- 1.猫用ペットヒーターとは?
- 2.猫用ペットヒーターを使うメリットは?
- 3.ペットヒーターは何月頃から使えばいいの?
- 4.猫用ペットヒーターおすすめ3選
- 5.猫用ペットヒーターを使う時の注意点は?
- 6.まとめ
2-1.ペットヒーターのメリット①熱中症になる心配がない
2-2.ペットヒーターのメリット②火傷する心配がない
2-3.ペットヒーターのメリット③いたずらをする心配がない
4-1.ほかほかマット ラウンドタイプ
4-2.ほかほかマットDX ハードタイプ
4-3.電気のいらない暖か、からだ保温ぶとん
5-1.低温火傷に注意する
5-2.飲み水を用意しておく
5-3.コードを噛まれない工夫をする
【掲載:2021.10.19 更新:2022.10.11】
猫用ペットヒーターとは?
私たちが普段使用するヒーターには様々な種類があり、猫が使用出来るペットヒーターも、同じような仕組みなのかな?と思われている飼い主さんも多いことかと思います。
ヒーターと聞くと、電気を利用して本体から暖かい空気が出てくるものを想像してしまうかもしれませんが、ペット用のヒーターは少し違った印象を受けるかもしれません。
もちろん本体から暖かい空気を放出するタイプもありますが、ペット用のヒーターはマットや座布団のような形のものが一般的です。
そもそも、ヒーターとは熱を発生して暖める装置の総称となりますので、熱を発生させる機器であれば、どんな形であっても「ヒーター」と呼ぶことが出来ると言えるでしょう。
人が使用するヒーターはあくまで人間用であり、猫にはあまり向いていません。もちろん飼い主さんの目の届く範囲内で、猫が使用する分には安全と言えますが、少しでも目を離す時間があるのなら注意が必要です。
なぜ人向けのヒーターが猫に向いていないのかは、猫のペットヒーターのメリットと比較すれば、一目瞭然です。
猫用ペットヒーターを使うメリットは?
猫のペットヒーターにはどんなメリットがあるのか、見ていきましょう。
◆ペットヒーターのメリット①熱中症になる心配がない
私たちが普段使用するヒーターは、部屋の温度や自身の体感温度などを考慮しながら、適温を求めて調節しなくてはいけません。
しかし、日向ぼっこなどから分かるように猫は暖かい場所を好む動物なので、ヒーターの前を動かず体が想像以上の熱さになってしまいます。
また、水をあまり飲まない猫は、寒い冬には更に水を飲まなくなってしまうので、その状態で何時間もヒーターの前に居ると脱水症状を起こし、熱中症になることも。
冬だからといって、熱中症にかかることが無いとは言い切ることが出来ないので、このようなことからも人向けのヒーターは猫に向いていないと言えますよね。
それらの猫の性質をちゃんと理解した上で、飼い主さんはヒーターを使用しなくてはいけないので、猫には猫用のペットヒーターを利用した方が良いでしょう。
猫のペットヒーターは、猫が適温と感じる温度設定になっています。そして購入してからすぐに使用することが出来ますし、使い方も簡単な設計になっている商品が多いです。
◆ペットヒーターのメリット②火傷する心配がない
猫は鼻で温度を計る動物ということを知っていますか?鼻から吸い込む空気の温度によって、0.5℃の温度差も感じ取れる特徴があるのです。
寒い冬に外から帰ってきた飼い主さんがヒーターの電源を入れると、ヒーターの前を陣取り、温かくなるのをまだかまだかと待っていることがありますよね。部屋の空気が冷たいからこそ、温かい温度が流れ出てくることを知っている猫は、このような行動に出るのだと考えることが出来ます。
しかし、鼻で温度を感じる猫にとって、急に温かい空気が出てくるヒーターは、火傷をしてしまう恐れがあります。猫の顔には皮膚が剥き出しの鼻や立派なヒゲがあるので、火傷をしてしまったら大変ですよね。
その点猫のペットヒーターは、じんわりと適温で猫を温めてくれるので、火傷の心配も要らないのです。
◆ペットヒーターのメリット③いたずらをする心配がない
人向けのヒーターには様々な種類があり、石油ヒーターのように中でユラユラと火が動く製品も存在しています。好奇心旺盛の猫であれば、揺れ動く火につい手を出してしまうことも無いとは言い切れません。
また、そのような火が揺れている状態で、手を出すことがなかったとしても、じっと見つめていると「やっぱり遊びたい!」という興奮状態になってしまうことも。
そうなってしまうと目に入る物全てが、遊びの対象になってしまうこともあるので、ヒーターの上に飛び乗ったり電源ボタンなどを手で押したりなど、いたずらをしてしまうことも否めませんよね。
もちろん火が揺らぐヒーターだけでなく、ほとんどのヒーターは猫が上に飛び乗れるスペースがある製品が多いので、飼い主さんはそれらの心配も常にしておかないといけないことになります。
このようなことからも人向けのヒーターよりも、ペットヒーターの方が、安全面でもメリットが多いと言えますよね。
ペットヒーターは何月頃から使えばいいの?
このように、猫の健康にも安心安全のペットヒーターですが、いったいいつ頃から使用すればいいのでしょうか。
寒さ対策をする時期は猫の年齢や被毛の長さ、体格などによっても違ってきますが、大体気温20度を下回るくらいの気温になる頃には必ず暖かい環境を準備してあげましょう。
気温20度というのは例年10月~11月頃になります。
しかしながら、2022年の10月7日、最高気温(東京)がこの時期では異例となる13.3度と、88年ぶりの寒さを記録しました。
このようにまだ10月にも関わらず、12月上旬並みの寒さとなることもあるようです。
このようにイレギュラーな事態に備えて、いつでも寒さ対策できるように早めにペットヒーターを準備しておきましょう。
また、猫は人間よりも低い位置で暮らしていますので、床からの冷気を受けやすいです。
室温計をチェックするほか、簡易的なチェックとしておすすめなのは飼い主さんのくるぶしあたりで気温を感じることです。
少し靴下を下げて、空気がひんやりしているかどうか確認してみましょう。
猫用ペットヒーターおすすめ3選
猫のペットヒーターの購入の検討をしてみると、色々な種類があって悩んでしまいますよね!
猫があったかくなることはもちろん、飼い主さんも使い方が簡単で安全なペットヒーターを選びたいことだと思います。
初めてのペットヒーターの購入に悩んでいる方こそに、おすすめしたい商品はこちらです!
◆ほかほかマット ラウンドタイプ
毎年冬になると愛猫のお気に入りの毛布や湯たんぽなど、様々なアイテムで工夫して冬をやり過ごしている飼い主さんも多いことだと思います。
それらを準備する手間がなく、電源を入れるだけですぐに使用出来るマット型のペットヒーターは、需要が高いと言えますよね。
やはり最大の特徴は、高温になりすぎないので、火傷の心配も要りません。表と裏で温度が違うので、部屋の温度や寒さによってチョイスすることが出来ますよ。
そして留守中の心配事になりがちな、コードのトラブルですが、安全設計となっているので安心です。
丸い見た目も可愛らしく、この上で愛猫が丸まって眠っているだけで、嬉しい気持ちになれるようなペットヒーターです。
◆ほかほかマットDX ハードタイプ
就寝時や外出の際に、愛猫をケージに入れて生活をしているご家庭にこそおすすめしたいのが、こちらのペットヒーターです。
冬のケージは、上から毛布などをかけても十分に暖かくなることはなく、寒さ対策は難しさを感じてしまいますよね。
そのまま使うことはもちろん、ケージに取り付けて使用することも可能なので、ケージを日頃から愛用しているご家庭では重宝することでしょう。
電気代も抑えることが出来るので、エアコンを使用するよりも経済的ですよ!
◆おどるしろくまさんのもこふわ温熱マット
安全なペットヒーターを使いたいご家庭であれば、電気を使わず猫の体温で温かくなれるアイテムがおすすめです。
使い方も簡単な上に、あったかい起毛素材の生地が愛猫を優しく包み込んでくれます。
愛猫お気に入りの場所に敷いてあげるだけで簡単に暖をとれるグッズです。
洗うことも出来るので、冬ごとに新調する必要もありません。
猫用ペットヒーターを使う時の注意点は?
ペットヒーターのメリットが分かった上で、購入を検討される飼い主さんも多いことでしょう。
ペットヒーターを安全に使用するためには、どんな注意が必要になってくるのでしょうか。
◆低温火傷に注意する
適温でいつまでも温かいペットヒーターは、何時間でも眠り続けてしまうほど猫にとって嬉しいアイテムと言えますよね。
しかし、ずっとペットヒーターに当たり続けていると、低温火傷を起こしてしまうことがあります。猫は被毛に覆われているので、なかなか飼い主さんも気付きづらい症状の一つなので注意が必要ですよね。
愛猫を火傷させないためにも、ペットヒーターの説明書に記載されている連続使用時間や使い方を、しっかり守って使用することをおすすめします。
◆飲み水を用意しておく
猫がペットヒーターを使用することによって、体内の水分量は徐々に減っていきます。心地よくて何時間も眠り続けてしまった場合、脱水症状を起こす可能性も無いとは言い切れません。
ペットヒーターを使用しているお部屋には、必ず猫がすぐに水を飲めるように、新鮮なお水を用意しておいてあげてください。
猫がペットヒーターを使用して、何かしら身体に異変を感じるようなことがあれば、すぐに使用を停止し、動物病院に連れていくようにしましょう。
◆コードを噛まれない工夫をする
ペットヒーターには電気を使用する物も多く、コードをコンセントに入れるタイプの製品が主流となっています。
飼い主さんの留守中に、このような電気を使用するタイプのペットヒーターを使う場合は注意が必要です。電気が通っているときに猫がいたずらをしてかじってしまったり、水などをこぼしてコンセントにかかってしまうなどの事故が起こらないとは言い切れません。
留守中は飼い主さんも愛猫のことが気になっていると思いますので、不安要素が少しでも生まれてしまうようなら、留守中の使用は控えた方が良いでしょう。
まとめ
寒い冬になると、愛猫が快適に暮らすためには、家の中に色々な工夫をしてあげることが必要となってきますよね。猫は全身が毛で覆われているからといって、冬が得意な動物という訳ではないからです。
人向けの暖房機器だと温度が高くなりすぎてしまう上に、火傷や熱中症などを引き起こしてしまう可能性が高いのでおすすめは出来ません。
その反面、猫用のペットヒーターであれば、適温が保てる上に、使い方も簡単で安全に使用出来る商品がとても多いです。
そのまま使いたい場合やケージで使いたい場合など、ご家庭での受容性を考えながら選ぶと良いかもしれません。
是非ペットヒーターを利用して、愛猫があたたかい気持ちで冬を過ごせるような、環境づくりをしてあげてくださいね。
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