人気のある猫の値段は?猫種ごとの値段とかかる費用について

2018.11.15

人気のある猫の値段は?猫種ごとの値段とかかる費用について

猫はペットショップで購入するほか、ブリーダーさんから手に入れる方法がありますが、人気の猫は値段も高くなりそうですね。さらに猫を飼う時には、餌や猫トイレなどの必要なものを買う必要もあります。猫ブームにより人気が高まる猫ですが、人気のある猫の値段はどのくらいなのでしょうか?種類によって猫の値段はどのくらい差があるのでしょうか? ペットとして人気の猫の値段はどのくらいなのか、また猫を飼う時には、いくらくらいの値段がかかるのかについてご紹介します。

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人気の猫の値段はどれくらい?

ペットショップなどで人気の猫種の値段についてご紹介します。

◆スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールド
>>スコティッシュフォールドについての記事はコチラ<<

スコティッシュフォールドは、イギリスのスコットランドの猫が起源となる、突然変異で生まれた猫です。

特徴は小さくて前に折れた耳で、丸い頭とずんぐりとした体型がかわいいと人気があります。

折れ耳が特徴とされていますが、耳が折れないスコティッシュフォールドもいて、2種類の比率は3:7または同程度だと言われています。

【スコティッシュフォールドの値段は?】
スコティッシュフォールドの値段は平均17万円ほどで、高いものでは70万円になるものもいます。

体のバランスが良く、折れ耳を持つほうが値段は高くなります。また、長毛や、クリーム・グレー・ホワイトの三毛など珍しい毛色のもの、スタンダードの体型をしているものは値段が高くなります。

◆アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘア
>>アメリカンショートヘアについての記事はコチラ<<

アメリカンショートヘアは、特徴的なマーブル模様と活発で人懐っこい性格が人気の猫です。

体型は中型のセミコビータイプで、体つきはがっしりとしています。被毛は短毛ですが、厚く密集しており、独特のマーブル模様が魅力です。

毛色は銀灰色に模様が入ったものが一般的ですが、グレーやホワイト、ブラック、クリームなどたくさんの毛色のものがいます。

【アメリカンショートヘアの値段は?】
アメリカンショートヘアの値段は平均16万円ほどで、高いものは30万円ほどになるものもいます。

キャットショーで良い成績を残すような血統の良い猫の子供や、スタンダードに近い体型や頭の形を持つもの、模様が美しいものなどは値段が高くなります。

◆マンチカン

マンチカン
>>マンチカンについての記事はコチラ<<

マンチカンはイギリス原産とされる、特徴はダックスフンドのような短足を持った、突然変異で生まれたとされる猫です。

体型は小型のセミコビータイプまたはセミフォーリンタイプで、短足もいれば、普通の猫と同じ足の長さを持つものもいます。

マンチカンは短足のものでもとても活発で遊び好き、人懐っこい性格を持っています。

繁殖や猫種確立のために様々な猫と交配されたため、マンチカンには長毛も短毛もおり、あらゆる被毛の色が存在します。

【マンチカンの値段は?】
マンチカンの値段は平均18万円が相場ですが、高いものでは80万円になるものもいます。

短足であり、スタンダードに近いものほど値段が高くなります。
理想の体型は、頭が丸みを帯びた楔形で、頰骨がしっかりしていること、耳の根元が広い、口の位置が鼻の高さと揃っているなどです。

◆メインクーン

メインクーン
>>メインクーンについての記事はコチラ<<

メインクーンは、アメリカのメイン州のシンボルとされ、北欧から伝わった猫が土着の猫と交配して生まれたとされている猫です。

メインクーンの特徴はその体の大きさで、体長は1メートルほどになるものもいます。また、オスでは体重が6kgから10kgにもなるものもいます。

長毛でふさふさとした被毛を持ち、厚くて耐水性があります。尻尾もふさふさで付け根が太くなっており、胸部分や耳に飾り毛があります。

体格はしっかりとしていて大型のロング&サブスタンシャルタイプですが、性格は穏やかで優しく、人懐っこい猫です。

【メインクーンの値段は?】
メインクーンの値段は平均20万円ほどとされています。血統が良いものやスタンダードに近い体型のものはさらに値段があがり、50万円ほどになるものもいます。

メインクーンの値段があがる理想の姿として、体格はがっしりとした筋肉質で長方形の体、鼻口部分は四角で膨らみすぎず、耳の先のリンクスティップと呼ばれる飾り毛が理想的に伸びている、耳は大きめで離れすぎていない、などです。

◆ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャット
>>ノルウェージャンフォレストキャットについての記事はコチラ<<

ノルウェージャンフォレストキャットは、ノルウェーを原産国とするやや大型の長毛猫です。

前足よりも後ろ足が長く、腰が高い体型をしています。逆三角形の頭をしており、鼻筋が真っ直ぐで、あごに厚みがありしっかりしています。

被毛は長毛のダブルコートで厚みがあり、皮脂で覆われていて水や脂をはじくようになっています。

毛色は、単色ではブラック、ホワイト、ブルー、また模様はブラウンやシルバー、レッドなどのタビー、バイカラーなどがあります。

体重は、オスの成猫で4.5kgから7kgほどになります。

【ノルウェージャンフォレストキャットの値段は?】
ノルウェージャンフォレストキャットの値段は、平均20万円ほどになり、理想の体型をしたものや血統の良いものは30万円ほどになるものもいます。

値段があがるとされる理想の体型としては、両耳の外側の付け根と顎とを結ぶ三点が同じ長さで結ばれた三角形をしており、額から鼻先までが真っ直ぐであること、後ろ足が前足よりも長くて腰が高く太っていないことなどがあげられます。

◆ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘア
>>ブリティッシュショートヘアについての記事はコチラ<<

ブリティッシュショートヘアは、イギリスでも古い猫種で、短毛の猫です。

頭が丸くて鼻が短め、目も丸く、中型のセミコビータイプの体型で、足の先(ポー)が丸く、しっかりとした筋肉を持っています。

ブリティッシュショートヘアはその名の通り短毛で、密集してビロードのようです。

毛色はブリティッシュブルーと呼ばれる灰色だけでしたが、交配によってブラック、キャリコ、クリームのタビーなど様々なものが増えています。

【ブリティッシュショートヘアの値段は?】
ブリティッシュショートヘアの値段は、平均20万円ほどとなっています。理想的な体型をもつものは、40万円ほどの値段になるものもいます。

頭の形が丸く、目は離れ気味で丸く、首がしっかりしており、被毛が密集していて光沢があるほどに美しいものは値段が高くなります。

◆ペルシャ

ペルシャ
>>ペルシャについての記事はコチラ<<

ペルシャは純血種として最も古い種類の猫とされていて、起源は西ヨーロッパだという説があります。

体型は中型のコビータイプで、適度に筋肉があり、被毛は細く柔らかながら密集した長毛で、ブラッシングが欠かせません。

毛色はブラックやホワイト、クリームの単色のほか、三毛、毛先に色が入ったものなどがいます。

ペルシャは動きが優雅で性格もおっとりとしており、静かで品の良さを感じさせます。

交配によってつくられた鼻が短いエクストリームタイプが、キャットショーでは人気のようです。

低い方は目やにや涙がたまったり、呼吸がしにくかったりするなどの健康上の問題があるため、トラディショナルと呼ばれる古くからのタイプのものが一般のペットとしては好まれるようです。

【ペルシャの値段は?】
ペルシャの値段は、平均17万円ほどとなっていて、血統の良いものや理想の体型をしているものは、30万円になることもあります。

骨格、頭の形、全体的な見た目に丸いもの、頬がふっくらしているもの、歯の噛み合わせが美しいもの、目と目の間にくぼみがしっかりとあるものなどは、値段が高くなる傾向があります。

◆アビシニアン

アビシニアン
>>アビシニアンについての記事はコチラ<<

アビシニアンの原産国は、エジプトという説のほか、イギリスやエチオピア、またはインドが起源とされる説もあります。

アビシニアンの特徴は、細かい縞模様のある短毛の被毛を持ち、筋肉質ながらしなやかで細身の体型をしているところです。

毛色はレッドやブルー、フォーン(子鹿のような黄色系)があり、毛の一本一本に色の濃淡があって縞模様を作っています。

【アビシニアンの値段は?】
アビシニアンの値段は平均18万円ほどで、血統の良いものや理想の体型をしたものは25万円ほどになるものもいます。

頭の形が丸みを帯びたひし形で平らなところがない、両耳の間が広い、目の形はアーモンド型、被毛は毛先の色が変わっているはっきりとしたティックドコートであることなどが、値段が高くなる要素とされます。

◆シンガプーラ

シンガプーラ
>>シンガプーラについての記事はコチラ<<

シンガプーラは、シンガポールが原産の猫とされてきましたが、自然発生したものかどうかははっきりとわかっていません。

現在いる純血種の猫としては最も小さい種類の猫とされていて、成猫でも標準体重は2kgから3kgほどにしかなりません。

体型はセミコビータイプで、小さくてもしっかりとした筋肉質、シルクのような短毛の猫です。目はアーモンド型をしていて、アイラインが入ったような模様があります。

毛色は、アグーティセピアと言われる淡い茶色の、ティックドタビーのみです。

【シンガプーラの値段は?】
シンガプーラの値段は平均22万円ほどですが、シンガプーラはまだ歴史が浅く、個体数も少ないために希少とされています。

◆サイアミーズ(シャム)

サイアミーズ(シャム)
>>サイアミーズ(シャム)についての記事はコチラ<<

サイアミーズは、日本ではシャムと呼ばれ、タイが原産とされる短毛の猫でとても珍重されており、古い時代には門外不出とされていました。

シャムの特徴は、ポイントと呼ばれる部分的な毛色が尻尾や耳、手足、顔に見られます。

体型はオリエンタルタイプでほっそりとしていて、瞳の色はサファイアブルーのみとされています。

ポイントの毛色はブルー、チョコレート、ライラック、シール(焦げ茶色)のみが認められています。

【サイアミーズ(シャム)の値段は?】
サイアミーズの値段は平均17万円ほどです。数が少ないとされるライラックポイントや、体型が美しいとされるものは値段が上がる傾向があります。


猫を飼う時にかかる値段は?

猫とコイン

猫を飼う時には、猫の値段だけでなく、必要なものを揃えて生活していく値段もかかります。

必要なものの値段の目安は以下です。

・猫トイレ 1,500円~4,000円
・猫砂 1,000円~2,000円
・猫用の食器 ~1,000円
・キャリーケース 4,000円~10,000円

猫の餌やトイレの砂の値段は、猫と暮らしている間ずっとかかる費用です。

・猫の餌 月2,000円~
・猫砂 月1,000円~2,000円

その他、あった方が良いものとして以下のものがあります。

・キャットタワー 10,000円~30,000円
・爪とぎ 300円~2,000円

キャットタワーや爪とぎは、商品の大きさや機能によって値段に幅があります。

また、必要な物だけでなく、病院の診察代も必要です。

・ワクチン 種類により 6,000円~
・去勢手術 15,000円~20,000円
・避妊手術 20,000円~30,000円

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まとめ

人気のある猫は、10万円を超えるものがほとんどで、気軽なお値段とは言えないかも知れませんね。さらに猫の体型や血統、希少さや月齢などによっても、猫の値段は変化します。

また、猫を飼って暮らしていくには、毎月の餌代やトイレ砂代などがかかり、病院の診察費用もかかります。

猫の値段は無視できませんが、1つの大切な命として、一緒にずっと暮らしていける相性の良い猫を見つけられると良いですね。



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ネコ、犬、インコ、金魚などと暮らした経験を生かし、飼い主さんに役立つよ うな記事を作成しています。 ペット情報を日々チェックしながら、ペットについて勉強中です。かわいいペ ットをメインとしたイラスト作成もしています。

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