黒猫の種類10選!雑種の黒猫や黒猫の純血種「ボンベイ」について

2019.04.14

黒猫の種類10選!雑種の黒猫や黒猫の純血種「ボンベイ」について

黒猫と言えば、以前は不吉だと言われたりしていましたが、最近では黒猫の魅力が再認識され、とても人気が高くなっています。特に日本では、黒猫は福を呼ぶ猫として古くから大切にされてきたという歴史もあります。黒猫は見た目だけでなく、性格もとても魅力的な猫なのです。黒猫には、どんな魅力があるでしょうか。 黒猫について、どんな種類の猫に黒猫がいるのか、黒猫はどんな性格をしているのか、また黒猫だけの種類ボンベイについて、そして雑種の黒猫についてもご紹介します。

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黒猫がいる猫の種類10選!

黒猫は、猫の種類によって様々なものが存在しています。一般的に黒猫の性格は、人懐っこく、他の猫ともうまくやれる社会性もあり、甘えん坊なものが多いとされています。

どの種類の黒猫も、そのような性格を持ち合わせている可能性があります。

◆黒猫がいる猫の種類①アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘア
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アメリカンショートヘアは、人気の高い、アメリカ原産の猫です。丸みのある顔や体つきと、明るく人懐っこい性格をしています。

アメリカンショートヘアの毛色は、銀灰色に特徴のある縞模様がよく知られていますが、様々な猫との交配で作り出された猫のため、黒猫のアメリカンショートヘアも存在します。

黒猫のアメリカンショートヘアは、根元が白くなっているブラックスモークもいます。

◆黒猫がいる猫の種類②アメリカンカール

アメリカンカール
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アメリカンカールは、短毛も長毛もいる、アメリカ原産の猫です。耳が外側に反り返ってカールしているのが、アメリカンカールの大きな特徴です。

アメリカンカールの元になった猫は、黒猫で長毛だったことから、黒猫のアメリカンカールはもちろん、あらゆる毛色のものが認められています。

◆黒猫がいる猫の種類③エキゾチックショートヘア

エキゾチックショートヘア
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エキゾチックショートヘアは、ペルシャとアメリカンショートヘアを掛け合わせ、ペルシャの見た目にアメリカンショートヘアの毛色を持つ猫を目指して作られた猫です。

エキゾチックショートヘアにはあらゆる毛色があるため、黒猫も存在します。

ペルシャのような鼻が低い顔つきにブラックの被毛をもつエキゾチックショートヘアは、よりかわいらしさが増しています。

◆黒猫がいる猫の種類④スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールド
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スコティッシュフォールドは、折れ耳が生まれることからとても人気のあるイギリス原産の猫です。

スコティッシュフォールドが作り出される過程でブリティッシュショートヘア、アメリカンショートヘア、エキゾチックショートヘアなどと交配されたため、多くの毛色が存在しますので、黒猫もいます。

◆黒猫がいる猫の種類⑤マンチカン

マンチカン
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マンチカンはイギリス原産の猫で、全てではありませんが、短い足を持つものがいるのが特徴です。

遺伝子疾患の危険性を減らすため、短足ではない猫たちとの交配が進められたこともあり、マンチカンにはあらゆる毛色が認められるので、黒猫もいます。

◆黒猫がいる猫の種類⑥ペルシャ

ペルシャ
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ペルシャは、純潔の種類では古い歴史を持つ、イギリス原産の長毛の猫です。

ペルシャは、様々な猫種の基礎としてや、近親交配による問題を避けるため、異種交配の相手としても選ばれてきた猫です。

ペルシャにはホワイトやクリームなど単色のものもいて、黒猫もいます。

◆黒猫がいる猫の種類⑦ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘア
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ブリティッシュショートヘアは、イギリスでは最も古い猫の種類とされています。

ブリティッシュショートヘアは、独特な毛色であるブリティッシュブルーという灰色が有名です。
しかし、異種交配がされてきたため、あらゆる色が認められていますので、ブリティッシュショートヘアには黒猫もいます。

◆黒猫がいる猫の種類⑧ラガマフィン

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>>ラガマフィンについての記事はコチラ<<

ラガマフィンはアメリカ原産で長毛を持つ大型の猫です。ラガマフィンの祖先はラグドールで、似ているところもたくさんありますが、別の種類の猫とされています。

ラグドールの毛色は限定されていますが、ラガマフィンは発生するあらゆる毛色が認められているため、黒猫も存在します。

◆黒猫がいる猫の種類⑨ジャパニーズボブテイル

ジャパニーズボブテイル
>>ジャパニーズボブテイルについてはこちら<<

ジャパニーズボブテイルは日本にいた土着の猫が起源となっています。日本の猫がアメリカで繁殖された猫が、ジャパニーズボブテイルです。

短く曲がったような尻尾を持っているところが特徴です。

日本の土着の猫が起源なので、バイカラーや三毛もいますが、黒猫も存在しています。

◆黒猫がいる猫の種類⑩メインクーン

メインクーン
>>メインクーンについての記事はコチラ<<

メインクーンは北アメリカ原産の体の大きな、長毛の猫です。寒い地域を過ごしてきた猫であるため、美しく豊かな被毛をしています。

メインクーンの毛色はシルバーやブラウンのトラ柄がよく知られていますが、ブラックスモークの黒猫も存在しています。


雑種の黒猫について

振り向く黒猫

◆雑種の黒猫とは?

雑種とは、異なる種類の猫同士が交配して生まれた猫のことを言います。

純血種同士を交配させても、猫の種類が違っていれば、生まれた猫は雑種ということです。

多くの種類の猫に、黒一色の被毛をもつ黒猫が存在していますので、それらの猫が別の種類の猫と交配すれば、雑種の黒猫が生まれる可能性もあります。

雑種の黒猫の定義は、必ずしも全身が真っ黒ではなく、お腹や胸などに少し白が入った程度であれば、黒猫とされます。

◆雑種の黒猫の遺伝子とは?

猫がどんな毛色や柄を持つのかは、「遺伝子座」という染色体の一部が関係しています。

猫の毛色を決定する遺伝子は、W(ホワイト)、S(スポッティド)、T(タビー)、O(オレンジ系)、I(インヒビティド)、A(アグーティ)、B(ブラック)、C(カラーポイント)、D(ダイリュート)という9種類に大きく分けられます。

そしてそれぞれの遺伝子に優勢と劣勢があって、亜種もありますので、20種類以上の色を決める型が存在します。

黒い毛色がベースカラーとなる猫は、黒の元となるユーメラニンの生成に関わっているBという遺伝子を最低一本は持っている、ということになります。

◆雑種の日本猫の中の黒猫

日本でいちばん多く飼われている猫の種類は、雑種ということです。

そして、雑種の黒猫ももちろん多く存在しています。雑種の黒猫は、目の色はヘーゼルまたはグリーンで、ゴールドもいますが多くはないとされています。

雑種の黒猫は、日本ではまだ短毛が多く見られますが、近年では長毛の黒猫が見られることもあります。

外国産の長毛の猫が日本でもよく飼われるようになり、その猫たちとの交配によって長毛の雑種が生まれ、その中で黒猫も生まれたということが考えられます。

◆雑種の黒猫の性格

黒猫の性格は、クールに感じる見た目とは違い、人に懐きやすくて友好的で、他の猫やペットともうまくやっていけるものが多いということです。

この性格は、純血種の黒猫でも、雑種の黒猫でも、共通して多く見られるものです。これには、猫の性格と毛の色が関係しているという説もあります。

猫の行動や性格に関わる神経伝達物質の形成される過程が、被毛の色を決めるメラニン色素の生成と同じ過程なため、毛色と性格や行動には何らかの関係があると言えるでしょう。

黒猫の性格が全てはっきり決まっているとは言えませんが、傾向としては、人懐っこくて甘えん坊なところがあり、猫や他のペットとも仲良くなりやすいということです。

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黒猫しかいない純血種の「ボンベイ」について

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ボンベイという種類の猫は、黒の毛色を持つ黒猫しかいません。

◆ボンベイの歴史

ボンベイは、黒い毛並みを持つ美しい猫を目指し、アメリカのブリーダーが作り上げた猫の種類です。

ボンベイは、バーミーズと、黒猫のアメリカンショートヘアを交配させることで作り出されました。
交配によって生まれた黒猫が、インドの黒豹に似ていると感じたブリーダーは、インド最大の街であるボンベイにちなんで、ボンベイという名をつけたそうです。

作出を始めた当初は、バーミーズの繁殖家からあまり良く思われなかったため、繁殖に協力してもらえずに苦労があったようです。

愛好家たちの協力もあり、1976年にボンベイは新しい猫種としてCFAに登録されました。その後もボンベイは多くの猫血統登録団体に登録され、アメリカのキャットショーでも賞を得ています。

◆ボンベイの特徴

ボンベイは短毛ですが、漆黒で光沢がある美しい被毛が、最大の特徴となっています。
子猫の頃には縞模様が入ることもありますが、成長していくにつれてなくなっていき、光沢も増していって、真っ黒な黒猫となります。

ボンベイの体のタイプは中型の大きさのセミコビーで、成猫の平均体重はオスで3.8kg~5kg、メスで2.5kg~4kgほどですが、筋肉質でしっかりした体つきをしています。

ボンベイの目はアンバーかカッパーゴールドのみが認められており、鼻は短め、頭の形はくさび形をしています。

◆ボンベイの性格

ボンベイの性格は、人懐こく、家族や他のペットとも仲良くできるとされています。

アメリカンショートヘアの持つ性格の人懐っこさと、バーミーズの適応性の高さが受け継がれていると言えます。

また、コミュニケーション力があり、犬のような性格とも言われ、活発に動いてとても遊び好きです。

◆ボンベイの飼い方

ボンベイの寿命は13年から15年と、他の種類の猫と大きな差はなく、15年以上を生きることも多くあります。

ボンベイのかかりやすい病気としては、アメリカンショートヘアがなりやすい肥大型心筋症や、バーミーズがなりやすい歯周病などがあげられます。

ボンベイは活発で好奇心旺盛な性格なため、十分に運動できる環境を整えてあげる必要があります。


黒猫についてのまとめ

長毛の黒猫

日本では、土着の日本猫の雑種として見られることが多い黒猫ですが、様々な種類の猫にも、黒い被毛を持つ黒猫が存在していて、純血種としても認められています。

中でも黒猫だけのボンベイという種類の猫は、黒豹を彷彿とさせる美しい毛並みを持った短毛の猫です。

色のイメージのせいでクールに見える黒猫ですが、一般的に黒猫は人懐っこくて友好的な性格を持ち、家族や他のペットとも仲良くなりやすいと言われています。

黒猫は幸せを呼ぶ猫とも言われています。黒猫の魅力は見た目の美しさだけでなく、性格の良さもあるので、猫を迎えたい人は黒猫も選択肢に入れてみてくださいね。



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ネコ、犬、インコ、金魚などと暮らした経験を生かし、飼い主さんに役立つよ うな記事を作成しています。 ペット情報を日々チェックしながら、ペットについて勉強中です。かわいいペ ットをメインとしたイラスト作成もしています。

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