- 1.猫の抜け毛がたまりやすい場所は?
- 2.猫の抜け毛のおすすめ掃除方法
- 3.猫の抜け毛掃除を楽にするには?
- 4.猫の抜け毛の掃除方法まとめ
1-1.家具の裏には抜け毛が溜まりやすい
1-2.照明器具やエアコンは意外な盲点
1-3.空気の通り道も要チェック
1-4.フィルターに溜まった抜け毛も見落とさないように
1-5.見落としがちな幅木や本の上
1-6.キャットタワーにはたくさんの抜け毛が
1-7.壁にも毛は付着する
2-1.掃除の基本は「上から下へ」
2-2.高いところには化繊のハタキがおすすめ
2-3.フィルター類にはペンキ用の刷毛を
2-4.乾いた汚れには掃除機+刷毛
2-5.キャットタワーにはゴム張り軍手
2-6.壁に着いた毛は雑巾や粘着シートで
2-7.キッチンにも抜け毛は入り込む
3-1.こまめに猫のブラッシングをする
3-2.換毛期にはシャンプーも効果的
3-3.掃除しやすいカーペットを敷く
3-4.ペット用洗剤を使う
3-5.掃除道具は取り出しやすい場所に
3-6.猫の毛が入り込みにくい工夫も大切
3-7.家具などの配置の見直しも
猫の抜け毛がたまりやすい場所は?
猫と暮らしていると、毎日の抜け毛の掃除は欠かすことができません。また、春と秋の換毛期には、普段以上に毛が抜けるので、よりしっかりと掃除をしたいものです。
まず抜け毛が溜まりやすい場所を押さえておくと、効率的に掃除をすることができるので、チェックしていきましょう。
◆家具の裏には抜け毛が溜まりやすい
部屋の隅に抜け毛が溜まってしまうのは、猫と暮らしている方には当たり前の光景です。また、家具の隙間や裏側、ソファやベッドの下などにも毛は溜まってしまいます。
ソファを置いている場合は、ソファのクッションの間にも毛が入り込んでいるので、こまめにチェックしましょう。
◆照明器具やエアコンは意外な盲点
猫の毛は非常に細く軽いので、照明器具やエアコン、背の高い本棚の上やカーテンレールなど、天井に近い場所にも舞い上がって溜まってしまっています。
普段の掃除ではあまり手を付けない場所なので、気づいたときには驚くほど溜まっていることもあります。
◆空気の通り道も要チェック
窓のサッシの溝や障子の桟など空気の通り道になっている場所にも、猫の抜け毛は溜まりがちです。見落とさないようにしましょう。
◆フィルターに溜まった抜け毛も見落とさないように
猫と暮らしている方にとって、エアコンや空気清浄機などは必需品といえるでしょう。
これらの家電やキッチンのレンジフードのフィルターにも猫の毛は溜まりますので、定期的な掃除を心がけます。頻度は、一般的なご家庭よりも多めにしましょう。
◆見落としがちな幅木や本の上
床に近い幅木や並べた本の上にも、埃と一緒に猫の毛が溜まっています。特に幅木の汚れは気づきにくいので、見落とさないようにしましょう。
また、本棚やカラーボックスなどの棚の奥にも猫の毛が溜まりがちですが、目が届きにくいので意識的にチェックするといいでしょう。
◆キャットタワーにはたくさんの抜け毛が
猫が好んで過ごすキャットタワーには、当然のことですが、たくさんの毛がついています。しかし、高さのあるキャットタワーは人の目が届きにくいので、つい見落としがちです。定期的なチェックを心がけましょう。
◆壁にも毛は付着する
静電気が起こりやすい時期には、壁に猫の毛が付着することもあります。床や棚の上など「平面」とは違い、普段意識しない部分なので、意識的にチェックするとよいでしょう。
猫の抜け毛のおすすめ掃除方法
猫の抜け毛が溜まりやすい場所をチェックしたところで、次は、おすすめの掃除方法をご紹介します。掃除方法のポイントを知ることで、毎日の掃除を楽にしましょう。
◆掃除の基本は「上から下へ」
下から上に掃除をしていくと、せっかくきれいになった下の方に、上からまた埃や抜け毛が落ちてしまいます。
抜け毛の掃除に限らず、掃除は「上から下へ」が基本です。まず、エアコンや照明器具などをきれいにしてから、家具の上、ソファやテーブルの上と、順々に下へと進めましょう。
◆高いところには化繊のハタキがおすすめ
高いところには、主に細くて軽い毛(アンダーコート)が溜まっています。
おすすめは、柄の長い化繊のハタキです。静電気で埃や毛を吸着するので、舞い散ることがありません。エアコンの上や照明器具の笠には、ヘッドが曲がるものを使うと便利です。
また、猫が飛び乗るところには太めの毛(オーバーコート)も溜まっているので、ハンディ掃除機も使うとよいでしょう。
◆フィルター類にはペンキ用の刷毛を
エアコンなどのフィルターには、ペンキ用の刷毛と掃除機を一緒に使いましょう。掃除機の吸い込み口を当てながら、刷毛で汚れや毛を掻き取るようにします。
刷毛は、100円ショップで売っているものでも大丈夫です。また、掃除機のブラシノズルを利用してもいいでしょう。
◆乾いた汚れには掃除機+刷毛
掃除機と刷毛のコンビは、フィルターの汚れ以外にも、乾いた汚れ全般に使えます。
籐のカゴや猫ちぐらを好む猫は多いですが、編み目に埃や毛が溜まってしまいます。編み目の奥に溜まった汚れも、刷毛で掻き出しましょう。
また、サッシや敷居の溝に溜まった毛は、掃除機だけでは取り切れないことも多いですが、乾いていれば、刷毛を併せて使うと簡単に取れます。
さらに、障子の桟に積もった汚れにも刷毛を使うといいでしょう。毛先を軽く当てるのがコツです。
◆キャットタワーにはゴム張り軍手
高さがあり、掃除機をかけにくいキャットタワーには、ゴム張り軍手が便利です。普通の綿の軍手でも大丈夫ですが、ゴム張り軍手の方がよく毛が取れます。
両手に着けて撫でるようにすると、繊維に絡んでいる毛を集めることができます。集まった毛は、ゴム張り軍手のままでつまんで簡単に捨てられるので、便利です。
◆壁に着いた毛は雑巾や粘着シートで
静電気で壁に着いてしまった猫の毛は、雑巾や粘着シートを使って取りましょう。
◆キッチンにも抜け毛は入り込む
キッチンには、猫を入らせないようにしている方も多いでしょう。それでも、猫の毛は服に着いたり、空気の流れに乗ったりして、キッチンにも入り込んでいます。
油で固まってしまわないうちに、こまめに拭き掃除をしましょう。
猫の抜け毛掃除を楽にするには?
抜け毛の掃除は毎日のことなので、少しでも楽にしたいものです。抜け毛掃除を楽にするポイントがいくつかありますので、ご紹介します。
◆こまめに猫のブラッシングをする
まず大切なのは、こまめにブラッシングをすることです。特に換毛期には、毎日大量の抜け毛がありますから、毎日ブラッシングをしてあげましょう。部屋の中に飛び散る毛の量を、格段に減らすことができます。
ブラッシングは猫とのスキンシップにもなりますし、病気の発見につながることもありますので、ぜひ日課として生活に取り入れてください。
ただし、猫が嫌がらない程度で済ませ、嫌がる子は徐々に慣らしていくといいでしょう。
また、猫用のブラシにもいろいろな種類があるので、季節や長毛か短毛かなど猫の種類、猫自身の好みなどに合わせて選んでみてください。
◆換毛期にはシャンプーも効果的
猫は、基本的に自分でグルーミングをする動物なので、シャンプーをする必要はあまりありません。しかし、シャンプーをしてあげると不要な毛を取り除いてあげることができるので、換毛期にはシャンプーを取り入れるのもおすすめです。
一度で不要な毛が全て落ちるわけではないので、間隔をあけてシャンプーを繰り返してあげるとよいでしょう。
ただし、シャンプーを嫌がる猫も多いので、ストレスにならないよう様子を見ながら、シャンプーをするかしないかを判断してあげてください。
◆掃除しやすいカーペットを敷く
フローリングは滑りやすく、猫が関節を傷めることもあるので、ラグやカーペットを敷いている方も多いでしょう。
しかし、普通のカーペット類は繊維や起毛に猫の毛が絡みやすく、掃除機をかけてもなかなか取れなくてお悩みではありませんか?
最近は、ペットの抜け毛が絡みにくく掃除のしやすいカーペットがありますので、こういった商品を利用することをおすすめします。掃除機をかけてもずれにくく、また汚れたところだけ取り外して洗うことができる吸着式のタイルカーペットを利用すると、さらに掃除がしやすくなります。
◆ペット用洗剤を使う
普段のお洗濯に、ペット用に開発された洗剤を使うのもおすすめです。
ペット用洗剤には、ペットの臭いを軽減する効果のほか、洗うたびにペットの抜け毛が離れやすく、またくっつきにくくなる「離毛効果」がある商品があります。タイルカーペットなどを洗う時に利用すると、毛がつきにくくなるので、毎日の掃除が楽になります。
ペット用に開発されているので、猫が洗濯物を舐めても安心な成分で作られている商品が多く、安全面でもおすすめです。
◆掃除道具は取り出しやすい場所に
猫の抜け毛の掃除は毎日のことなので、つい面倒になりがちです。掃除道具を取りに行かなければならないと、より億劫になり、「後でやろう」となってしまいます。
掃除道具を猫の出入りする場所それぞれに置くようにすると、気づいたときにササっと掃除をすることができます。
粘着シートやハタキなどは、クローゼットなどにしまい込まず、取り出しやすい場所に置きましょう。カゴなどにまとめて収納すれば、部屋の中が乱雑に見えることもありません。
粘着シートなどやカゴは、100円ショップでも購入できるので、各部屋に用意しておくとよいでしょう。
◆猫の毛が入り込みにくい工夫も大切
本棚などの棚の奥に入り込む毛は、棚に布を掛けることで入り込みにくくすることができます。部屋のインテリアに合わせた布を使えば、見た目もスッキリするのでおすすめです。
◆家具などの配置の見直しも
家具を少し壁から離して置くと、裏側に入り込んだ毛の掃除がしやすくなります。また、毛が溜まりやすい場所を減らせるよう、家具や猫用グッズの配置を見直してみることも大切です。
猫の抜け毛の掃除方法まとめ
抜け毛が溜まったままにしておくと、カビなどのエサになり、アレルギーの原因にもなりますから、こまめに掃除をすることは猫との暮らしには必須です。しかし、毎日のこととなると億劫になりがちなので、できるだけ簡単に楽にしたいものです。
猫の毛が溜まりやすい場所を把握して、それぞれの場所に合った道具と方法を利用すると、効率的に掃除ができて楽になります。
また、毎日のブラッシングや換毛期のシャンプー、毛のつきにくいカーペットやペット用洗剤などの抜け毛対策用の商品も積極的に取り入れましょう。
できるだけ楽に抜け毛の掃除をして、猫との生活をより楽しいものにしてくださいね。
ライター/SHINO
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