
◆しつけをするときには一貫した態度が必要
頭が良いロシアンブルーなのでしつけはしやすいですが、雰囲気の変化に敏感です。ロシアンブルーのダメな行動に対して、「昨日は大声で怒鳴った」「今日は大目に見よう」など飼い主さんの気分次第で態度がコロコロと変わるのはNGです。
また、叱るときに「無視をする」という方法も効果がありますが、無視をし過ぎるとストレスを引き起こします。
怒るときと可愛がるときのメリハリをつけて、上手にしつけをしていってくださいね。
まとめ
猫は大人になると毛の色が変わる場合がよくありますが、ロシアンブルーのように目の色が変わるということは珍しいです。猫の成長過程の中に目の色の変化の楽しみがあるでしょう。
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